ぬいぐるみパパのブログ

脳と心と感情の仕組みを攻略すれば頑張らなくても夢実現できる🌟 夢を叶えるバーチャル伝道師、ぬいぐるみパパです。みんなと一緒に楽しく夢実現する為に、メンタルやマインド、世界や経済の秘密を学生さんにも分かりやすくテキトーにお伝えしてます。20年以上究極の自由を追求してきた結果、現在は幸せなぬいぐるみライフを送っています。

ポジティブもネガティブも意識しないニュートラル状態が健全な自然体

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ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
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自分に「大丈夫!」と言い聞かせてる人はまず自分の不安と向き合いましょう
本来は「言い聞かせなくても大丈夫」なはずなんです
言い聞かせてるという事は自信がない、準備がまだなのに無理して急いでる証拠かも知れません
焦らずのんびりいきましょう
ただ生きていられるだけで大丈夫なんですから

ということですが、メンタルや心の仕組みについて学んでいくと結構よく見かけるパターンというのがあって

例えば、「自分自身に大丈夫!と言い聞かせている人ほど実は不安が強くて、その不安を見ないように意識を外に向けてる」とか。

例えば、「攻撃的でイライラしてて、誰かを責めてばかりいる人は、実は自分自身に恐怖心があり、内心は自分が怖くて不安で仕方ない」とか。

ようは、外に出してる態度と深層心理が正反対、というケースですね。

以前もお話させていただいた、「風の谷のナウシカ」で主人公と小さなキツネリスという小動物との出会いのシーンがすごく印象的で、いつもこういう例えとして使わせてもらってるんですけど

主人公ナウシカの肩にキツネリスが乗るんですが、野生動物なので初めはすごく警戒して怒ってるんですね。

そこでナウシカは「大丈夫、怖くない」って優しく指を差し出すと、噛まれて血が出てしまう。

それでも痛みを堪えて、「大丈夫…大丈夫…怖くない…怖くない…」と優しく呟き続けてると、キツネリスは安心してフワッと表情が柔らかくなり、ナウシカのことを大好きになってくれる、というシーン。

この短い描写に、心理の動きが見事に表現されてて、本当に大切なメッセージが込められてるなぁ、と。

「まさにこれだなぁ」って感じるんですよね。

SNSとか見てても、他人を責めたり攻撃したりする人ってたくさんいるじゃないですか。

だけど、それって実は、その本人が一番自分を責めていて、自分が怯えていて、自分に自信がない、っていう心理の現れで

自分が怖いから、自分が責められたくないから、他人を責めて真実から目を背ける、という裏心理があるんですよね。

今回のお話もそれと同じで、自分に大丈夫!大丈夫!って言い聞かせてる人は、明らかに不安で不安で仕方ないです。

大丈夫なんて考える必要すらなくフツーに大丈夫、っていう状態が本来のニュートラルな状態であって

大丈夫か、大丈夫じゃないか、なんて気にもしないという人が、心が平穏な人。

ちょうどいい感じの、過剰にプラスでもマイナスでもない状態、それを僕はいつもニュートラルな状態って表現してますが

心がニュートラルの状態が、一番理想的なんですよ。

ポジティブ過ぎる人は、躁鬱でいう「躁」で

ネガティブ過ぎる人は、躁鬱でいう「鬱」

つまり、ポジティブ過ぎる状態も、本来は全然いいことじゃないはずなんだけど

世間では、常にポジティブで元気で明るい人は素晴らしい、とされがち。

でもこれって、心の面から考えたら、逆に危険信号の可能性もある。

いつかポキッと折れてしまうかも知れないから気をつけましょうね、っていうサインなんですよ。

本来は、どっちに針が振れてもいい。

元気があってもいいし、元気がなくてもいい。

心の動きは自然界と同じように、波があって当然なんだから、心が元気な時もあれば、元気じゃない時もあって当然

それが当たり前の状態、元々そういう機能なんだから、っていうお話なんです。

なのに「毎日元気」って、おかしいんです。

ちょっと異常な状態なんです。

だから、そっちは目指しちゃいけない。

そういう意味でも、大丈夫大丈夫って言い続けなきゃいけない現状をまずは見直す必要がある。

まず自分の本心としっかり向き合わなきゃいけない。

大丈夫!今日も元気に!ポジティブに!って自分に言い聞かせるのは、世間的には良いことに聞こえるかもしれないけど

それって自分を急かしちゃってるかもしれない、無理させちゃってるのかもしれない。

そんな時は、まずゆっくりと深呼吸して、自分を焦らせないように、「無意識にプレッシャーをかけてないかな?」って見直す必要がありますよね、ってことなんです。

人間の仕組みというのは、心も体も当然全て繋がっていて、バランスを保ちながら機能している。

病気になって初めて、自分が健康な状態を意識できる。

ケガして痛い所があると、痛くなかった時を思い出し健康を大切に感じられる。

つまり人間って、普段の痛みも何も感じていない、ニュートラルの状態が一番健康な状態なんですよ。

それはプラスもマイナスも同じで、過剰に快楽を感じてても、それが続くと脳も心も疲れきってしまう。

一見ポジティブな興奮状態も、ずっと続くと心身に良くないですよね。

それを人工的にカフェインや外からの刺激でキープしてたら、どうしたって心が病気になっちゃいます。

ということは、何も感じてない、何も心配してない、気になることすらない、ただただ心穏やかに生きているっていうニュートラルな状態が、標準値であり理想的な状態であるはずなんですよ。

そこを基準に、楽しいことがあれば思いっきり楽しんで、満足したらまたニュートラルに戻る

落ち込んだり凹んだ時は、しっかり落ち込んで、またニュートラルに戻る

その繰り返しこそが自然体なんです。

どうしてもプラス、ポジティブの方にばかりスポットライトを当てて注目しがちな世の中ではあるんだけど

自分の軸ってのは針がゼロの場所、ニュートラルの状態が一番大切であり理想的である。

ケガしたり病気になると、そうじゃなかった頃を思い出せるけど、そういうマイナスの出来事が起きない限り、普段は全然意識できてないんです。

意識できてないっていうことは、それこそが実は理想的な状態、ニュートラルな状態ですよね、っていうことなんですね。

これもやっぱり、普段から慣れてないとそういう発想にはならないと思うので

ちょっとずつこういうことを意識しながら、自分と向き合っていくのをお勧めしてます。

ピンと来た方は、取り入れてみたらいかがでしょうかというお話でした。

ぬいぐるみパパでした。



※こちらの記事は全て音声メッセージの書き起こしです

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