外に何かを求めるより自分の内側を満たした方が話が早い
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
幸せな人は心が豊かで穏やかな状態なのですが、幸せでない方はそれがピンと来ない為にモノやカネや注目を求めたがります
心が豊かで穏やかとは自分自身を承認してる、つまり足りている、欠けてない状態
欠けてると思うから外から足そうと求めるのです
自分は欠けてない事に気づく方が実は近道ですよ
ということなんですが、ちょっと分かりづらい部分もあるかなと思い、補足しながらお話ししていきます。
「幸せな人ってどういう人だろう?」とじっくり観察したり考えたことがある人って、なかなか少ないと思うんですよね。
僕自身も、若い頃は成功を目指し、自分は今よりもっと幸せになれるはず!とがむしゃらに上を目指していましたが、今思うと具体的にどうなったら幸せなのか、全然わかっていませんでした。
その後、色々と勉強を始め、こんな夢を実現したい、もっとやりたい事がやれる、窮屈でない人生を生きたい、などと少しずつ目標も具体的になっていったんですが、それでも「それで本当に幸せになるの?」は一切わからないままでした。
やっぱり誰しもが通る道だと思うんですが、最初は「お金を稼げればいい」とか「出世すればいい」とかって考えてしまいがちだけど、本当にそればっかりを毎日毎日追いかけても、心が満たされる訳がないんですよね。
どこまで行っても一向に心は満たされず、ずっと焦ってせかせかしてる
これは一体何なんだろう、と。
幸せになりたくて、生き方を変えよう、方向性を変えようと思って一生懸命チャレンジしてるのに、一向に心が満たされないって
だったら自分のやってることは、何なんだろう?
って疑問に思い、次第に本心はこれで合ってるのかな?正しい方を向いてるのかな?と自分自身と相談するようになってきて。
周りの先輩やメンターからも「きちんと心の中を見つめてみなさい」「内観してみなさい」と教わってきたので、ある時期から意識を向ける方向を逆にしてみたんですよ。
情報や手柄を取りに行くというような、エネルギーや意識が外を向いていた時期から、意識を内側に向ける、矢印を自分自身に向けるようになってきて
僕は一体、何を手に入れようとしてるんだろう?
いくら頑張っても心が満たされない状態って、何がしたかったんんだろう?
これで果たしていいのだろうか?
と真剣に考えるようになり、じっくりと時間を取って、「自分の心が満たされてる状態とは、どんな状態なんだろう」というところから確認し直すようになったんです。
「本当に心が満たされてる状態の人って、どういう人だろうな?」と周りを観察するようになったり。
それまでは、外側の、しかも表面上のことにばっかり意識が向いてたのに対して、「本質って何なんだろう」と心を覗くようになったんですね。
で、自分が理想とする具体的に幸せな状態というのを分析するようになり
「それって、お金や地位、 名誉とか、そういうのは実は一切関係ないんじゃないか?」
と少しずつ気づき始めたんですよ。
そうなると、「それらを手に入れるためには、こうならなきゃいけない」という、今までやってきた成功するためのトレーニングやら何やらが、全て辻褄が合わなくなる。
あれ?成功こそが正解だと思ったから、成功するために元気で前向きになるべきだと信じてたのに、正解自体が変わってきたぞ、と。
確かに、元気で前向きなエネルギーは素晴らしいかもしれませんが、例えば自分がちょっとテンション下がってる時や、ちょっと寝起きだったり体調が優れない時にそんな人に会ったら、威圧されるじゃないですか。
じゃあ、元気ばっかりが正解じゃないのかな?
エネルギッシュで前向きばかりが正解じゃないのかな?と。
しかも、そういう人達といると、自分が落ち込んでる状態でいてはいけない空気になるし、すごく違和感があって居心地も悪くなりますよね。
あれ?こういう常にエネルギッシュでポジティブな人達といると、自分が楽な状態じゃなくなってしまうぞ?
っていうことにも気づき始めて。
自分が常に自分らしくいることが正解のはずで
誰と会っても、本来の自分でいられることが、きっと心の平穏にも繋がってて、幸せな状態だと思うんだけど
それだとしんどかったり、居心地が悪いって感じると言うことは、何かが違うんじゃないか、と。
そんな風に観察していくと、本当に心が穏やかで幸せな人って、無理をしない、無理をさせない空気の持ち主だということが分かってきて
一緒にいても、疲れないんですよ。
もちろん元気な時も居心地いいけど、元気がない時でも「そのままでいいんだよ」って思わせてくれたり
自分自身が「このままでいいんだ」って思えるような
自分にも相手にも、何も無理強いしない雰囲気
相手が無理してないからこそ、自分も「この人がこんなに自然体でいるから、私も楽に自分を出せるんだ」という空気感。
そんな風に、様々なケースを見てきて分かったのは、やっぱりお金やモノや人気があるから幸せなんじゃなくて、「幸せとは、心の中の状態のこと」なんだな、と。
何を持ってようと持ってなかろうと、私は十分満ち足りてますよ
っていう状態が幸せなんだな、と。
当然といえば当然なんだけど、心が満たされてる状態こそが幸せな訳だから。
ということは、心が欠けてるからこそ「もっと何か手に入れたい!成功したい!」っていう心理も実際に存在して
そう考えたら、前ばっかり上ばっかり向いてせかせかしてるのは、必ずしも正解ではないよな、ということにも気づけたんですよ。
だって、もっと何か手に入れたいイコール、裏心理は「私は足りていない」という状態ですからね。
これ、伝わりますか?
足りてないから、手に入れたくなる訳ですよね。
じゃあ、「今は十分足りてます。自分は満たされてます」の状態だとどうなるかって言うと
手に入れようと思うことすらしない。
なぜなら、満ち足りてるから。
で、そんな精神状態になると、実はもうその瞬間から、心理的に幸せなままでいられる。
つまり、物質的な豊かさ云々関係なく、心だけ先に満たされることは誰にでも実現可能なんです。
これをいつも、なるべく伝わるように、色んな角度から表現してる「幸せとは、心の状態」というメッセージの本当の意味なんです。
さらに言うと、成功も同じ。
成功だって、自分が成功と感じ、「この人生は成功してる!満たされてるなぁ」って自分が納得したらオッケーなので
すべては、心の中の、自分次第なんですよ。
ということは、外に意識を向け、何かを手に入れるために頑張るっていう発想自体が、実は自分の今足りてない部分にスポットライトを当てている状態なのかもしれない。
そうじゃなくて、足りてる部分にスポットライトを当てて
「あぁ、なんだかんだ言っても、自分は幸せだなぁ、豊かだなぁ、満たされてるなぁ、恵まれてるなぁ」って感じれることの方が、心が穏やかでいれるんじゃないか
本来目指してたのは、そっちじゃないのか
つまり、どこに行かなくてもいい、何者にもならなくていい
ここにいる状態、この今の自分で、オッケーなんじゃないか
という、自分だけの答えに繋がっていくのが理想的なんですよね。
外を向くんじゃなくて、内を見る。
内側と相談する、心と向き合う。
その結果、どこへ行かなくても、もう既に、私は、あなたは、満たされていて、ゴールに辿り着いてたんですよ、っていう結論に達して
あぁ、ここで良かったんだ
この私のままで良かったんだ
って実感できるかどうか、だと思うんですね。
その状態で、十分承認して、満たされて、そっからもう一度楽しくチャレンジする。
その満たされて、何も欠けてないから、焦る必要もない自分で、さらに楽しいこと、さらに叶えてみたい夢にチャレンジする
っていう方が、実は全然効率よく、色んなことがうまくいきます。
僕自身もそうだったので。
「自分は上を目指さなきゃいけない」じゃなくて、「ここで良かったんだ、今の私で良かったんだ」っていう自己承認の究極の形、核の部分に気づけてからの方が、夢実現は近道なので
自分が本心から納得するのは、なかなか難しいかもしれないんですけど
それでも何度も何度も、自分自身の本心と向き合ってみるのが、結局は一番お勧めですよ、遠いようで近道ですよ、というお話でした。
ぬいぐるみパパでした。
※こちらの記事は全て音声メッセージの書き起こしです
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