メタ認知を極めると世界が本当のゲーム感覚になる
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
辛い現実をそのままダイレクトに心に入れるから傷つく
だから感じないようにする、という人は多いと思いますが本当にそれができたらストレスない筈なので、多分できてないです
僕はそうではなく「リアルアバターに直でダメージを受けさせてそれを観察する」
自分の心理を観察すると解決策が見えてきますよ
という、これも分かるような分からないような表現なので、ちょっと解説していきます。
僕がリアルアバターと呼んでいるのは、現実の、この生身の人間の僕、というキャラクターのこと。
それも分かりづらいかな?(笑)
いつも色んなとこでお話してますが、僕にとっては元々この現実が丸ごと、ゲームの中の世界なんですね。
それも、ここ最近のことじゃなくて、もう10年も20年もこの感覚で生活してる。
現実の世界っていう、人間としての僕が見ている世界が、すでにゲームなんですよ。
元々この世界がすべてゲームでできていて、人間としての個体が、リアルアバター。
勇者とか戦士とか魔法使い、のメインキャラクターが実際の人間なんです。
で、意識っていうのが本体なんです。
伝わりますか?
スーパーマリオのゲームで例えると、マリオが実際の人間。
マリオがコインを取るかのように、人間の体が現実世界でお仕事をしてお金を稼ぐ、みたいな感じ。
RPGで言ったら、勇者というキャラクターの人間が、現実世界というゲームの中で、ミッションをこなして、モンスターや敵を倒すことによってボーナスを得て
そのボーナスが実際の銀行口座に振り込まれる、って感覚。
そういう仕組み、そういう世界なんです、元々が。
といっても、この感覚もトレーニングで身につけてたんですよ。
これを専門的に言うと、「メタ認知」とか「俯瞰」って呼ぶんです。
それこそ歴史を紐解いていくと、悟りという状態も同じことを表している。
日本には古来から、禅という文化がありますよね。
禅を組むことによって瞑想状態になる、というやつ。
その瞑想も「悟り」状態になるための修行で、もとを正せば古代インドのウパニシャット哲学とか、難しい文献に繋がるんですけど。
そういう所から、紀元前から瞑想、メディテーションというものは脈々と受け継がれてきてて
その訓練をしていた人達が、最終的に目指していたのが「悟りを開く」こと
仏陀が悟りを開いた、とか言うじゃないですか。
その状態っていうのが、今で言うところの「メタ認知」や「俯瞰」
自分という個体から意識が外に出て、実体の自分を眺めるっていう状態。
だから、現実っていうのは「色即是空」
※般若心経に出てくる「実体は無」みたいな意味
こういう話はついつい表現が難しくなっちゃうんですが。
ようは、この世の中というのは、ただ移り変わっていく景色であり、現象であり、それを本体(意識)の僕らはただ眺めているだけ。
で、そこに影響を受けているのは、人間界での、このキャラクターとしての個体であって
大元の意識っていうのが、唯一の本体であって
それが主人公、実体。
正体の自分は、意識体の自分なんです。
だから、本体は常に外側、宇宙から眺めてる感じ。
これ、伝わる人には伝わるし、伝わらない人には全く伝わらないですよね。
禅とか瞑想に詳しい人なら点と点が繋がって理解しやすいだろうし、最近だとシリコンバレーでも話題になってて、日本にも逆輸入の形で入ってきた「マインドフルネス」なんかをきっかけに興味を持つ人も多いでしょう。
マインドフルネス瞑想でいうと、またちょっと僕がやってるのとは流派というかスタイルが違うので(僕のは集中型ではなく拡散型)、色んな人によって向き不向きがあると思うんですが
マインドフルネスとかも、世界的に注目されてたりしますね、もうだいぶ前から話題になってますけど。
そういった瞑想の文化は、元々インドから始まり、日本や東洋の各地に根付いた古くからある考え方で、「自分を外から眺める」感覚を手に入れるためのトレーニングだったりする訳ですよね。
目的によって、なぜ瞑想、メディテーションをするのかって理由は人それぞれ違うと思いますが
集中力を高めるためだったり、自分をリラックスさせるためだったり、いろんな意図があると思うんですけど。
僕が、そういう専門のトレーニングをやりながら自分の中で確立していたのは、その「メタ認知」の状態
ようは、外から自分を俯瞰するっていう状態を、24時間365日やると。
それを定着させていった結果、どうなったかというと、「ただゲームの世界で暮らしている」という感覚になった。
だから、何でもバーチャル感覚だし、普通の人がストレスを感じるような場面も、僕にとってはただミッションをクリアするためのゲームでしかないから面白おかしくこなす。
本体の自分は、画面の向こう側から見てて、「こんな時、普通の人だったら[逃げる]のコマンドを選ぶのかな?それとも現実逃避するのかな?
でも、僕はせっかくだから果敢にチャレンジして[攻略する]ってコマンドを選んでみよう!ポチッ」
みたいな感じで遊んでる、っていう毎日なんです。
これを実践するようになってから、何もかもが思い通りにいくようになり、ストレスもなく充実した楽しい人生を送れるようになったし
具体的にお金も稼げるし、仕事や事業もうまくいくし
「楽しいだけの人生」っていうのが実現できたんですね。
これも、「誰々が言うから正しい」とか「あの先生を信じてるから真似しよう」じゃなくて、自分が心底納得したから実践してるだけなんですよ。
ほとんどの人は、「誰が言ってるのか?それは本当に正しいのか?」みたいに、正解を外に探しに行こうとするじゃないですか。
それをやってしまうと、過信した時になんか怪しい宗教に入信する、みたいなことになってしまったり
それでうまくいかなかったら、裏切られたと勝手に憤りを感じたり。
「信じる、裏切る」という二元性の発想って、結局は依存心や期待、執着があるから生まれるもので
そんな感覚も一切なく、ただ「自分が納得したから」やってみる、というのが一番楽に幸せになれる近道なんですよね。
自分のルール、自分の世界観を、自分で築く、っていうパターンが一番ストレスない。
誰かに言われたから、じゃなく自分の内面から出てきた答えが「あなたにとっての正解」
僕にとっては、「この世界はゲームだから、ゲームとして人生を遊ぼう」っていう単純明快、シンプルな答えが出た、という話。
で、今回のお題だと、現実で辛い、世知辛い、ストレス抱えるような場面があったとしますよね。
ほとんどの人は、それを直で感じちゃうから、しんど過ぎて現実逃避をするようになる。
思考停止をしたり、「あー知らない知らない」と見て見ぬふりをする
心に蓋をしたり、ストレス発散のためにお酒を飲んで忘れる、みたいなことをしてると思うんですけど
それだと、ストレスは一向になくなってないですよね?
だって、そんな場面が繰り返されてるんだもの。
そうじゃなくて、僕はそもそも、その現場にいるのがゲームのキャラクターなので
本体の僕は、その奥でリモコンを握ってるだけなので
全然ダメージないんですよ。
ダメージ受けてんのは、キャラだから(笑)
という、もうメタ認知を四六時中徹底した状態で、世界を眺めている。
で、社会や時代の動きをずっと観察してる。
(だから、より攻略しやすくなる)
そういう風に心の仕組み、脳の仕組みを自分で自分なりに研究していった結果、一番納得できる答えが出たので、そのスタンスで生きることに決めて
それをもう十年二十年と続けることによって、めちゃくちゃ楽しいだけの世界に、僕は今生きていますよ、って紹介です。
そんなのが面白いと思った人は、ちょっとずつ思考実験の練習から始めてみたら楽しいんじゃないでしょうか、というお話でした。
ぬいぐるみパパでした。
※こちらの記事は全て音声メッセージの書き起こしです
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