自分の考えてる事が本音かどうか一旦すべて確認してみよう
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
“ありのままの自分”でいられたら最も生きやすいのは誰でも分かりますね
だったら一足飛びで成功やら何やら目指すより生きやすいようにありのままでいる為にはを真剣に追求した方が幸せになる確率は上がります
力んで成功を目指してる人ほど自己否定が強い傾向があるので、心と向き合うと良いですよ
ということですが、これは僕自身の若い頃に向けて、反省も込めてお話ししていきたい内容でもあるんですね。
やっぱり若い頃はどうしても、「今よりもっと高みを目指したい」「自分は成長しなきゃいけない」と力んだり焦りがちで
向上心があるのは素晴らしいことだと思いますが、一番肝心なのは「本人が心の中で何を感じてるか」なんですよ。
夢を目指してるって姿勢自体は、外から見たら素晴らしいこと、素敵なことに見えるかもしれないけど
本当に慎重にならなきゃいけないのは、自分の心がどういう状態なのか
ワクワクしてたり、希望に満ち溢れてたり
本心からそっちに向かいたい!
もっと成長したい!
もっと高みを目指したい!
僕にはやりたいことがあるんだ!
私にはできることがたくさんあると信じてるんだ!
って本当に前向きならいいかもしれないけど
大抵の場合、心の中を覗いたり、本音と向き合って「自分の本心からの願望は何なんだろう」ってところまで心の階段を降りて行くと
実際は前向きな理由よりも
今の自分が許せない
今の自分に劣等感を感じる
変わらなければ誰にも認めてもらえないんじゃないか?
私はこのままの私でいていいはずがない
などなど、すごくネガティブな心理が渦巻いてるケースが多いんですよ。
僕自身がそうだったので、よく分かるんですが。
ポジティブな姿勢や言動が、実は自己否定の心理から生まれてるという、切ない現実があったりするんですね。
それって実際には「無意識に自分自身の心を否定してる」ってことであり、本当はその否定すらしたくないはずなんです。
もっと高みを目指す!とか自分を変える!って言うのはすごく大変なことで、本心はそれを望んでるんじゃなくて、今の自分では許せない、許されないっていう状況から脱したいだけ。
つまり言い換えると、今の自分を認めて欲しい、自分では認められないから誰かに認めてほしい、という承認欲求が根っこにあったりする。
という風に分析したり解体していくと、自分の心の本来の形がようやく見えてくるんですよ。
で、そこと向き合ってあげるのが、あなたの本当の幸せ、あなたが本当に望む姿、望む方向性に一番直結しますよね、ってことなんですよ。
これ、自分自身じゃなかなか気づけなくて見落としがちなんだけど、「本当に自分が望むものって何なのか?」というのは常に確認してないとすぐブレたりズレたりするんです。
僕は若い頃、こういう心の勉強やメンタルトレーニングを実践してきて、自分自身に色んな課題があるのがわかってきて
自分の心と向き合わなきゃいけない、自分の本心、自分が本当に望んでいるものって何なんだろう?と日々試行錯誤してた時に、ある方法を思いついたんですよ。
トランプの「ダウト」っていう遊び、ご存知ですか?
偽物だと思ったらダウト!って当てにいくゲームで、ダウトというのは「疑う」という意味なんですね。
それを採用して、自分の心と向き合ってる時に、「これ本当かな?本心は違うんじゃないか?」と思ったらダウト!って
ようは自分の中で「自分の本心ダウトゲーム」をやる練習をしてたんです。
「本当に今日これをやりたいと思ってんのか?」とか「今本当にそれを望んでるのか?」っていうのを、いちいち全部チェックするんです。
今までは、もう思考停止状態で、何も考えず、「そりゃあ前向きの方がいいでしょ」とか「そりゃあ人に会ったら常にポジティブな自分を見せた方がいいでしょ」「ネガティブな自分なんて見せちゃダメでしょ」とか
そういう風に、常に常に自分を大きく見せなきゃいけないでしょと思ってた、その自動的に発生してしまってた思考回路、思考パターンにいちいちダウト!と言う練習をしてたんですね。
「これって本心かな?」「本当にそれがしたいの?」と、自分の行動、自分の考え方、自分の気持ち、全部全部を確かめるっていう練習を続けていたら
徐々に「いや、そうじゃないな…
僕は背伸びしたいんじゃない、大きく見せたいんじゃない
本来の、無理をしない自分を、ただ認めて欲しかっただけなんだ
それって、いつからだろう?
そうだ!ちっちゃい頃からだったんだ!
ちっちゃい頃に、親や周りの大人に、そのままじゃダメだ!そんなことやってたらうまくいくはずがない!って否定された記憶があまりにも強く残っていて
今でもそれが心の奥に残ってるから、自分は変わらなきゃいけない!と思い込んでたんだ…」
っていう真相にたどり着いた訳です。
こういうのって、他人に言われてもピンと来なかったり、そうなのかなぁって感じで終わっちゃうんだけど
自分自身で、じっくりじっくり時間をかけて、ずーっと向き合っていくと、「そうだ!あの時のあの記憶がきっかけだ!」とか
「そういえば、ちっちゃい頃からずーっと同じパターンを繰り返してるような気がする…」って実感が湧いてきて、本当の意味で納得できるんですよ。
このままじゃいけない!変わらなきゃ!って思ってたけど、変わるよりもちょっと一旦立ち止まって、自分と向き合う必要があるんだな、って必要性に気づけると思うんですよね。
誰かに言われてこうしました、じゃなくて、自分には何が必要なんだろう?自分はどっちを目指したら、本当に心が解放されて、本当に望むように生きていけるんだろう?と、自力で探すプロセスが絶対に必要なんです。
夢に向かって頑張るとか、成功に向かって一生懸命になるって言うのは、一見良いことのように見えるんですけど、僕はそれよりもっと真剣に、正面から向き合うべきなのは「自分の本心」だと思ってます。
で、その自分の本心が、不透明になっちゃってたり、混ざりものになっちゃってて、何が本当かどうかわからないってのが、ほとんどの方の最初の状態だと思うので
まずは真剣に、自分の本心と向き合ってみる。
本当に変わりたいの?
変わらなくてもいいって選択肢もあるよ?
変わらない方が実はいいんじゃない?
変わらないまま認めてもらう、この自分のままでいいんだ!って、まずは誰よりも、自分で自分を承認してあげることの方が、幸せに直結してるんじゃない?
みたいな本音中の本音を、自分自身と対話していくという時間を作ってみてはいかがでしょうか、というお話でした。
ぬいぐるみパパでした。
※こちらの記事は全て音声メッセージの書き起こしです
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