心の仕組みさえ分かれば面白いように世の中を攻略できる
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
現実社会を見たくないって方が多いようですが僕は逆に社会の仕組みを知りたいと思い、追っていったら思考と心理の仕組みに行き着いたって感覚です
謎が解けると無茶苦茶面白いですよ
あんな怒鳴ってる上司は深層心理でママに甘えたかっただけとか
知らないから怖いだけで、仕組みを知れば無敵です
これ、本当にそうなんですよね。
この世界の「見えている様子」と、実際に「その奥で起きている現実」って、全然景色が違って
本当にこれって、難しい勉強しなくても、「自分の心を観察していき、そのパターンを相手に当てはめて考えた場合、どういう風に景色が見えるのかな」って視点を練習するだけで、誰でも世の中の裏の真実を見抜けるようになります。
僕がそもそも、最初はそういう流れで自分自身を分析、解読する所から始めて、人の心理、世の中(集団)の心理が紐解けるようになったので。
もともとお勉強ができるタイプじゃなかったし、自分の悩みを何とかしたくて、自分の心を追っかけていったのがきっかけなんですね。
これも、メンターに教わったことなんですけど、
「心理とか心理学っていうと、難しく感じるけど
『心の理由と書いて、心理』だから
心の変化には必ず理由がある、それを追っかけると心理がわかるようになるんだよ」
って聞いて、すごく勉強大嫌いだった若い頃の僕がパコーンと思い込みが外れて。
「心理って面白い!心の理由か!そっかぁ!
なぜ僕はこんなに悩むんだろう…なぜこんなに人に言われた事をすぐ気にするんだろう…
今まで散々答えを探してきたけど、そこには“そうしなきゃいけない心の理由”があったんだ!
じゃあ、僕の心の理由ってなんだろ?」
という風に、ただクヨクヨするんじゃなくて、謎解きをするモードで自分の心理を追いかけるようになり。
「僕には、こういう風に心が変化していく流れ、パターン、一連のプロセスがある。
それはなぜかと言うと、ちっちゃい頃、こういう風に嫌な思い出があって
あの痛み、あの苦しみを二度と繰り返したくない!っていう癖がついてるからなんだ」
って、段々と紐解けていったんですね。
そこから、「じゃあ、この心の仕組み、心の理由、心理パターンを、他の人に当てはめた場合、向こう側で相手はどういう景色を見てるんだろう?」と興味を持ち始め
自分を分析して、それを人にも当てはめてみる、ってのを繰り返していっただけなんですよ。
で、そのレパートリーをどんどんどんどん増やしていったら、大抵のことが納得できて、点と点とが繋がるようになった。
その後、もちろん専用的なことも多少は学んだから、お仕事としてカウセリングをすることもできてましたが、学校にも行ってないし特殊な勉強は何もしてないです。
ただ、詳しいメンターや先生、心理学や脳科学の専門家から直接いろいろ教えていただき
(というか、先に経験をし、そこで生じた疑問を投げかけていくパターン)
「なるほどなるほど、やっぱり僕が感じてたのは正しかったんだ!」と答え合わせをしながら、脳と心の仕組み、思考と心理にますます興味を持って
夢中で追いかけてるうちに、いろんなことが読み解けて、世の中の謎が解明できるようになったという、一連の流れがあるんですね。
で、その視点がもう普段の自分に定着すると、本当に面白いように、今まで信じてた世界、景色が全く違う風に見えてくるんですよ。
例えば、誰にでも怒鳴ってガミガミしてる人って、基本的には「心の中ではシクシク泣いてる」みたいな、ね。
全ては、ちっちゃい頃の自分が心の中で泣き叫んでる裏返しなんですよ。
社長さんでも上司でも、ガミガミガミガミ怒鳴って、毎日部下にワーワー言ってる人がいるとしますね。
その人は、心の中ではすごく怯えていて、孤独と怒りを溜め込んでいる。
まるで、ガミガミ言ってる本人がちっちゃくなって、心の奥底で小さい頃のようにエーンエーンと泣いている。
「誰も私を褒めてくれない…誰も私のことを認めてくれない…
ちゃんと私のことを見てよ!話を聞いてよ!理解してよ!よしよし頭を撫でてよ!
ママー!私のことを見捨てないでよー!」って泣き叫んでる映像が、重なって見えてくるんですよ。
※これは極端な例えですけどね
でも実際、本当にそういうことなんです、深層心理では。
なぜ自分の意見を強くて表に出してしまうのか、なぜ相手を潰そうとしてしまうのか、説教してしまうのか、というと
「自分が正しいことを証明しないと、居ても立っても居られない」という深層心理から生じてるんですよね。
では、その衝動はどこから来てるか追っていくと、大抵のパターンが「幼少期の辛い思い、認めてもらえなかった惨めな記憶」に辿り着くんですよ。
その頃のトラウマが強烈に心の奥深くに残っていて、でも本人は忘れてる。
それが、深層心理というものですよね。
顕在意識にはもう浮かんでこないから、本人はすっかり忘れてるけど、小さい頃に潜在意識下に刷り込まれた思い出
「誰も私を認めてくれない…だから何としてでも認められなきゃいけない!認められることが全てなんだ!」という刷り込み
『生きる=認めてもらわないといけないんだ』みたいな(幼少期の勝手な)思い込みが強烈に刺さってる人は、ずーっとそれを繰り返してる。
ちっちゃい頃から繰り返して繰り返して、反復反復反復してるから、思考パターンがもう完全に「承認欲求を前提とした物事の捉え方、考え方」しかできなくなっちゃってて
どんな出来事に対しても「自分の正しさ、自分の正義を押し付ける」っていう反応のし方をするし、そんな景色しか見えなくなっちゃってる。
だから、すぐ人のことを否定して、怒鳴りつける。
怒鳴りつける=私は正しい、という証明がしたい心理ですからね。
怒りがコントロールできずに、感情に飲まれてしまう、結果いつもイライラしてる、の繰り返し。
こういう仕組みがわかってくると、「あぁ…そうなんですね…あなたにもそんな過去があったんですか」みたいな感覚で観察できるようになってくる。
あれだけイライラしてガミガミして、おでこに血管を浮かべてたあの人が、実はよぉーく心の中を覗いてみると
「ママー ママー 助けてー 私を褒めてー」って泣いてるんだなぁ
と思うと、なんだかちょっと笑っちゃいません?
いや、笑っちゃうのは失礼だから、決して本人の前では笑わないけどね。
なんか…切ないなぁとは、いつも感じますね。
時々、こういったコミュニケーションや対人関係のお勉強をしていると、本やセミナーなどで
「ああいう風に感情的になってる人は愚かで可哀想なんです」と見下すことを対処法として教える方もいるんですけど
それって、僕にとってはあまり好きじゃない考え方で。
相手を見下すことによって、「感情に飲まれてる人と自分は別ですよ」って心理的にマウントをとるアプローチの仕方っていうのが、結構あるんですよ。
だけど、それをやってるって事は、見下す=自分が承認欲求に飲まれちゃってる
つまり、自分も同じことをしてるだけなんですね。
鏡の向こう側とこっち側、コインの裏と表、みたいなことなので。
誰かを見下す=自分が正しい、自分の正義を貫きたい=あなたが承認欲求で「ママーママー認めてよー頭をよしよししてよー」をやってるということ。
だから、本当に根本から心の課題を解決するには、「誰かを見下し否定する、誰かを攻撃する」とかって発想自体から抜け出さないといけなくて。
実際は、みんな同じことをお互いにやってるだけなんですよ、この世の中って。
「私は正しい」とか言い合ってる時点で、ちっとも前には進まない。
そうじゃなくて、ただの現象として「あの人はそういう心理状態なんだな」と受け止める。
そして「私が今、あの人に対して反感や苛立ちを感じるとしたら、私も同じ心理なんだな」と潔く認める。
私自身が「正しくなきゃいけない!私を認めてよ!頭を撫でてよ!ママー」をやってるんだな、と自覚をまずしっかりと持たなきゃいけない。
で、そんな自分も否定せずに、きちんと丸ごと受け入れる。
小さい頃の記憶が実際にあるんだったら、そこに潜っていき、焦らずじっくり向き合っていけばいい。
そんな記憶はないとしても、「大丈夫大丈夫、私は私」とマイペースに自分の心と向き合っていく。
そういったプロセスを踏んでいき、誰も否定しない自分を確立していく。
世の中そういうもんだよね、と全てをありのまま受け入れる。
みんな心の理由があって、心理があって、そこに紐づいた思考があって、思考が習慣化されて定着してるから、同じことを繰り返している
ただそれだけ
善い悪いじゃなく、ただそれだけの話。
そのパターン、そのスパイラルが嫌なら抜け出せばいいし、嫌じゃないなら居ればいい
だけど、「私は抜けたいから抜ける」と決意するなら、もう後はよそ見をせずに、しっかり自分の心と向き合っていく。
で、実際に抜けてみると、この世界がありのままに見えてくる。
世の中はそういう風に、いろんな個性があって、いろんな仕組みがあって、追いかけていくと結局みんな心の理由、心理の部分から派生してるんだなぁ、って気づける。
社会全体、現実世界は全部これの繰り返しで
そのぐるぐるで形ができてるんだなぁ、って仕組み自体を面白がれる、好奇心で眺めれるっていうパターンができると、本当に人生が楽しくなってくると思います。
所詮この世の中はすべてゲームなので、ゲームを攻略すればいいんだ!仕組みさえ分かっちゃえばいくらでも攻略できるんだ!って発想になると、どんどん面白くなってくるのでオススメですよ。
ってことで、ぬいぐるみパパでした。
※こちらの記事は全て音声メッセージの書き起こしです
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