凄い人と自分を比較せず本心から望む理想像を明確にしよう
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
「凄い人」と自分を比べて落ち込む方がいますが、本当にその人と同じようになりたい訳じゃないのに勝手に比べてしまうのは、劣等感や自己否定以前に「自分のなりたい夢が明確じゃない」からです
カテゴリーが曖昧すぎると全ての凄い人が自分を凹ます要因になります
最優先は「自分だけの夢探し」です
ということですが、漠然と「なんか凄くなりたい」って思う人もいるし、凄くなりたいとすら思ってないのに凄い人を見て「自分はダメだな…」って落ち込む人も結構いて
なんでそんなに比べたがるんだろう?って思っちゃう節もあるんですけど。
それも、いつも言うように、習慣化された思考パターンがそうさせてしまう、っていうことで。
そもそも、人間なんて所詮そんなもんですからね。
いつも僕が「自己否定は辞めましょうね」っていう話をしても、「わかっちゃいるけど自己否定が止まらないんです」って
否定してる上にさらに(そんな自分はダメと)否定してしまう癖が抜けない、という人も多いので
「もうそれは脳の機能なので仕方ないですよ」といつも話すんですけど。
貧乏ゆすりや歯ぎしりのような無意識の癖と同じように、否定する否定するダメ出しするダメ出しする、ってこれまでに何度も反復された思考パターンが勝手にぐるぐる回っちゃってるだけだから
癖になっちゃってるだけだから
もうその癖になってる習性、習慣化された思考パターン自体を否定しない(仕方ないと諦める)
もうしょうがない、直る時には直るから、と気軽に捉える。
貧乏ゆすりもすぐに止まらないじゃないですか。
癖っていうのは、反復されて、習慣になって、もう無意識の状態でも繰り返してしまうから癖な訳で
それを上書きする、違う習慣、違うデータを刷り込むことで元の習慣がなくなる、っていうのが「癖を修正する」ということなんですね。
で、思考パターンも「これじゃいけないんだ」なんて思ったところで、すぐに変わる訳がないんだから
ちょっとずつちょっとずつ上書きする。
新しい癖が身に付いていくのと同じプロセスで、「否定癖」を「否定しない癖」にちょっとずつちょっとずつデータを上書きしていく必要があって
そのためには、「まず自覚する事が大切です」っていう話をよくさせていただくんですね。
自分が無意識にやってるパターンが続いてるだけなんだ
これはもう、本当に生理現象と同じで、勝手にそういうモードに入って、勝手に繰り返してるだけなんだ
これには良いも悪いもないんだ
人間の機能として、癖が続いてるだけなんだ
っていうことをシンプルに受け止める。
で、その癖自体を悪いと思っているのも、そのパターンのせいでハマってるだけなんだ
だから自分を責めちゃってるんだ
その、責めちゃってる自分も、否定しないんだった
あ、また責めちゃってる
また癖が出てるんだなぁ
ってくらい、気楽に考えていくところからが入り口ですよ、っていう話をよくするんですね。
伝わるかな?この感覚。
結局、何でもかんでもパターンにハマっちゃってるんだから仕方がないよね、と。
それも、深刻に考えたらドツボにハマるから、気楽に行きましょうってことなんですけどね。
まあ、その習慣化された思考のせいで、劣等感を勝手に感じちゃうっていうパターンもあるんだけど
もう一つの切り口として考えるべきなのが、自分が本当にやりたいこと、自分が目指してる夢やビジョン、理想像っていうのが、みんなあまりにも曖昧なんだなーってすごく感じるんですよ。
僕は強烈に「自由になりたい」と切望し続けてたので、着実に願望実現できましたが
それも、元々は夢なんてキレイなものじゃなかったんですね。
ちっちゃい頃に厳しい躾や教育を受けてきたから、その窮屈な世界から解放されたいっていうのがまずは大きくて
自由になりたい、自分の心が満たされてる状態になりたい、って想いがすごく強烈にあったんですね。
だから、一時期は世間でいう成功ってのを目指して、セミナーに行ったりビジネス書を読んだりして、自分でも会社を立ち上げたりと色々やってたんだけど
しばらく突き進むうちに、「これすらも自分が求めてるものじゃないぞ?」って疑問や違和感を感じ始め、その度に軌道修正する、というのを何度も繰り返してきて。
それって結局、自分のやりたい事や目指すべき方向性が、言語化はできてないけどイメージとしては(潜在意識の奥の方に)あったんですね。
それは何かと言うと、いつも皆さんにも話してるような「無理しない、頑張らない、ありのままの自分でいる」こと
その状態で、心が常に穏やかで、幸せを感じれるようになる。
どこの誰の真似とか、誰々のようになる、とかじゃなくて、「僕の心が満たされてる状態」が僕の目的でありゴールであり
それを実現しているのが僕の夢実現であり、僕が幸せな状態であり、生きている理由である
っていうのが自分でも腑に落ちたから、日々それを実践しているって訳なんですね。
ここまでクリアになると、僕はもう「頑張らない」っていう手段、選択肢をずっと守るだけで本当に毎日幸せになれちゃってるのでオッケーなんだけど
それも、人に言われたから、教わったから従う、じゃなくて、自分で気づいて、自分で導き出した、「自分が100%納得できる答え」じゃないとまったく意味がないんですね。
ということは、イメージが曖昧で、なりたいビジョンが曖昧だからこそ、いろんな人を見ては劣等感を感じたり、なんか空回りして「自分はダメだ、自分はダメだ」と否定する癖から抜けられないってパターンにハマりがちなので
何はともあれ、まずはビジョンを明確にすることを最優先にする。
自分オリジナルの「やりたいこと」、自分だけの「本当に自分が幸せと感じる状態」っていうの明確にするのが最優先なんだ、ってちょっと意識の矛先、矢印の向きを改めてみる。
他人の良い所を見つける、観察する、勉強するってのも悪いことではないんだけど
最優先すべきは「自分の幸せ探し」であり
「自分の具体的な幸せ像」だと思うんですよ。
そのために必要なのは、具体的なモデルケースを自分に当てはめて、本心と照らし合わせてみること。
「あの人は凄くお金持ちだけど、むちゃくちゃ忙しそうだぞ。本当に私はああなりたいのか?」
っていうのを、本心としっかり相談してみる。
いつも言うように、自分の心と向き合って
「本当に私は、あれを目指すの?
目指すんだったら目指せばいいけど、本心からそれを望んでる?」
っていうやりとりを、納得いくまで繰り返す。
結局は、他人を見てどう感じるかじゃなくて、自分自身と向き合って、本心と相談して、の繰り返し
その単純作業をどれだけ真剣にできるか、だと思うんですね。
だから、夢やビジョンを具体化していくためにって理由で、まずいろんなケースを見て参考にするのは良いと思う。
最初は全然モデルケースがわかんないから、僕もどんな成功者が実際にいるのか見当もつかなくて、とにかく様々な成功パターン、幸せパターンを探りました。
「幸せな成功」といっても、とにかく幅広いから
ビジネスで成功した人
心の豊かさを実現してる人
いろいろ自己対話を続けながら自分なりの悟り、自分なりの幸福感を確立した人
有名な人、有名じゃない人
世間は誰も知らないけど、本当に周りから慕われてるような人格者
とか、本当にたくさんの、様々なモデルケースを見てきて(時には実際に会いに行ってみたりして)
「この人のここはいいな」「あの人のあの部分は素敵だな」
と、いいとこ取りをいっぱいして、自分なりに確立したのが、誰の真似でもない自分オリジナルの理想像
「決して無理しない、一切頑張らない」という僕のスタイルなんですね。
そういうのも、ちょこちょこと“いいとこ取り”しながら、あなただけの夢、幸せ像、理想のライフスタイルに対する具体性をどんどん積み上げていけば
向かうべき方向が明確になり、迷いがどんどん減っていくんじゃないのかな、と思ってこんな話を紹介しました。
ぬいぐるみパパでした。
※こちらの記事は全て音声メッセージの書き起こしです
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