好かれたい、嫌われたくないという発想でなく相手を喜ばすと考えよう
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
多くの人が「嫌われるのが怖い」と嫌われないような行動を意識しますが、好き嫌いは本人が決めることなのであなたにコントロールはできません
好かれる人は好かれるように行動するのではなく「相手を喜ばせる」行動をします
これらの区別がついてない人も多いのでまず普段の自分を見直してみましょう
ということですが、僕もこういう部分をすごく勘違いしていた時期が長かったんですよね。
自分自身の考え方の区別ってすごく大事で、これがごちゃ混ぜになっちゃってるから正しい判断ができない。
まず自分の中で、「自分は何をしたくて、そのためにはどの選択をしたら良いのか」はっきり区別と判断ができないと、選びようがないじゃないですか。
こういうのも普段から一つ一つ分析して紐解いていく、棚卸しするのが非常に重要で
頭の中の考えや、心の中の気持ちを定期的に整理する、棚卸しするのって、すごく大切な習慣なんですよ。
なかなかそういうことを一切意識せず、漠然とただ何も考えずに、でも本人は色々考えてるつもりで生活してる。
それこそが実は、無意識の思考パターンそのものなんですが、ただただ頭に流れてくるいつもの自分の考え方の典型的な思考回路、思考パターンに流されている。
普段から無意識に思考停止してる状態で、当たり前のよういつも同じような反応をしてしまう、同じような生き方を選んでしまう人の方がほとんどだと思うんです。
もちろんそれを否定する訳ではないですが、やっぱり自分がもっと生きやすくなるため、自分がもっと楽になるためには、自分が選びたい方向性を選択すべきで
それによって初めて、自分が本当に望んでいる通りの現象が起こる人生になるんですよ。
これ、ちょっと難しいかな。
「人生は全て、自らの選択の積み重ねで構成されてる」んですね。
例えば、自分の本心を覗いてみたら、「色んな人から好かれたい」という心理があったとします。
好かれたい、認めてほしい、仲良くしたい。
この心理的欲求が強くなると、「好かれたいから、好かれるような行動をしよう」とする。
それによって、自分が本当にしたいことじゃなく、「相手に好かれるための自分を演じてしまう」という嘘が始まるんです。
自分の心理が求めている方向へ、短絡的に考えて出した答えが「好かれたいから好かれるようなことをすればいい」
そうなると、結局は自分がやりたいことじゃなくて、相手に合わせることばかり選択するようになる。
つまり、ちょっと言い方は悪いけど、常に演技をして、偽りの自分を演じて、相手に合わせるっていう生き方を選んでしまう人がすごく多い。
僕自身、ずっとそれだったんですよ。
やればやるほど自分に負荷がかかり、ストレスを感じ、結局は望んでいたものも手に入らない。
自分の深層心理、自分の本当に求めていた願望と、実際やっていることにギャップが生まれて辛くなってしまう。
では、どうしたらいいか。
「相手の気持ちは、自分にはコントロールできない」
あなたは、あなたの内側しかコントロールできない、っていうのは当然ですよね。
相手が、あなたを好きになるかどうかは、あなたにはコントロールできない話であって
だけど、多くの人が「好かれたい、嫌われるのが怖い」と言って、無意識にコントロールしようとしてしまってるんですよ。
でも、それはどう頑張っても不可能なんだから、諦めた方が早い。
そうではなく、自然に周りから好かれる人って、自然と相手を喜ばせる人
その結果、相手が喜んでくれて、好きになってくれる。
こういうのって、心理を自分に当てはめて逆算すると簡単に解明できるんですよ。
自分がどういう人を好きになるのか探ると、なんだか嬉しくなるようなことをしてもらい、「あの人にこんなにハッピーな気持ちにしてもらった」から好きになる。
見た目、雰囲気、会話や仕草、相手からの何らかの刺激によって自分の内側に好意が自然と芽生えたから好きになる。
常に好きになる理由や定義がある訳ではないでしょうけど、自然にそう感じるもので
嬉しい、と自分が喜んだから、喜ばせてくれた相手のことを好きになる、ってのが心理の自然な流れだと思うんです。
それを逆算すると、「相手が喜ぶことをしたら自分が好かれる」という計算式が成り立ちますよね。
相手に好かれようとするんじゃなくて、相手が喜ぶことをしてあげればいい。
こんな風に、あっさりと、なるべくシンプルにシンプルに考えていけば、「そりゃそうだな」って納得できると思うんです。
『似て非なり』という表現を、僕はすごく大切にしていてるんですね。
若い頃は、もう何が正しいのか訳がわかんない!ってよく悩むことが多くて
人に言われたことを素直に鵜呑みにして実践してても、全然幸せになれない、心が満たされない、ストレスばかり感じる
そんな頃に、悩んで藻掻き苦しんだ末に気づいたのが、『似て非なり』という感覚だったんです。
うまくいく人といかない人、幸せな人とそうでない人、一見言ってることや考えてることは似ていても、結果が異なるのは微妙に違う部分があるから。
その、ほんの小さな違い、でも分かる人からしたらとてつもなく大きな違いを発見できた時、「似て非なりだなぁ、でも確かに全然違うなぁ」と感心するんですね。
なので、思い通りの人生を送るには、まず自分の中の「似て非なり」を明確に区別しなければ始まらない。
自分の思考、自分の感覚、概念、思い込みを区別する。
同じだと思い込んでたけど、実は似て非なりなんだなっていうポイントを一個一個整理していく。
本当に地道が作業ですが、自分の思想、趣味趣向、全部を整理し、棚卸していく。
自分がこれまで思い込んでいた「相手に対してやると良い」行動は、相手のことを鵜呑みにして、演じた自分で接することだった。
でも、それは不正解だと分かった。
では次は、ありのままの自分で、相手にできることは何かな?と考え、行動することで、結果的に相手が喜んでくれて、好きになってくれた。
「よし、このパターンを自分にとっての“人に好かれたい時にする行動パターン”にしよう!」
って区別していくんです。
同じように「相手に合わす、相手のことを考えて行動する」だけど、内側、軸の部分が全然違うでしょ?
こういうのが、似て非なり。
今までは、親や先生に言われた通り、優等生を演じるのが正解だと思い込んでたけど、「これは自分の幸せには向いていないパターンだな」と確認できた。
なので、一回整理して、いらない思い込みはポイッと捨てる。
で、大人の私、今の私に向いている方法を選び直す。
子供の時の、鵜呑みにしてた考え方、良いとされる方法、行動パターン、思考パターンを手放し、区別し直す
違いが整理できて、区別が済んだら、今の自分に合うパターンを再度インプット、上書きする
っていう、本当に地道な、自分との相談、自分の脳の中、心の中の整理整頓をやっていく。
こういうのを、ほとんどの人は考えたこともないと思うんですけど、ものすごく大切で、これをやらなきゃ一向に前に進みません。
自分の内側の整理整頓、棚卸しっていうのを、自分の心と向き合ってる人は大抵やってます。
言葉として意識してるかどうかは別としても、無意識下で実践してたり。
気持ちの区別、思考の区別、そして似て非なりを整理するプロセス。
そして、自分の納得できたものだけを再インストールする。
「え?そんなことしてる人がいるんだ!」って感じてくれた人がいるとしたら、それも新しい感覚として取り入れてみると良いと思います。
これをしないから、結局は頭の中、心の中がごちゃごちゃのまま悩んでる人がほとんどだと思うんです。
思考の組み立て方や気持ちの整理の仕方には全部ロジックがあって、全部うまくいく理由が存在します。
全てはパズルのようなもので、頭の中がぐちゃぐちゃになってるのは、知恵の輪がぐちゃぐちゃに絡まったのと同じ状態
一つ一つをほぐしていって、整理整頓、棚卸しすれば、誰にでも自力で解決できるようになる。
難しそうと感じる人は、僕も一時期やってましたが、ごちゃごちゃした思考や気持ちをスケッチブックとかに一旦全部書き出してみたらいいんですよ。
僕はそのためにブログやメールマガジンをやっていた時期もありましたから。
SNSとかでも、無駄な誹謗中傷とかで時間を費やして自分も凹んだり、何の意味も生産性も無い投稿をするぐらいだったら、自分の内面の整理整頓、棚卸しのためにフル活用するのって、すごくいいアイデアだと思うので
ネット上でやらなくてもいいし、紙に書き出すだけでもいいけど
整理整頓して、自分の気持ち、自分の思考を区別した上で、本当にこれを採用したい!改めて自分はこんな考え方で生きていきたい!たりっていうのを上書きしていくことで
本当に望んだ通りの自分らしい人生を送れるようになる近道ですよ、という提案を紹介してみました。
ぬいぐるみパパでした。
※こちらの記事は全て音声メッセージの書き起こしです
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