満たされてる自分で楽しい事だけ追求するのが本当の自己実現
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
過去の価値観だと「皆同じ」が幸せの大事な要素でしたが、これだけ自由に繋がれる現代は個人の本音こそが重要です
にも関わらず周囲と同じでないと不安な人は、明らかに自身の本音と感情が混ざり混乱してる状態
本当に皆と同じが好きですか?違う、不安なだけでしょ?
きちんと心と向き合いましょう
という話ですが、これは結構よくあるパターンで、本当に望んでいることなのか、ただただ自分の中に不安や孤独という感情や心の課題があり、みんなと一緒になりたい、誰かに合わせなきゃいけない、と思い込んでるのか
この「自分の課題から出ている願望」なのか「自分の本心が望む願望」なのか、区別がついてない人ってすごく多いんですよ。
伝わりますかね?
僕がいつもお伝えしている夢実現、自分にとっての楽しいを追求しようっていうのは、全てのネガティブな要素を解決した後の展開のことを指していて
自分の心の課題、寂しさ、孤独、不安感などを全部クリアした状態で、心が満たされている、これ以上何も望まない、今の自分に何の問題も感じないところからさらに望むこと
これが本心からの願望なんですよね。
自己実現とは、このことを言ってるんです。
もうちょっと分かりやすく言うと、悩んでいる人っていうのは現状はマイナスの状態だと仮定します。
プラスとマイナスって表現は僕もあまり好きじゃないんですけど、ここでは分かりやすい表現として使わせていただくと、自分は足りない、欠けてる、と感じてる人がマイナスな状態だとすると
そんな自分という個性を全部丸ごと受け入れて、足りなくないよ、こんな自分でいいんだよ、こんな自分こそが自分らしい自分なんだよ、とありのままの自分を承認できた時に、心が満たされゼロの状態になる訳ですよね。
マイナスが、一旦ゼロになる。
このゼロの状態っていうのが、善いも悪いもない状態。
あまり良い風に聞こえないかもしれないけど、ゼロっていうのが完璧な状態なんですよ。
ゼロの状態こそが、何も欠けてない、満たされてる状態なんですね。
ほとんどの人は、心が欠けちゃってる、お腹が空いちゃってる状態で夢を妄想するから「きっと自分の心が満たされるってのは大金持ちになることなんだろうなぁ」とか「すごい人気者になって初めて満たされるんだろうなぁ」って風に、過剰なプラスを思い描くんですけど
それは別に満たされてるんじゃなくて、逆のプラスに偏ってる状態なんです。
逆に言うと、別にそこまで行かなきゃ満たされない訳じゃなくて、人間というのは欠けてる部分が足りると満足するんです。
腹八分目というように、お腹が空いてる状態からちょうどいい状態になると、そこで満たされるんですよ。
それをゼロの状態って言うんですね。
なので、ゼロになりさえすれば、もうそこでクリアなんです、本来は。
それ以上のことを望むっていうのは、本当に楽しいことの追求、自己実現の追求っていう風にプラスへ向かっていく発想で、それは誰しもが行かなきゃいけない訳じゃなくて
そっちを目指さなきゃ幸せになれないとかじゃなくて
ゼロの状態でも十分幸せなんですね。
ゼロの状態というのが自分の欠けてる部分を補えた状態なので、そこからプラスを目指しましょうという話。
夢を追うんだったら、まずゼロの状態で満たされて、「私はもうこれ以上何を求めなくても満足だ。だって今困ってないし、心の傷も癒されてるし、本当に幸せだもの」という状態に一度なってから
「そんな私がこれからまだまだ続く長い人生の中で、何のために生きていったらいいんだろう?
悩むために生まれてきたのかない?いや、違うはず!
もっともっと自分だからこそ感じられる楽しいこと、気持ちいいこと、嬉しいことを追求していっていいはずだ!」
と気づき、新しいチャレンジをしたり、今までずっと叶えたいと思いながら蓋してた夢を改めて追っかけたり、っていうのが理想的ですよね。
なので、一番最初に目指すべきなのは、ゼロの「何も欠けてない」状態。
自分がもし今、悩みや不安や孤独を抱えているんだとしたら、まだゼロの地点に行けてないので、そのマイナス地点からいきなりプラスを目指すっていうのは2段階のハードルを越えなきゃいけなくなるんです。
この表現、伝わるかな?
一旦ゼロに行ってからプラスに向かうべきなのに、一気にプラスを目指すってなるとそれだけ感覚的にも距離が遠くなるから、あまりにも非現実的な事に感じるんですよ。
自分は足りない、欠けちゃってる存在だと思い込んでるマイナスな状態なのに「プラスを目指そう」っていうのはあまりにも無茶なんです。
だからストレスがかかる、だからものすごく頑張らなきゃいけない。
気合と根性だったり、モチベーションアップだったりというのが必要になってくる。
それはエネルギーの無駄遣い、非効率な遠回りだと僕は考えてるんですね。
なので、そうじゃなくって一旦満たされる。
十分満たされて、そこからさらにそれ以上の楽しみを追いたいなら追ったらいい。
でも、ゼロの状態で満足したら十分幸せで、もうそこでクリアなんだから、それで満足してもいいはずなんですね。
この区別を、ほとんどの人ができてないんです。
つまり、欠けている自分が不安で不安で仕方なくて追っかけている目標が「自分の本心が望んでる夢」と勘違いしている人がすごく多いので、まずは区別すること。
自分が今、本当はどうしたいのか?
「みんなと一緒に足並み揃えて進まなければいけない」と思い込んでるとしたら、それはあなた自身が本心から望んでいる夢や理想のライフスタイルではないんですよ、きっと。
それは、ただ不安だから、ただ孤独だから、って感覚ですよね多分。
なので、まずはそのごちゃ混ぜになってることを区別する、整理するためにも、自分の心と向き合ってあげる。
欠けていると思ってるということは、きっと孤独感や不安感があったりと、感情が原因となってそんな思いに囚われてしまってるので
そこはいつも言うように、心と向き合って、浮かび上がってきた「寂しい」って感情をしっかり味わってあげる。
そういう自分がいることを隠さないで、見て見ぬ振りをしないで、きちんと自分の中で承認してあげる。
他人にまでは見せなくてもいいけど、せめて自分自身は汲み取ってあげて、「自分はただ寂しいって感じてただけだったんだなぁ…」と理解してあげるんです、歩み寄って寄り添ってあげるんですよ。
そうすると、自分は背伸びして人と仲良くならなきゃいけない、コミュニケーションを上達させなきゃいけない、と思ってたけど「違う違う、それが本当にやりたい事じゃなくて、ただ寂しいと思ってただけだったんだ!」ということに気づける。
そこに気づけただけでも、すごく満たされる訳ですよ。
自分が「こんな自分ではいけない」って無意識に自分自身で否定してたのを、そうじゃなくて「そう感じてもいいんだよ」って受け入れてあげれるだけで、そのマイナスだった部分が一気に満たされてゼロの状態になるんです。
欠けてると思い込んでるだけで、実際は何も欠けてないんです。
実際は、いつでも満たされた状態になれるんです、人間というのは。
でも、それを「自分はマイナスです、自分は足りてません、自分は欠けています」と思い込んでしまってる。
これは、過去の思考パターンという無意識にやっている悪い習慣なんですよ。
なので、その思考パターンは働かせないようになるべく思考停止して、浮かび上がってくる感情を味わってあげる。
そうすると、マイナスという根拠がなくなるので、「あれ?私って別に欠けてる存在じゃなかったんだ…こういうことを感じても良かったんだ…こういうことを感じてる自分を認めてあげても良かったんだ…」となる。
これが、ゼロ状態です。
そのゼロっていうのが本来の完璧な、ニュートラルの自分っていうことなんですね。
このニュートラルな、可も不可もない、何も善い悪いもない、ゼロの状態でいると、自然と満たされて、「あぁ、これ以上頑張る必要もないのか。変わる必要もないのか。私は私のままでよかったんだ」って思えるようになる。
この状態をキープできるように内観トレーニングしていく、自分の感情と向き合ってゼロの状態の、本来の自分、ありのままの状態でいられるように、満たされた状態でいられるように練習を続けていく。
一旦満たされたらそのままでももちろんいいし、それ以上に何かやってみたいならチャレンジしてみてもいい。
「こんなに満たされてるなら、せっかくだったらさらに楽しいことを試してみてもいいよね」みたいに気軽にチャレンジできるような気分になってきたりもする。
そしたら、初めてそこから夢を追い始める、っていうのもアリなんですよ。
目指しても、目指さなくてもいいんです。
まずは、欠けていると思い込んでいる自分としっかり向き合って、受け入れてあげる、承認してあげるところからスタートすると、どんどん生きやすくなっていくので、是非実践してみてください。
ぬいぐるみパパでした。
※こちらの記事は全て音声メッセージの書き起こしです
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