目的を明確にしてターゲットを絞る所からがスタート
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
大抵の人が「注目されたい」と望みますが、最も肝心な「どんな層の人達に」というポイントを全く考えてない場合が多いです
承認されたいなら「自分を可愛がってくれそうな層」、仲間を募りたいなら「自分が仲良くなれそうな層」とイメージをはっきり持ち、そんな人がどこにいてどう繋がれるか考えよう
ということですが、本当に「ターゲットを意識する」って考え方自体に慣れてない人は多いと思うんです。
マーケティングやビジネス全般を学んだり、商売や会社経営を経験したり、もしくは自分の勤める会社のマーケティング部署に所属したりという経験がない人も多いですし
特に学生さんなど、そんなの今まで一度も考えたことがなかった、という人も多いだろうから、それはそれで仕方ないし当然だとは思うんですが。
やっぱり、自分が何をしたいのか、を明確にするところからが全てのスタートで
いつも言うように、まずは自分の本音としっかり向き合い、心と対話して、自分の軸を見つける、やりたいことをはっきりさせる。
それができたら、今度は具体的に書き出す作業
やり方は何でもいいんですが、文章にしたりマインドマップにしたり、見える化していく
自分のやりたい事って具体的にどういうことか、ビジョンをきっちりと描いた上で
その想い、そのメッセージを、誰に伝えたいか、誰に届けたら実現しやすくなるのか考える。
一人じゃ実現もなかなか難しいんだから、誰を巻き込み、どれだけ有利に物事を運ぶか
僕がいつもお勧めするのは、「最初は何もできなくていいから、夢を叶えたいという強い想いをまず人に届けるところから始めると良いよ」という話
特に学生さんや若いコだったら、ただ「強い想いがあるだけ」でまずスタートするのは全然ありだから
このSNSやインターネットで自由に繋がれるご時世に、自分の思いの丈を、熱いメッセージを、どんどんアウトプットしていく。
それによって、共感者、協力者が現れるって本当によくあることです。
例えば僕自身が実際に経験したのは、学生時代にやっぱり何としてでも自分で何か形にしてみたい、成果を上げてみたい、自分の頭の中に思い描いてるものを社会に通用するか試してみたい、っていう気持ちがあって
その熱い思いを知り合ったばかりの経営者さんとかにぶつけてたんですよ。
それがようは、プレゼンテーションみたいな形になって。
起業とか大それた表現は当時まだしてなかったけど、「僕はこんな想いがあります、こんなプロジェクトを考えてみました」なんて好き勝手に語らせてもらったりして。
まだまだ学生の時期だから、企画書の書き方やら運営方針を詰めていくやら、何もわかんないですよ、もちろん。
ただ、それでもまずはやってみたいんです!可能性はあると思うんです!っていう想いを熱く語ることで、経営者さんや年配の方が
「キミ、学生さんでそんな熱い想いを語れるって、面白いねぇ」と。
そう、面白いって思ってもらえて、可愛がってもらえたんですよ。
で、「だったらちょっと、うちの会社の事務所の一角が空いてるから、そこのパソコン1台デスク1台貸すから試しにやってみたら?」っていう風に誘っていただいたりとか
「それ面白いから、うちインターンとかやってないけど、キミの学校と話通してあげるから、うちの会社でしばらく働いてみなよ?」と呼んでいただいたりとか
本当に、ただの想いだけ、頭も空っぽだし、具体的な知識も経験も何もない僕に、それでも資金援助してくれたり環境を用意してくださったり。
ただ、想いを熱く語るだけで「こいつ面白いな」って思ってくれる、可愛がってくれる大人達、経営者の方々が、どこかにはいるんですよ実際。
僕の時代はまだインターネットを活用して出会うなんて発想なかったけど、今ならそんな出会いを快く感じてくれる人達もネット上にたくさんいらっしゃると思うし。
特に若い学生さん、まだ十代の中学生、高校生のコとかが、もうなりふり構わず「夢を叶えたい!こんなチャレンジやってみたいんです!」って熱い想いを語ってくれたりしたら
僕もそうですけど、年配の経営者とかある程度キャリアを積んできた大人達だったら、可愛くて仕方ないんですよ。
「こんなコが出てくるなんて、日本もまだまだ捨てたもんじゃないな」みたいな。
聞いてるだけでワクワクする。
なぜかと言うと、経営者の社長さんだったら特にそうだと思うけど、自分が若い頃に同じような想いでチャレンジしてきたっていう記憶、経緯があるから
昔の自分を見てるような気持ちになる。
で、うまくいかなかった当時を振り返ったり、なんだか過去の自分と重ねてみたりするんですよね。
そこまで言うんだったら、応援してあげたい!
それだったら色々協力してあげたい!指導してあげたい!
必ず、そういう風な思いで、楽しみな若いコが出てきたらいいなぁってSNSを眺めてたりする大人達も、確実にいるんですよ。
僕もそうだったからね。
だから、何が必要とか何ができなきゃいけないとか全然関係なく、熱い想いがあるなら伝えたらいい、発信したらいい。
それが届いたら、確実に響く人がどこかに必ず存在する。
そのためには、まず何ができるかなんてどーでもいいから、想いをぶつけろ!って若いコ達にアドバイスさせて頂いてたりもしますけど。
そんな風に、経営者や人生の先輩に色々指導していただきたい!可愛がっていただきたい!と思うんだったら
そういうターゲットをきちんと狙うこと。
一見嫌らしく聞こえるかもしれないけど、意図的にきちんと、受け入れてくれるであろう人達に届ける
っていう、その思考回路も、例えば経営者の方からしたら「お?ちゃんと狙って、俺んところに届くようにメッセージを投げてきたね?
キミやるねー!マーケティングの素質あるねー」って見抜いてくれて、その上できちんと認めてくれる人は認めてくれるし。
若いコだったら、そういう風な考え方を、早め早めに持つ、磨いていくって、すごく大切で面白いことだと思うし。
そうじゃなくて、まずは仲間を募りたい、とかだったら、それ用のメッセージ、伝え方を工夫して、どこに投げたら効果的かを模索する。
まず仲間が欲しいのに、承認欲求丸出しの、かまちょかまちょってノリでメッセージ投げたって、しょうがないじゃないですか。
同世代、もしくは同じような志しを持つ仲間達と一緒に、新しいプロジェクトを立ち上げたい、とかだったら
そのためには、どんなメッセージを投げたらいいんだろう?
そんな人達は、どんなところで活動してるんだろう?
SNSではどんなカテゴリー、どんな分野にアンテナ立てて、チェックしてるんだろう?
っていう考え方で、リサーチしたりメッセージを構成してみる。
それによって、自分が発信するアウトプット、自分のメッセージ、自分の想いっていうのを、きちんと区別して使い分けていくというのがすごく大切だと思うんです。
なんか全然そういうプランニングも、動線を引くという発想もなく、ただただその場その時のフラ〜っとした思いつきでSNSをしてたり
可愛がって欲しいからいいねをくれー、承認してくれー、誰かれ構わず私を見てくれーって人が多すぎる現状の中で
きちんと段取りを組み、意図的に仕掛けていく、って発想が少しでもあると、それだけで経験者は「おっ!」って見抜いてくれます。
若い世代は、特に早め早めに、そんなことを考えてトライしてみると、面白いことになるんじゃないかなと思って話してみました。
ぬいぐるみパパでした。
※こちらの記事は全て音声メッセージの書き起こしです
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