本当の自己承認とは生き物としての全てを丸ごと受け入れること
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
人間は環境に影響される生き物なので、天候が不安定な時や周囲の人がイライラしている場所では自分の心も不安定になりがちです
これは当たり前のことなので「あなたに落ち度は全くありません」
こういった普段見落としがちが当たり前を意識することで自己承認でき本来のありのままの自分を取り戻せます
ということですが、僕がよく使うフレーズがあって、普段はほとんど無意識に言ってることも多いんですけど、「何も悪くない、誰も悪くない」という表現
良いも悪いもない、ただ現象があるだけ
○○という理由があるから、心の動きは当然こうなる
↓
その心、感情に影響されるから、思考パターンがこうなって、必然的に○○という行動になってるだけ
↓
つまり、理論的に考えたら、○○という環境では誰でも○○になる
って答え合わせができただけであって、誰も悪くない
というのが、僕のいつものパターンなんですよ。
僕の話をずっと聞いてくださってる方は「またいつものヤツだな」と思うかもしれないですね。
結局は、何も否定する必要はない。
いちいち否定するのって、疲れるんですよね。
誰かを否定する、誹謗中傷する、っていうのは、鬱憤晴らしでやる人もいるかもしれませんが、それってなんだか気持ちよくなってるふり
ふりと言うか、そう感じるような錯覚に陥るかもしれませんが、実際やってることは「自己否定の代替」
自分を責める代わりをやってるだけで、他人を否定する人ほど強烈な自己否定の塊なんです。
自分を認めてあげれてないから攻撃的になる、それだけのことなんですね。
どっちにしても、生産性もなく、しんどいだけなんですよ。
なので、否定することを辞めると無駄なエネルギーを消費しなくなるので、すごく楽になるし、元気が出て健康になれる、本当に体調も良くなるってのは明らかなんですね。
で、話を戻しまして、感情は常に揺れ動くもので、テンションも高かったり低かったり移り変わるのが人間という生き物で
心の浮き沈みがある、安定な時も不安定になる時もあるってのが自然な状態なんですよ。
そういう風にデザインされて人間は生まれて来てるんだから、そういう生物なんだから
そこに、良いも悪いもある訳がないんですね。
にも関わらず、こっちが正しい、こっちが理想、という考え方をしてしまう人が多い。
人間は本来そうなるようにデザインされてるんだから、天候によって色々感じたり、周囲の影響を受けて嫌な気持ちになったり、その時々で変わるのが当たり前なんです。
誰でも心がザワザワする事ってあるじゃないですか。
ない訳がないんですよ。
にも関わらず、落ち込むのは良くないとか、イライラするのは器が小さいせいとか、って考えて無理矢理コントロールしようとするのは、明らかに不自然なんです。
そんな事しなくとも、一番簡単なのは、イライラしたりザワザワしたり色んな影響を受けるって状態を丸ごと認めること。
それが自然体だよね、そういうもんだよね、当たり前だよね、って全部ひっくるめて、丸ごと受け入れちゃう、飲み込んじゃう。
それこそが、自己承認に繋がるんです。
自己承認なんて堅苦しい表現を使うと、すごく偏ったイメージで勘違いされる人も多くて
癒やし系の本やブログなどで「大嫌いな自分、欠点だらけの自分を、丸ごと大好きってハグしてあげよう」みたいな、何もかも大袈裟に捉える方もいますが、そんな大層なことじゃなくて
ただ、ありのままを受け入れることなんです。
生物として、当然こういう風に心が動くよね
こういう風に、思考のパターンもあるよね
こういう風に感じてしまうと、こういう判断をしてしまう場合も当然あるよね、と。
生物学的って言ったら難しいですが、生き物として当然の結果だよねというレベルの話。
原因があって、結果が起こる
こんなアウトプット、発言をしてしまうのは、こういう心理だったから
そのプロセスが理解できると、「なるほど、そりゃそうだよね」と納得できる。
この、最後に「そりゃそうだよね」、だって人間だもん、と受け入れるのが自己承認なんです。
これって、特に褒めてないんですよ。
自己承認、自分を認めるっていうと、無理矢理褒めなきゃ!認めなきゃ!って力む方がいますが
特に褒めようと思ってない、認めてあげようと思ってない
自分を許してあげようとかも思ってない
でも、これが本来の「赦し」なんです。
そのままでいいんだよ
だって、そう生まれてきたんだもん
そうデザインされた、そういう生き物なんだもん
それが人間なんだもん
これが、赦しであり、自己承認なんです。
落ち込んでる時に「こんな後ろ向きなことを考えてる自分がいけないんだ」っていうのは、「神様、私を罰してください」という懺悔みたいな発想で、必要なのはそういう事じゃない。
落ち込む、マイナス思考になる、自分を責める、世間一般で「あったらダメ」と言われるような発想や考え
それらは、浮かんでしまう原因、根っこが心の中にあるから、そうなっただけ
当然だよね、人間だもん
はい、自己承認のできあがり
って、本当にこれだけなんです。
一旦現実を丸ごと受け入れて、その後で、変えたかったら変えればいい。
原因があって、結果がある、それだけなんだから
結果が嫌なら、原因を見つめ直して、改善すればいいだけ。
で、いつもお伝えしてるように、その原因はどこにあるかと言うと、感情にあるんです。
だから、自分と向き合ってみて、感情の出どころを探る。
小さい頃の記憶など(具体的に思い出せなくても構いませんが)、心の奥の方から根っこが繋がってて、不安や怒りがくすぶってる。
そこと向き合ってあげると、感情が緩んで薄れていく。
その感情が心理に影響してたから、感情が抜けたら心も解放される。
心理が思考を偏らせ、フィルターをかけていたから、心が解放されると偏った解釈が外れ、思考がクリアになる。
思考がクリアになると、あなたから見える景色がニュートラルになる。
良いも悪いもなく、普通に、ありのままに見える。
起きている現象がありのまま見える、だから適切な対応が可能になる
という感情、心理、思考のプロセスを、繰り返し繰り返し、色んな角度からお話ししてるんです。
なので、特に大袈裟に捉える必要もなく、人間というのは環境に影響されて当然の生き物だと受け入れる。
そして、精神状態、心理状態というのは浮き沈みがあって当然
そういう風にデザインされてるんだから。
ずっとハイテンションでいたら、おかしくなっちゃうし、疲れるだけなので。
なので、時には落ち込んでもいい。
ポジティブ、ネガティブという言い方も本来はおかしいけど、そういう表現をすると伝わりやすいから使ってるだけなんです、僕的には。
皆さんも、そういう風に解釈していいと思うんです。
伝わりやすいように使ってるだけで、一般的にそう言われてるからポジティブ、ネガティブ、プラス思考、マイナス思考と言ってるだけで
そんな表現すること自体がおかしいよね、くらいな感覚で。
そんなもんねーよ!どっちが良いとか悪いとかねーよ!みたいな(笑)
だって人間だもん、浮き沈みあって当然じゃん、ってね。
そんな風に認識してあげることで、当然じゃんって言い切れるくらい当たり前になった頃には、実はあなた、100%自己承認できてることになるんですよ。
何が起きても「当然だよね、そういう生き物なんだから。原因があって、結果があるだけなんだから」と思えるようになった時、あなたは自己承認できている。
その状態で、「さて、これから何を変えていこうかな?」とニュートラルから考えたらいい。
自分の思考の癖、発言の癖、どっから切り込んでカスタマイズしていこうかな?と考えられるようになる。
なぜなら、自己否定が強いと「そんなの無理!」となる所を、ニュートラル状態だと「ここが問題だからこうなってた、そりゃそうだよね」と当たり前として分析、判断できるようになるから。
そりゃそうなるよね、今までそう生きてきたんだから
小さい頃から蓄積されてきたデータによって、自分を判断してるんだから、仕方ないよね、と。
抑圧された感情によって、心と脳が影響を受けた結果なんだから。
原因があったから、こんな風にうまくいかない、生きづらい人生になってしまった、そりゃ当然だよね
今さら責める悔やむも何もなく、当然の結果が出ましたよ、と。
人間だもの、仕方ないよね。
じゃあ、これからどうやってカスタマイズしよう?という話。
カスタマイズは自由、可能性は無限大。
いつからでもコース変更可能、いつからでもスタートできる。
というように、自己承認が終わった状態で、自分の好きなように思い描き、好きなように自分を書き換えていく。
そうすれば、本当に楽しい人生がいつからでもスタートできますよ、というお話でした。
ぬいぐるみパパでした。
※こちらの記事は全て音声メッセージの書き起こしです
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