自ら潜在意識が困難を呼び寄せてるだけで、嫌ならいつでも抜け出せる
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
苦労しないと現実感がないと映画マトリックスでも言われてますが、大抵の人が深層心理で「苦しむ事で生を実感してる」のは事実です
ただ、それだけが唯一の方法だと思い込むと間違い
毎日を楽しい事で埋め尽くしても生を実感できます
どちらも正解なので後はどちらを選ぶか、趣味の問題だと思いますよ
という話ですが、この「趣味の問題です」ってのは、僕が人生の師匠からずーっと言われ続けてきたことで
ようやくこの歳になり、納得してきたなぁという感じなんですけどね。
結局、マクロの視点で見てみると、全てにおいて善いも悪いもなく、どちらを選ぶかは「趣味の問題」なんですよ。
※ミクロは小さい、マクロは大きいの意味
宇宙から見た、みたいなマクロ的な視点でいうと、人間、命、生き物すべては「経験(実体験)をして、そこで生を実感するために日々生きている」って考えに集約していく。
ちょっと宗教っぽい考え方、宗教とか哲学に近いような考え方でもあるんですけど
結局、人間は自らが“深層心理で”望んだ選択をし続けて、自分が一番納得する人生を選んでる
っていうのが、メタ的、マクロ的な発想なんですよね。
これ、僕が初めて聞いたのはやっぱり20代の頃だったかな?
最初は全然意味がわかんなくて、
「何を言ってんだろう?僕はこんな人生なんて選んでない!
こんな現実は選んでないのに、こうなっちゃってるんだ!
僕は苦しんでるじゃないか!
全然自分が自ら選んだ通りにはなってない!
自ら望んだ人生は生きてないぞ!」って思ったんだけど
ありとあらゆる先人の教え、西洋の成功哲学や東洋の思想、いろんなのを研究し、いろんなものを学んでいった結果、最終的には
「あ、そっか!自分で選んでるんだ!」と。
自分に常に選択肢があって、違う人生も選べるはずなのに、岐路で必ず毎回同じ選択をしてる自分に気づく。
[チャレンジしますか?]って質問に対し、[いいえ]というコマンドを常に選択し続けるのが、今までの自分だった。
[もっと楽な人生もありますが、どっちへ行きますか?]
▶[今まで通りを選ぶ]
ポチッ
ってなっちゃう。
という風に、(いつも言うように)習慣化された思考回路が無意識に選んじゃってると。
人間っていうのは習慣の生き物なので、全てにおいて、習慣化された思考パターンで、いつも通りの選択をポチポチしている、ということなんですね。
ということは、全てが今まで通り、同じことの繰り返し。
ずっと苦しんでる人は、ずっと[今まで通り(苦しい方)]を選択してるという意味で、自らが望んだ通りになっている。
その「ポチッ」を押してるのは誰?決めてるのは誰?っていうと、自分自身。
選択肢が出ても、常にこれまで通りを継続、継続、と選んでるのは、全て自分なんですよ。
じゃあ、なんでそんなことするの?っていうと、深層心理では「その方が自分らしいから」
ようは、「自分は苦しんでいるのが相応しい」と思い込んじゃってるんですよね、心の奥の方で。
これ、最初は全く自覚なかったんですけど、実感が湧いてきた時に、僕は本当にびっくりしたし、「その通りでした!」ってなりました。
結局これも、心理をずっとずっと深掘りしていくと、必ず幼少期のトラウマや過去から繰り返してきた記憶、押し殺してきた感情に繋がっていき、答えに行き着くんですけど
自分が小さい頃、どうあがいても、頑張っても頑張っても、認めてもらえない、褒めてもらえない
「そのままでいいんだよ」って承認してもらえない
それが悔しくって、悲しくって
どうにかしなきゃ!どうにかしなきゃ!っていう記憶がずーっと根っこにあって
承認されたい!頑張りたい!
でも、それが実現できない…
親に、先生に、認めてもらえない
その苦しみの中で、心理面、心の奥底では何が生まれていくかというと
「自分は何をやっても認めてもらえないんだ」という大前提のルールがまず確立しちゃって
それでも認めてもらうために、「自分は正当に、正攻法でやったところで評価してもらえないんだったら、苦しんでいる姿、努力している、頑張り続けている自分を見せる、ということで認めてもらうんだ!」
って、こじれた心理が生まれてくる、というね。
これはあくまでも僕の場合ですが、当てはまる人たくさんいると思うんです。
できるだけ「苦しんでいることを証明する」ことで、認めてもらえる、許してもらえるという思い込みから
「苦しんでいる姿を見せることで承認欲求を満たす」っていう、こじれた心理が根っこから伸びてきて、どんどんと枝葉が広がって
苦しむ人生を生き続けることで、私らしい人生を生きていると感じてしまっている。
「私は毎日苦しんでいることが当たり前なんです」っていう自己洗脳をしてしまっている。
で、こういう人は、根っこに課題を抱えたままなので、表面上をどう取り繕おうと、根本は変わらない。
心理面での課題っていうのは、自分がきちっと向かい合わない限り、解決は絶対しないので、ずっとずっと抑圧された感情として残っていく。
でも、そこをもう一度見直すのがしんどいので、臭いものに蓋をする感覚で、放置してなかったことにする。
幼少期の辛い記憶や押し殺した感情を抱えたまま、ずーっと無視して、みんな大人になっていきますよね。
で、そのまんま「苦しいのがお似合い、苦しんでなきゃ私じゃない」となっていく。
そんな人は例えば、いきなりその辛い現実がガラッと変わってしまうと、どうなるか?
よく、宝くじで何億円も当選した人が、結果不幸になってしまう話、聞いたことありませんか。
必ず、元に戻る作用が働くんです。
だって本当の理由は「未解決なまま」だから。
例えば、最近よくあるのは、長年会社に勤めていて、ストレスを抱えながら努力と根性で仕事を続けてきた人が、定年退職して
でも、この時代の60代なんてまだまだ若くて、元気に生きていける。
そんな人が、いきなりポカーンと解放されると、どうなるか?
宝くじも同じですが、いきなり労働から解放されると、最初は「これで束縛から解放されて楽になれた!牢獄から解放されて全て自由だ!こっからはストレスなく、自分の好きなように人生を歩むことができるぞ!」
(心の声なので大袈裟に表現しています)
となった瞬間に、何が訪れるか
虚無
無なんです。
生き甲斐がない。
私は、窮屈な人生を歩むことでしか、生き甲斐を感じて来なかったから
「ここからは何でも自由ですよ」といわれた時に、何をしていいのか分からず、ただただ混乱する。
で、時間がポッカリと空くことで、どんどんどんどん今まで蓋をしてきた過去の辛い記憶の、蓋が開き始めようとする。
これまで必死に「それを見ないように」自分を忙しくさせて、仕事をどんどん詰め込んで
見ないように見ないように、自分の心と向き合わないように、強制的自己対話なんてそんな時間の隙間は作らないように
という裏心理で、(無意識にですけどね)そういう心理の側面で、潜在意識が働いていた。
そのために、忙しく忙しく、バタバタ働いていたのに、いきなり解放されると、人って混乱し始めて、精神不安定になって、どんどんどんどんおかしな方向に転がってしまう
で、寂しくなってしまう、暴走してしまう、パニックになってしまう、鬱になってしまう、という事例を、いよいよ現実世界でもよく見かけるように、ニュースでも見聞きするようになってきてますよね。
そういうメカニズムだから仕方ないんです、心の中は。
心のメカニズムを勉強していくと、誰だってそうなるのが分かる。
「苦しむことがお似合いだ」と思い込んで、自分では(顕在意識では)わかってないけど、無意識ではそれを納得していた自分がいる、というのは事実で
その結末には何が待っているのか?っていうのが段々わかってくると、他に生き甲斐を感じように思考や意識を変えていこうって選択肢も選べるようになってくる。
いつからでも自由に選べるはずだし、これからも選べるはず、っていう判断ができるようになる。
毎日を「楽しい」で埋め尽くすことで生き甲斐を感じ、いい形で納得いくように命を燃やしてるなぁ、使い切ってるなーっていう充実感で残りの人生を満喫することもできる。
これぞ幸せド真ん中、みたいなね。
僕がいつも言う、「夢実現とは夢中になってる状態、つまり毎日楽しいこと、自分の好きなことに没頭している、今のこの瞬間がまさに夢実現」
夢の中と書いて夢中、毎日毎日楽しいのド真ん中
毎日が夢実現している、っていうのが僕にとっての理想の生き方ですよ、という話をもう十年以上あちこちでさせていただいてるんですね。
この状態に行き着くのも、そうでないのも、どれを選ぶのも最終的には趣味の問題なので、自分の好きな方を選びましょうね
というお話を、今後もいろんな角度から共有していけたらなと思っております。
というわけで、ぬいぐるみパパでした。
※こちらの記事は全て音声メッセージの書き起こしです
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