自己否定は自分自身が決めた「否定され役」という配役を演じ続けてるこじれた心理
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
自分を否定する人は「否定する役」を演じ続けてます
今まで否定され役としてのみ人生という舞台上に立ってきたので、役を失う=存在が許されないという複雑に拗れた心理が生まれ、結果自ら否定し続けることで安心します
本当は全て思い込みであり、今後は自分で配役を決められると理解しましょう
これ、わかるようなわからないような内容かもしれないんですけど…
僕自身がそうだったので、ここに気づけた時にすごく「謎が解明できた!」って感じて。
僕自身も本当に心がこじれてたので、メンターの先生に「キミは自分が十字架を背負っていることに気づいてない」と説明されて
「自分は罪人だと思い込んでいるところがあなたにはありますよ。だから自分の内面の感情と向き合わないと、このままこのパターンは抜けられませんよ」とずっと指導していただいて。
最初は全然意味がわかんなかったんですけど、確かにそうなんですよね。
自分を承認してほしい、認めてほしい、認めてほしいっていうのが、どんどんこじれていって
自己犠牲というか、「自分はこんなに惨めです、こんなに努力しても報われません」っていう、惨めなことをよりアピールするようになっちゃってたんですよ、最初の(心の勉強を始めた)頃。
子供の頃から癖になってて、そのまま本人は無自覚のまま大人になっていて。
で、努力しても報われない、自分はこんなに頑張ってるのに、というのをやたらアピールする癖が抜けなかった。
例えば、こんなに寝てないんだとか、こんなに私は苦労してるんだ、ひもじいんだ、とかをわざと強調するようなしゃべり方をしたりとか
「こんなに苦しいんだ」って苦しんでるところを見せて、不幸自慢をするようなタイプだったんですね、僕は。
何でそんな事をやってんのか、自分でもわかんない
でも習慣になっちゃってて、自分は無意識なんですよ。
だけど、確実に自分はこんなに惨めだ!報われないけどこんなに頑張ってる!ってアピールを延々と続けてて。
頑張りアピールがマックスに行くと、「頑張っても報われない、けど“それでも”頑張ってる」という頑張れアピールをするようになって
結果として「不幸自慢をする」っていう訳のわからないスパイラルに入っていき、しかも自分は無自覚だったっていうことがあって。
でも世の中を見渡すと、本当にそういう人が多いんですよ。
(心の勉強をして自分と向き合ううちに)自分に自覚が出てきて、その仕組みもわかってきた。
何だったのかというと、根っこには承認欲求があって
それは本当に核の部分、心の深い部分に「自分の親から認めてもらえなかった」という過去があったから。
どんなに優等生でも、どんなに頑張っても、言うことを聞いても、認めてもらえなかった頃の記憶が根強くあって。
親から受けた出来事の記憶って、すごく強烈なんですね。
幼少期からずっとずっと強く残ってて「もっともっと承認してもらわないと」っていうのが空回りしていくと、そういう風にねじれて、こじれて
自分の不幸自慢をすることで自分の存在意義を証明するみたいなことになってしまうんですよね。
ここで表現したように、「自分が生きている舞台上の配役として、自分は自己否定を続けていることをあえて選んで、さらけ出す」と言うか
「自分は罪人です。報われません。十字架を背負ってます」っていうキャラクターが唯一の存在意義、みたいな、おかしなルールを自分で作り上げちゃうっていう人間の心理、深層心理のプロセスがあるんですよね。
まさに僕が、そこにぴったりハマってたんで、すごく納得したんですよ。
で、ずーっとその感情と向き合っていくと、だんだんだんだんそれが緩んでいき
「あ、勘違いだったのか。思い込みで、自分で勝手に、鎖を自分でぐるぐるに巻いて、罪人なふりをして、ありもしない十字架を背負って
『私は幸せになちゃいけない。私は不幸であり続けるべきだ』って、自分で自分に呪いをかけたんだな」っていうのが、すごく分かるようになったんですけど。
この心の仕組み、一部始終を見てみるとようやく理解できるんですよ。
こういう人はすごく多いので、この話を聞いて自分と照らし合わせるだけで「確かにそうかもしれない」って感じることがあると思うんですよね。
そう思った人は、ずーっと自分の内側に向き合ってみる。
無理して「そんな自分を好きになる」とかっていうワークショップみたいのもあるんですけど、それはキツイでしょ。
いやいやいや、いきなり自分が大嫌いだった自分を「抱きしめてあげましょう」とか「好きになりましょう、心の中で褒めてあげましょう」なんて言われたって、気持ち悪くてできないよ!っていうのが当然なので
僕がそうだったので、いきなりそんな不可思議な綺麗事のワークやアファメーションみたいなことをやらなくてもいいけど
まず、「そういうことなんだ」って全体像を理解する。
心の中の仕組みとして、プロセスとして、根っこには承認欲求がある、とかね。
こういうのって自覚することから始まるんですよ。
「私はそんなことない」ってかたくなに受け入れないと何も変わらないんだけど、「確かに一理あるな?」ってとこから紐解いていって
「あ!そうだ!まさにそれだ!」と確信していってて、いつもお伝えしてるようにそういう環境で育ったんだから仕方ない、という事実を受け入れる。
全てを丸ごと自覚する。
「確かに私は心が歪んでます。確かに私の発言ってすごくそういうところがあります。なぜかと言うと、ちっちゃい頃に満たされなかったっていう心理、押し殺した感情が残ってるから」と受け入れる。
確かにそうだなーっていうのを自覚して、眺める。
何も否定せず、そうだという事実を眺めるところから練習し始めると、どんどんどんどん緩んでいく。
自分で決めつけたルール、決めつけた悲劇のヒーローやヒロインのストーリーっていう、決めつけガッチガチのルールがどんどん緩んでいって
「あー勘違いだった…思い込みだった…人間の心理って怖い…」となってくると、パターンを繰り返すこともなくなるし
それが完全に緩くなると、逆に「心の仕組みって面白ーい」って思うようになるので、ちょっと参考に自分を振り返るきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
ぬいぐるみパパでした。
※こちらの記事は全て音声メッセージの書き起こしです
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