ポジティブだとしても心に負荷がかかっていたら何の意味もない
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
多くの人が「明るく元気な状態がベスト」と思い込んでますが、実際には自然体がベストなので落ち込んでる自分も元気な自分と同じように大切です
無理してポジティブを目指すのではなく、いかに自然体の自分を受け入れることができるかを目指しましょう
どんな自分も承認できると簡単に幸せになれます
ということですが、本当に多くの人が極端に、偏った方しか見ない、というのが世の常ではあるんですけれど
「前向きになりたいです」とか「明るく元気なのがいいです」「私は暗くてマイナス思考なんです」とか、すごく悩んでる方もいるし
モチベーションアップの勉強をしたり、ポジティブシンキングになるトレーニングを受けたりしてる人もいて
なんかそういうのを見てると、僕が昔それで苦労していたのをよく思い出すんですよね。
そんなに無理せず、自然体でいいのになぁ、と。
だって、気分が落ち込んでたりテンションが下がってたりするのって、それがやっぱり楽というか、その時の自然な状態だから、そうなってる訳じゃないですか、当然。
なので、その状態から気分を上げるのって、どう考えてもしんどいことですよね?
「今日はあまり体調がよくない」とか「精神的に少し静かにしていたい」からこそ、テンションが下がってる訳で
明るくないのは、明るくない心の理由があるんですよ。
心の理由と書いて「心理」、じゃないんですか。
全ての現象には、そうなるべく心の理由っていうのが常に存在している。
もしくは心は体調と密接に繋がってるから、体調の理由があるのかもしれない。
どちらにせよ、心理状態っていうのは普段気づいていない、意識できてない、無意識レベルの自分のバランスを保つためのサインの役目もあって
時には、注意や警告を発している部分、SOSの場合もあったりしますよね。
心や感情の変化は、大事な大事なメッセージだったりする訳ですよ。
「なんとなく今日は静かにしていたい」って感じるなら、静かにしてることがベストなはずで
なのにも関わらず、無理やり明るくなろうとか、無理やり元気になろう、笑顔になろうっていうのは、どっかで自分の本心を封じ込めちゃってる、感情を抑圧しちゃってるということなんですね。
それでもポジティブを目指すことがどうして正解だと思い込んでいるのかと言うと、結局は自分で本心からやりたいと思っている訳じゃない、「仕方なく」という発想が習慣化してしまってるから。
仕事だから仕方ないという人もいるかもしれないですが、本心から望んではいないことに自分を合わせなきゃいけない、っていう生活が、もうあたかも当たり前だとずーっと刷り込まれてきて
「それが当然だよね」って思い込んでる人達が、それだと生きづらい、生きにくい、うまくいかないから、もっと周りのうまくいってる人と同じように、自分も元気にならなきゃ!って思ってしまう
という矛盾や思い込みの悪循環にハマってしまってるように見受けられるんですね。
ここで、ちょっと一旦落ち着いて、じっくり考えて欲しいんです。
幸せってどんな状態を指すのか深堀りしてみると、大抵は自分の心が落ち着いている状態、自分の心が穏やかな状態をイメージすると思うんです。
だとしたら、自分の心が幸せになっている状態を目指すのがベストであって、自分の心が幸せと反応していない状態をいかに減らせるかがポイントですよね。
楽しいっていう時が幸せの場合もあるけど、どちらにせよ自分の心が決めることで
自分の心がどう感じるか、というのが、自分が幸せか幸せじゃないか判断できる唯一の手段。
にも関わらず、その心が「今日は落ち着いていたい、大人しくしていたい」と言ってるのに、無理やりテンションを上げたり、前向きになろうとする。
それって、ようは心に負荷をかけてる、心に無理をさせる状態ですよね。
それがどうして、幸せに繋がる(と思い込んでる)のか?
それって、短期的、短絡的に考えたら、目の前の結果をうまくいくようにする、目の前の作業効率をよくするためには必要なのかもしれないけど
あなたの長い人生で考えたら、それってプラスですか?マイナスですか?と。
僕の考えでは、「人は、自分の人生で幸せを感じるために生まれてきて、今を生きている」と思ってるので
幸せな状態に自分が向かってないんだったら、一旦落ち着いて、「これって向かうべき方向、あってたかな?」って考えるべきだと思うんですよ。
僕はそうやって、結構何度も自分の人生のターニングポイントで、しっかり立ち止まって、一旦周りの情報をシャットアウトして、再確認することが多いですね。
自分の心と向き合う、っていうのを教わってきて、毎回ことあるごとに一旦立ち止まって再確認するようにしていて
その結果、自分が望む方向に進み続けることができ、自分の軸が確立され、自分の夢が実現できたって経緯があるんです。
明るく元気な状態、前向きな状態、常にポジティブな状態を目指すってことは、ひょっとして思考停止になってるだけじゃないか?
人に言われてるから、周りがそれを正しいって言うから、自動的に判断して、勝手にそれがいいと思い込んでるだけじゃないか?
それはひょっとしたら、すごく危険なことかもしれないじゃないですか。
心に負荷をかけ続けてる、リスキーな状態かもしれない。
その延長上で、もしかしたらメンタルヘルスを壊しちゃうかもしれない、鬱になっちゃうかもしれない
すごく危ないことになるかもしれない、って考えたら、一旦立ち止まって
「本当はどっちを向くべきなんだろうか?」
「本当は私って、どっちへ進むべきなんだろうか?」
そういうのもひっくるめて、心が出してくれてるサインだと思うんですね。
だから、それをきっちりと受け止め、「何か今日はおかしいな」と違和感を感じたら、ちゃんと向き合ってみる。
違和感すら感じないようになっちゃってるケースもあるんですけど、それでも自問自答を繰り返していけば麻痺した心もほぐれてくるので
「自分は前向きにならなきゃいけない」って思ったら、一旦立ち止まり、「それって本当かな?」って自分と相談してみる。
最終的には、それらもひっくるめて、自分らしくいること、自分本来の心の動きを認めてあげることが、自分の幸せに繋がる
イコール、自分を承認すること、自分の自然体を丸ごと全て受け入れることが、本当の幸せに繋がる
ということを思い返すためにも、一旦立ち止まる練習をするといいと思うので、お勧めしてみました。
ぬいぐるみパパでした。
※こちらの記事は全て音声メッセージの書き起こしです
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