感情のメカニズムを正確に理解して思い通りの人生を楽しむ
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
思考を停止して自分の内面を覗く練習をしとくと、いざという時に客観視・俯瞰して観測や考察ができるようになります
不安は下腹部、怒りは胸あたりに溜まりやすいので、イライラやモヤモヤを感じたらそれらを実際に観察する練習をしましょう
慣れると感情を根本からクリアし、常に冷静に思考できます
というお話ですが、これも比較的いつも色んなところでお話ししている「感情のメカニズム」についてですね。
感情を味わい尽くす、心と向き合って自分の感情をクリアすることで、思考もクリアになり、心と脳が最も正常に動き出す、っていうと変な表現ですが、自分の思い通りに機能させることができる。
それによって、人生が思い通りになっていく、というプロせずを何度も何度も解説していますよね。
なので、今回も基本に則った、一番ベーシックなやり方を紹介していきたいと思います。
大分詳しいこともちょろちょろとお話するようにしてきてるので、繰り返し聞いてくださってる方には何となく伝わってるかな?とも思うのですが
それでもやっぱりピンと来ない部分、何だか分かったような分かんないような…っていう部分もたくさんあると思うんですよ。
それもそのはずで、僕自身も師匠に教わってる時に何度も言われたんですが
「これはお稽古事と一緒で、自分の体を通じて実感していく、実感を積み上げていくことでしか体得できないものなので、頭で理解しようと思ってもさっぱり分からないはず。
だから、とにかく全部を理解しようとせずに、まずはやってみること。
そして、自分の体で何が起きてるかを実際に試してみて、体感してみることが大切ですよ」っていうのを、ずーっと指導してもらったんですね。
僕自身、今では全く同感です。
本当に最初は、頭では分かった気になるんだけど、その「分かった気になっていること」自体が真意を分かってないってことだったりするので
自分の体を実際に使ってみて、体感してみて、味わってみて、意味が分かってくる。
体が理解してくる、ってことだと思うんですね。
実際に、感情というエネルギーが身体の内側に発生するのをまず体感してみる。
身体の内側といっても、具体的には「首から下、股間から上、手足は含まない」部分なんですね。
手足や頭は考えずに、体の幹の部分のことを指して言っています。
この幹の部分で、エネルギーが下の方に蠢いたり、上の方に移ってきたり、という反応が起こります。
それ以外の部分で感じる痛みや不快感は感情の仕業ではなく、ケガや痺れや何らかの別の要因があるのでしょう。
基本的に感情っていうのは、この幹の部分で発生するといわれています。
で、首から上の部分ってのはどうしても脳を中心とした領域なので、頭で考え過ぎて頭痛や発熱したり、体調不良による発熱や不快感を覚えることもあるでしょう。
あくまでも「感情と向き合う」という感情のメカニズムの話、または内観や心のデトックスってテーマに関して言うと、この体の幹の部分を意識するっていうのをまず覚えておくといいかもしれませんね。
で、実際に「感情とはエネルギー」と僕らが呼んでいる、ここでの感情っていうのは不安・不満・怒り・孤独の四種類、この四つの感情を指してエネルギーと呼んでいます。
それ以外にも感情って色んなものがあると思うんですよ、恐怖とか歓喜など。
それらはまた別で、細かいことを言うと「一次感情、二次感情」みたいなものがあって、一次的に感じる感情が発展して二次感情になる、みたいな表現をする人もいるんですね。
恐怖なんていうのは、僕の感覚からすると、怒りが恐怖になるっていう感じ。
怒りがまず一次感情で、それが二次感情では恐怖になったり。
もしくは、孤独や心配、不安が恐怖に転換されるっていう風にも僕の中では何となく実感があるので解釈できるんですけど
その一次感情、二次感情っていうのはまた別のメソッドで、小難しい話になっちゃうので一旦置いといて
僕がいつもお話ししている「内観するために自分の体内で感情を味わいましょう、エネルギーとして体感しましょう」といってるのは、四種類のエネルギーのことなんです。
具体的な発生部位も分かれていて、不安が一番下、股間の辺りというか、尾てい骨とか性器の部分っていう風に言われます。
チャクラがその辺にある、という表現をする方もいますね。
ヨガを習ってる人、インド式の東洋医学を勉強してる人などは、体の位置によってチャクラがあるという表現をされる方もいらっしゃるんですが
体の幹の、一番下の部分、そこが不安というエネルギーが発生する場所。
で、下から順番に、不安、不満、怒り、孤独なので、不安が一番下、不満が下腹部からお腹の辺り、怒りがみぞおちの辺り、孤独が胸の辺り。
孤独→胸の辺り
怒り→みぞおち
不満→腹の辺り
不安→尾てい骨
そこに、実際にエネルギーとして、何かがある、何かが発生するってのを感じられるんですよ。
これは思考を停止して深呼吸し、自分の内側に意識を降ろすっていう練習をしてると、本当に感じます。
不安になったら、下の方が何かモヤモヤとしたり、ズシンと重くなったりする。
不満を感じたら、お腹の辺りで何だか胃もたれのような、気持ち悪いような感じがする。
怒りはみぞおちの辺りがカッと熱くなったり、何かトゲトゲした痛いもの、熱いものを感じたりする。
孤独はギューッと胸の奥の方が締め付けられたり、ポッカリ穴が開いたように感じたりする。
という風に、実際に何らかのエネルギーや現象を体感できるんですよ。
それらを実体験と共に理解する、頭で理解して体でも体験すると「あ、本当に感情ってエネルギーなんだなぁ」っていうのが実感できます。
これを味わい尽くす、つまり「エネルギー体の感情がそこにある」ということをそのまま観察して、受け入れるんです。
何をする訳でもなくて、そこにある事実を観察する。
「あ、何かあるぞ…あるある…
あ、チクチクする…
ある…まだある…
ある…あるぞ… まだちょっとあるぞ…
あぁ、薄くなってきた…
あれ、もうないや…」
っていう風に味わい尽くす。
「何かをする」んじゃなくて、「何もしない」をする。
放置する、そのままにする、ただ観察する、みたいな。
「その場に感情が生じているのを許してあげる」という感覚ですね。
人によって、色んな表現ができるし、ピンと来る人と来ない人もいると思うので、僕もあの手この手で様々な表現をさせて頂いてますけど
僕自身がピンと来たのは、「そこに感情がエネルギーとして発生していることを許してあげて、観察する、見守る」って感じですね。
今までは、「そこに何か(感情)があっちゃいけないんだ!」と敵対視するみたいな感じで、押し殺してしまってたんです。
胸に痛みなんて感じてちゃいけないんだ、寂しさを感じちゃいけないんだ、みたいに。
で、何とかしなきゃ!と焦って、場当たり的な行動をしてしまって、ミスに繋がってしまう、というケースが多かった。
なので、そこに感情があることを許してあげる、それを観察してあげる。
「いいんだよ…そこにいていいんだよ…
あ、チクチクする…痛いよね…
イライラする…うん、そうだよね…
うんうん、分かる分かる」
っていう風に味わってあげる。
そうすると、フワーッと抜けていく。
これを練習することで、いつもお伝えしているように、「感情がクリアになると心が解放されて、偏った解釈から解き放たれた脳が、本来の自然な状態で思考し始めるので、冷静に客観視でき、世界がありのままに見えてきますよ」っていうところに繋がってくる。
なので、まずはその実感をしてみましょう。
今回は基本中の基本として、「感情ってのは本当にエネルギーとして体内で発生するんだ」という事実を実感してみてもらえると、そこから先のステップに進みやすくなり
それを毎日毎日少しずつ少しずつ、それこそお稽古事だと思って練習を続けていくと、ちょっとずつ自分の心が解放されていくのが実感できる。
心が解放されることによって、脳が解放されていき、思考がクリアになって、世界がありのままの、可能性だらけの世界に見えてくる
っていう不思議体験に近づけると思うので、是非試してみてくださいというお話でした。
ぬいぐるみパパでした。
※こちらの記事は全て音声メッセージの書き起こしです
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