過剰にプラス思考の人は深層心理で自分の一部を否定してしまいがち
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
プラス思考も悪くはないですが、過剰な人だと「ネガティブは悪」と排除しようとします
人間は必ず両面持ってるので、片面しか見ようとしない人は深層心理で自分の一部を否定し後から必ず辛くなります
どちらを目指す、ではなく、何も目指さない
ただ自然体の自分に戻ると意識する方が楽になれますよ
ということで、何度も話す内容かもしれないんですけど
プラス思考、プラス思考とかポジティブ、ポジティブって言ってる人は、すごく肩肘張って、力が入っちゃってるなーっていう印象が伝わってくるんですよね。
で、「なぜそうならなきゃいけないの?」とも思うし、そうなろうとしてるってことは「今の自分を否定してる」ってことですよね、と。
なぞなぞのような、禅問答のようなことになっちゃうんですけど、「今の自分を否定しているポジティブって、本当のポジティブじゃなくないですか?だって否定してるんだもん」っていう話になってしまうんですよ。
なんかそれを良しとしている人、それに陶酔してる人とかもいるんですけど、それってしんどくないですか?
本人がいいならいいんですよ。
そういうノリが全然苦じゃなく逆に楽しくって、毎朝今日も頑張るぞ!って鏡見て「おっしゃー」なんて気合い入れたり、ジョギングして自分を引き締めてから仕事に行ってバリバリ働くとか
そういうのが向いてる人って確かにいるし、そういう体質の人っていうのもいるけど。
一番良くないのは、向いてないのに、苦痛で仕方ないのに、苦痛なふりを見せちゃいけないとか思って、すごく強く自分に鞭打つような人。
体を無理から鍛えてみて、メンタルは体を鍛えると鍛えられる!なんて「誰がそんな事を医学的に正しいと言ったんだ?」みたいな事を勝手にルールに決めちゃう人っているじゃないですか。
心が不安だから余計に「自分が大きく見せなきゃいけない、強く見せなきゃいけない」と思って、なんか着飾ってみたりとか、鍛えてみたりとか
自分を追い込んでみたりとかって、いろんなことを人間はするんですよ。
そんな人間の心を面白いなーって観測、観察できるようになると、ただただユニークというか、誰も間違っていなくて。
小馬鹿にするわけでも見下すわけでもなく、「みんなユニークな形で、面白い心の動きに沿ったアウトプットや自己表現をするんだなあ人間って」と眺めてるのが一番平和なのかなと僕は思ってるんですけどね。
だから、楽しくてたまらない!って言うんだったら全然いいけど、全員やる必要がある訳ではなく
「必ずしもそれが正解ではない」っていう考えは、絶対誰もが持ってた方がいいと思うんですよ。
ポジティブシンキングがいいと言われますが、それが正解というわけではない、と。
で、いつも言ってるのは、やっぱり心身のバランスは体調によっても気圧の変動や天候によっても当然変わりますし、バイオリズムとかもあるし
色んなことによって影響される、月の満ち欠けによっても影響されると言われてますし。
人間は自然と共に生きてるんだから、心が浮いたり沈んだりなんて当たり前のことじゃないですか。
「浮いてるところをポジティブと呼んで、沈んでるところはネガティブと呼ぶ」とかっていう発想自体がおかしいわけで。
そんなことなくて、心の動きも自然と共存して生きている状態の方がもっとも自然体だと僕は思っているので
都会派というわけではないだろうけど、なんかどっちかの極に発想が偏ってしまうのはすごく違和感があり。
例えはおかしいかもしれないけど、最新テクノロジーだけに囲まれた大都会での生活が大正解っていうのも極端だし
「いやいやいや、人間はもうそっちに走り過ぎた。資本主義に走り過ぎたから、大自然の中で全部を手放して、電気も原発も全部手放して、自給自足で生きていこうよ」って今さら言うのも極端すぎるし
そんなに決めつけなくていいじゃん、その真ん中でいいじゃん、と。
それが楽しいと思う人、それこそが自己実現だって人は全然否定しないですけどね。
「もっと普通に、肩の力を抜いてさ。楽しい人生を送ればいいじゃん」って
せっかくテクノロジーが進歩したんだから、テクノロジーの恩恵に預かったっていいじゃん。
だからといって、自然を忘れるというのはすごく偏ってるから、大自然の恵みに感謝しながら生きていけばいいじゃん。
ようは、僕がいつも言ってる「楽しいを追求」すればいいので、その人にとっての楽しいのバランス度合いによって、都会派と田舎派とか、お金主義と時間が大事、自由が大事って思う人がいるとか
そのバランスって、みんな違っていいと思うので。
なので、誰かをお手本にすることではないですよね、ポジティブとかネガティブとかって。
そんなのもなくって、最終的には(難しい考え方かもしれないけど)、どこも目指さない、何も目指さない
なぜなら、ゴールっていうのは自分らしさだから、と僕は思ってるんですよ。
自分の自然体、自分が全部の力を抜いて、ハァーって脱力して、「この私は、何も頑張らなくてもこの状態が理想形で、本来の自分なんだ」ってところに行き着く。
結局はどこかに行くんじゃなくて、「今の自分って、ありのままというよりちょっと頑張り過ぎてて、本来の自分じゃなくなって不自然な気合の入れ方してなかったかなあ?」みたいところを見直していき
ちょっとずつ体と心の力を抜く、リラックスするっていう状態に行けたら、本当の心の穏やかさが感じれる。
生きてるだけで「あー楽しいなぁ」みたいな人生になっていけるんじゃないのかなと僕は思ってて。
ま、こんなのも一つの事例ですけどね。
それすらも正解でないですけど、「そんな風に僕はやってるのでみんなも参考にどうですか」という話です。
ぬいぐるみパパでした。
※こちらの記事は全て音声メッセージの書き起こしです
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