自分の脳や心の仕組みをきちんと理解すれば簡単に攻略できる
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
いつでも楽しい事を思い浮かべて元気になれたら最高に楽チンですが、なかなかそうもいかないのが現実です
その場合は大抵「ネガティブな感情に思考が乗っ取られて楽しい事を思い浮かべるという発想すら出てこない」状態
人は忘れる生き物なので習慣化するまでメモなど部屋中に貼りまくると良いですよ
ということなんですが、僕はそもそもネガティブな感情という表現があまり好きじゃない、というのはここでもよくお話しさせてもらってるんですね。
感情に本来ネガティブもポジティブもなく、ただのエネルギーなので、生理現象と同じようにただ内側にフワッと生じるもの。
それを味わってあげれば、消えていく
ただそれだけのことなんだけど、その湧き上がった得体の知れない感情というエネルギーをどうしていいかわからないから、人は納得するために思考で解釈するんですね。
すると、そこで初めて、ネガティブだとかポジティブって評価が生まれる。
大抵の人は、ネガティブと判断をすることによって、「なんかムカムカする→これは怒りが原因だ→なぜ怒りがあるんだ?→そうか、あいつが悪いからだ!」って誰かを責めたりする。
つまり、全て脳が後づけで解釈してることなんですよ。
それさえしなければ、ただ感情のエネルギーがしゃっくりやゲップように、ただ意味もなく発生してるだけなので
エネルギーが湧いてきました
はい、今この辺りにあります
と受け止めて、じっくり味わってあげると、意外と早く消えていく。
気づいたら「あれ?なんでイライラしてたんだっけ」ってくらい、後腐れなくスーッと抜けていく
(これには練習が必要ですが)
という感情のメカニズム、心の仕組みというお話を、これまでも色んな角度から解説してきました。
そんな感情や心の仕組みとはまた別で、脳の仕組み、思考回路のお話になると、ポイントは「習慣化」なんですね。
夢実現のコツにも繋がりますが、「こんな未来が訪れたらいいな」という風に、楽しいこと、ウキウキワクワクすることを、常に頭の中に思い浮かべておく
まるで脳内にポスターを貼っとくように、永遠に止まらない映像をループ再生しとくように、ずっと頭の中に楽しいイメージ、ビジョンがあったら、いつも元気でいれるじゃないですか。
これが一番楽で効率の良い発想なんですね。
こんな発想するのは珍しいのかな?
僕は結構そういう考えを小さい頃から持ってたんですよ。
「いつも楽しいことを考えてたら楽しいのに、なんで楽しいことを考えられないモードになっちゃうんだろう?」っていうのが自分でも不思議で
「楽しい映像がいつも頭の中で流れててくれたら、いつも元気でいれるのになぁ」なんて考えてたんですけど
大人になってから詳しく研究していくと、そこには最初に解説したように、感情と脳の関係性が由来してる。
感情が影響して、思考がグイッと引っ張られて、勝手に解釈してしまう。
その根っこの部分には何があるかと言うと、幼少期の辛い記憶やトラウマがある
っていう、専門的な勉強していくことで、「あぁ、なるほど!だからだったのか!」と答え合わせができたんですね。
まぁ、わざわざそんな難しいことを考えなくても、とにかく頭の中に四六時中楽しいことが思い浮かんでる状態なら、そりゃ私もあなたもニコニコできるよね
だけど、それができないのが人間だよね
っていうのが現実なんですよね。
だったらどうしたらいいかと言うと、まず認識を改める。
冒頭でも触れてるように「人は忘れる生き物」で、脳の中に「忘れる」って仕組みが、もともと機能として備わっている
忘れるというのは欠陥でも欠点でもなく、そういう機能なんです。
「記憶する」って機能と同じように、「忘れる」って機能が標準装備されてる。
大切な機能の一つとして元から備わっていて、それがないと人間には不具合が生じるんです。
痛みとか辛い記憶とか、覚えていると生きていく上で支障が出るような事は、なるべく忘れないといけないから。
逆に鮮明に覚えていたら、辛くて仕方ないですもん。
想像してみたら、その重要性もわかりますよね。
例えば、人生で最大の苦痛って、何だと思います?
一番簡単な例えで言うと、人間誰しも、生まれる時にお母さんの産道を通って出てくる、あの時がものすごい苦痛なんですよ。
でも、誰も覚えてないでしょ。
大人になってから、「あの時つらかったよー!あんな狭い所を通ってきたんだもん」なんて言ってる人、いないじゃないですか。
頭蓋骨とかズレますからね?
あんなに骨をミシミシ言わせながら出てくるの、本当に苦しかったよ、痛かったよなんて、誰も記憶してないでしょ。
極端な例ですけど、それほど忘れるという機能は大切で、意義のあるものなんです。
なので、忘れること自体は悪いことではなくて、否定する必要もない。
「人間は忘れる生き物ですもんね」っていう事実を、当然のこととして受け入れる。
その上で、「私はなるべく楽しいことを常に想像できるような自分でいたい」「夢を叶えるために、いつも夢を忘れない自分でいたい」と思うんだったら、それ用に対策したらいい。
メモを貼るとか、携帯の待ち受けにするとか
当たり前のことをやる人が、当たり前の習慣ができて、当たり前のように夢を叶えたり、楽しい自分、本当になりたい自分になっていく
っていう、当たり前の話なんですね。
僕も起業したての頃は、本当にあちこちベタベタ色んな所にメモを貼りまくって、自分の考え方を上書きするための環境を作ってました。
どうしたって、「こうなりたい」という願望すら忘れるのが人間なので。
いくらビジネス書を読んで感銘を受けても、セミナーで講師のメッセージが心に響いて「明日から頑張るぞ!」って決意しても、すぐにその感動すらも忘れるのが人間という生き物なんだから。
忘れたくないんだったら、目に映る所に貼っとけばいい、ただそれだけ。
僕がよくやるのは、パートナーや友達、家族など大切な身近な人と一緒に取り組む。
SNSでいつも一緒の仲間でも誰でもいいですが、すぐにチームを組んで、人を巻き込むようにするんですよ。
例えば、「私はこういう考え方をしたい、こんなセルフイメージを確立したいんです。
だけど、思考パターンはまだまだ今まで通りで、いつもこんな風に嫌な表現をしてしまう。
またそのうち無意識に、こんな風な言い方や口癖が出てきて、すごく自分を責めるような自己否定的な表現をしちゃうかもしれない。
でも、それはただ、そういう習慣が抜けないだけで、私が望んでることではないの。
だから、私の口癖や思考癖に気がついたら、変わりたい!って思ってる私のことを思い出して、「前の癖が出てるよ!」って思い出させてくれたら嬉しいんですけど、お願いしてもいいですか?」
という風に、リマインド機能として人を頼るんですよ、僕は。
そうやって実際に自分の口癖を直していった経緯があって、若い頃だったからそういう風にやってたんですけど
実は、いつもお伝えしてるように、心と向き合って、感情をクリアして、根っこの治療と言うか根本を解決しちゃうと、考え方自体がガラッと変わるようにできてるんですよね、人間って。
抑圧した感情があって、その根っこから枝葉が伸びて、思考が影響を受けて、脳が独自に解釈するから、物事の捉え方が人によっては歪んだりする。
だから、思考や発言っていうアウトプットの部分を変えたいなら、根っこを変えちゃえばいい
っていうのが根本治療の発想で、それを教わってから、僕は今はそれしかやってません。
だから、口癖を変えるとか、考え方を変えるとか、メンタルトレーニング的なことは、今は一切やってません。
なぜなら、根本を変えた方が話が早いからね。
だけど、それを理解して実践するのはなかなか難しくて、ピンと来ない人も多いので
まず試しに、思考を上書きするっていうのも、両方やってみたらいかがでしょう。
こういうのを根本治療と対処療法って表現しますが
表層の、思考や行動を変える、上書きしていくための方法なども、僕はトレーニングを受けたり勉強してきて知ってるので、一応それもお伝えしてますが
何度も言うように、それはそれで試してみてもいいかもしれないけど、一番大切なのはいつも言うように
心と向き合うこと、感情を味わうこと
本来の自分、内面と常に向き合いながら、心の声を聞くことが一番大切ですよ、っていうの最後に付け加えておきたいと思います。
ぬいぐるみパパでした。
※こちらの記事は全て音声メッセージの書き起こしです
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