心の課題は一朝一夕ではクリアできないので早めに練習を始めよう
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
会社はストレスが多いかも知れませんが独立は凹んで行動が止まれば収入を止まる
つまり「心の課題」から逃げ続けてたらどこへ行っても苦しみます
逆に心と向き合う練習をしてメンタルヘルスを自己管理できれば当然会社員生活も激変して居心地良くなります
いつも心と向き合う習慣を身に付けておこう
というので、これは多分ブラック企業が話題になってた頃に「うちの会社も大変です、転職したいです」というような相談が多かった時期のお話ですね。
僕はいつもお伝えしてるように、元々は自分で起業する、自分で事業を立ち上げる、会社を経営するってタイプだったんです。
30代半ばになってから、転職したり企業に勤める経験を積んで、どちらの世界も見てきて
どっちでもそれなりの成果を上げてきて、立ち回り方や生き残り方を身に付けてきました。
その中で、雇用される立場と独立起業する場合の違い、「こういう人が向いてるんだな、こういう人には向いてないな」っていうの観察してきたんです。
今僕はお給料をもらう立場として会社に勤めてるんですけど、ストレスが全くない状態で楽しくやってるんですよ。
で、そんな僕の経験や感じたことも含めて、いろんな方にアドバイスさせて頂いてるんですけど
やっぱり、「仕事が辛い、もう会社は嫌だ」って思いから、安直に独立起業を目指す人もチラホラいまして。
特に、僕はいつも夢実現の話をメインでしているので、楽しくお仕事できたらいいよねー、の延長で起業も簡単なんですかー?みたいな。
(実際は、そんな物差しでなく「本当にやりたいか」で判断して欲しいのですが)
「好きを仕事に」って合い言葉が流行したり、「ブラック企業」って言葉が定着したり、という背景もあって
若い世代を中心に、本当に「辛い仕事は嫌」「楽しいことを仕事にしたい」と心底思う人も増えてきて
それはそれで、僕はいいことだと思うんですよ。
そもそも、仕事がつまんなくて、毎日我慢しながら会社に行き、ストレスを抱えて、という人生って「何のために生きてんの?」と僕は思ってしまうので。
それを「生活のため」とか「家族のため」とか、いろんな表現で正当化する人もいて、その考えや意見は全然否定しませんが
せっかく生まれてきたんだから、自分の人生なんだから、思い通りに生きるのが“本来の形”だと思いません?と。
思い通りになってないなら、「どうしたらそうなるんだろう?」と問題をクリアしていく、攻略していく。
そのために、普段を犠牲にするんじゃなくて、我慢したり自分を押し殺すんじゃなくて
だからといって、無理に背伸びして成功を目指すとかでもなくて。
本来、自分の人生なんだから、自分に選択権があって、自分に決定権があって
自分らしく生きれる方向を目指す。
そのために、「何が足りないんだろう?何が必要なんだろう?」と自己対話していく。
自分と向き合って、自分の内面を観察して、心と相談して、ありのままの自然体の状態を実現していくのが、自己実現なんじゃないかな
それが、夢実現に繋がるんじゃないかな
っていうお話をいつもあちこちでしてるんですね。
で、やっぱり僕が色々経験してきて感じるのは、「心の課題」にその都度きちんと向き合う大切さ。
自分自身の心にどんな課題があるのか、っていうのを明確にしないと全然前に進めないし
進んでるつもりでずーっと空回りしてる、という人生を僕も歩んできたので。
結局それは、心の課題を持ち越しちゃうからで、どこの職場に行ってもストレス抱える人が抱えるし
たとえ独立しても、それが現実逃避としての脱サラだったり転職だったりすると、全く同じような悩みを引き継いでしまう。
何故なら、いつもお伝えしてるように、「心の課題を連れてあちこち行ってるだけ」だから。
あなたが向き合うべき心の課題から逃げて、あなたがどこへ行こうと、環境を変えようと必死になろうと、あなたの心の中に問題を持ち込んだまま移動してるんだから
自分の中に、極端な表現ですけど、爆弾や病や何らかの問題を抱えたまま、飛行機で海外に逃亡したところで
あなたの中に爆弾があったら、そのまま爆発するじゃん
あなたの中に病気があったら、そのまま発病するじゃん
どこへ行ったって、問題を取り除かない限り結果は一緒じゃん
というのと同じで、心の課題を持ったまま、あなたがどこで何をしようが、結局同じ悩みをぶり返して、同じことを繰り返すだけの話なんですよね。
なので、ちゃんと心と向き合う。
そのためには、無理してポジティブになろうとかそういう次元の話じゃなくて、自分の心が今傷ついてるんだったら、ちゃんと傷ついてる自分と向き合ってあげる
心が悲鳴をあげてるんだったら、その悲鳴を聞いてあげる
っていうのが、メンタルヘルスの健康に繋がりますよねという話を普段からしてるんですよ。
で、それ自体に練習が必要だから、少しずつ始めてみましょうよと。
だって、みんなそういう習慣がないから。
「心と向き合う」なんて、やったことないからっていう人がほとんどで
だからこそ、まず、そういう風に意識を向けてみること。
なぜストレスがかかるの?といったら、やりたくもないことをやってるからなんですよ、当然。
なぜ心が疲弊して、病んでしまう、傷ついていってしまうのか?といったら、本心が「それはやりたくないよ、そっち行きたくないよ」いうのを無視して、そっちに進んでしまうからでしょ?
じゃあ、無視してしまうのが今の状況では仕方ないんだとしたら、せめてその「辛くて悲鳴をあげてる心の声」を仕事が終わった後や休日に、しっかり聞いてあげるところから始めてる。
これも、練習なんです。
「ごめんごめん!ずっと無視しちゃってたね!なになに?」って、ちゃんと自分と向き合ってあげる。
で、「もう嫌だよ…しんどいよ…なんであんなことしなきゃいけないんだよ…」っていう、心の声、弱音をちゃんと聞いてあげる。
「そんな弱音吐いちゃ駄目だろ」なんて叱咤激励も自己否定もしない。
頑張れ!とか変わらなきゃいけないんだよ!っていうんじゃなくて、「そうだよね…嫌だよね…じゃあ、なんでこんなことしなきゃいけなくなっちゃったんだろうね…」と、ちゃんと寄り添い向き合ってあげる。
そういうのが、自己対話、内面と向き合うワークと呼ばれるものなんです。
正しいことを言い聞かせるんじゃなくて、弱ってる心と寄り添ってあげる。
だって、傷ついてるのは自分なんだから。
しっかりと、自分の本音と向き合ってあげる。
それを続けていくと、「そこまでしてお金を稼ぎたいか?そこまでして世間に認められたいか?そんなことないだろ?何のために生きてるんだよ」という、ちゃんと本心の奥深くの、根底の部分にようやくアクセスできるようになる。
今まで逃げてきた、人生の課題に対して、真正面から向き合ってあげる。
この練習を、早め早めに始める、自分を慣らしていく。
すぐ答えが欲しい!すぐ現状を変えたい!といくら願っても、これまで散々逃げてきたんだから、そんなの一朝一夕でどうこうなる訳ないんだから。
一日二日で解決するような話じゃないんだから、潔くジタバタするのもこれ以上逃げるのも諦めて、まず練習を始める意識を持つところからスタートする。
僕はこれを、二十代の頃からずーっとやってきて、20年かけて少しずつ解決してきたんです。
そのおかげで、今は四十代だけど、本当に思い通りの人生を歩んでいる。
だからこそ、早め早めに準備する
早め早めに自分の心と向き合う
その練習もまた早め早めに始めましょうよ、というお勧め。
ビジネスやお仕事も含めて、やっぱり心と向き合うって大切ですよね、というお話でした。
ぬいぐるみパパでした。
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無理して潰れてしまう最悪のケースから逆算して心をケアしよう
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独立、副業、自分で仕事をする場合最も大事だけど未経験者が見落としがちなのが「心の健康」です
会社は通いさえすれば給料が出る
自営は凹んでる期間収入が止まります
事実鬱になる起業家はものすごく多いです
将来夢のために起業したいなら尚更早め早めに心の自己管理トレーニングを身につけるべきです
ということなんですが、僕が何かにつけてメンタルヘルスや心と向き合いましょうと話しているのは、もともと僕が起業家だったからというのも大いに関連してるんですね。
やっぱり「きちんと自己管理(体調だけじゃなく、精神や意思決定の精度なども含め)しないと、すぐ食っていけなくなる」と言う、本当に実生活に密着してる部分だからこそなんです。
無理をしてたら、そのうち折れる
↓
折れたら、もう餌がとれなくなる
という、野生の世界なんですよね。
それで普通、それが当たり前だと思ってたので、「ダメージを蓄積しちゃいけない」って意識も強いんです(多分一般的なお勤めをされてる方々の何倍も)
ようは、「今無理すると後で損する」と。
(というのも、散々無理してた時期があったからこその学びですが)
長い目で見たら、自分で自分をケアしたり休ませたり、その都度調子を的確に観察して何とかしてあげなきゃ、とてもとても回らなくなる。
健全なセルフマネジメントをしないと、当然仕事やプロジェクトが滞ってしまい、結果お金がなくなってメシが食えなくなるのは当たり前。
まあ、お勤めの方でも「それが当たり前」と思ってる人もいるでしょう。
ただ、お勤めの場合は、会社の指示に従って働いてる中で心身の健康を害した際は、正当な法的処置により有給休暇や医療費免除、会社や国の保障などを受けれるケースも多いです。
会社勤めの時にはそのルール、その感覚が通用したとしても、脱サラ後の自営業の場合はまず一切通用しない。
それを最初から知ってる野生人と、守られた世界からやってきた方とでは、かなり細部まで意識が違うのをよく感じます。
よっぽど保険とか前もって準備しておかない限り、「常に守られる」とか「穴埋めしてもらえる」なんて有り得なくて
自分の心が病んだり、不安定になったら、その都度その都度、事業丸ごと、プロジェクト全体に変動が起こる。
自分の稼ぎ、収入源が、簡単に上下し始めますし(それによって更にパニックになりますし)
心の動きと共に、収入が当然ぐわんぐわんに動きますし
落ち込んでたら当然アクション(作成、販売などの具体的な作業)が減るので、当然収入も減りますし
そんな精神状態でお客様とコミュニケーションしたら、当然その心の状態が反映する訳で(下手したらどんどん離れていってしまう可能性もあり)
その辺も含めて、自分の心が一番大切
心の健康が最も重要、っていうのは身に染みてますね。
なので、そこから逆算して「いや、ここはちょっと無理、しんどいからスローダウンしよう」と自己判断できるかどうかが鍵。
ただ、多くのお勤め経験者が、漠然と「何かあったら会社が守ってくれるはず」「会社が給料くれるんだから、とにかく言われた通りにやらなきゃ」と自己判断するのを手放しがち
飲み会や接待、残業などのオーバーワークが続いても付き合いだから仕方ないとか
その辺の「物事の捉え方、発想自体」に、ちょっとずつかもしれないけども、長い時間の経過と共に差が出てくる、ってのはあるんだろうなとすごく思いますね。
僕は若い頃から、起業する、自分で仕事を作る、自分で仕事を取ってくる、っていう経験の方が多かったので
自己管理、セルフマネジメントっていうのが比較的早いうちに習慣になっていました。
で、やっぱりいろいろ経験して歳を重ねていくうちに、心の健康とかセルフマネジメントって考え方も大切なんですが
何よりも、「無理をしない」っていうのが、本当に人生の結論だよなぁ、とすごく感じるようになりましたね。
無理をしてしまったら、続かない、と。
で、続かなくて、最終的に心が折れてしまったり、無理がたたって潰れてしまうのが一番のロス。
それが一番もったいないんですよ。
ヤケを起こして、何もかも失ってしまう可能性すらある訳だから。
とにかく無理をしない
自分に合っていること、自分が活かせること、自分が本当にやりたいとに思うことを、自分が本当にやりたいと思ってる時にする
本音の本音で、自分がやりたいと感じる仕事をする
そこに向けて準備をしていく、という意識が一番大切だなと思いますね。
これは別に、起業や副業だけじゃなくて、普通に会社選びとか就職転職でもそうだと思うんです。
よく新入社員や転職希望者が、面接で背伸びしたり、新しい職場で自分を大きく見せたり、履歴書を大きくキレイに表現したり
面接テクニックとかも本当に色々あると思いますが
そこで過剰な演技をしてしまって、「そんなあなた」を期待される方が、仕事が始まってからしんどいんですよ。
だから、どんな状況、どんな場面でも、最初に自分をどう出すかで全てが決まる。
最初に大きく、強がって背伸びした状態の自分を見せることによって、当然「あ、そういう人なんですね?じゃあ期待しますよ」ってプレッシャーが大きくなる。
そうすると、生きづらくなるです。
だから、最初から大きく見せない。
できることはできる、できないことはできない、という正直な自分を出す。
社会経験とは、その練習の場だと捉えるのがお勧めです。
それが、自営で仕事をしていても、雇用される立場でお勤めをしていても、絶対に長い目で見たら一番重要になってくる。
「無理をしない」という環境を、自ら準備して構築していくっていうのが、一番自分自身の人生にとって大切なんだと思います。
で、今までの「ついつい自分を大きく見せがち」という癖も、これまでの生活環境よって身についてしまった習慣
無理をする、背伸びする、高評価を得たがる、っていうのが癖になってる人がほとんどだと思うので
そこを「いやぁ…これを続けていくと、自らストレスの多い職場に身を投じることになるぞ?」という、先回りした発想や視点を持つ。
「いやいやいやいや、大きく見せない練習だ」「なるべく素の状態を出す練習だ」と。
で、それを分かってくれる人、理解して受け入れてくれる人と仕事をする、っていう発想に切り替えていく練習を早め早めに始める
というのがお勧めですよ、というお話でした。
ぬいぐるみパパでした。
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起業や副業は野生の世界、自分で餌を捕る意識を持とう
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働く事に疲れて独立したがる人も多いですが、一定の給料を毎月必ず頂けるのはフリーランスという野生の世界では有り得ない魔法のような状態です
農家も収穫がある月もない月もあって当然
安定収入とは不自然なくらい恵まれた状態です
人には向き不向きがあるので、両方の良い所を得るのが賢いですよ
ということですが、副業が解禁になった会社も多いですよね。
国もそういう方向性を後押ししてますし。
大企業でも「副業することを認めます」みたいな発表があり、ここ最近は副業ブームと言われてきました。
独立起業とかも、まだ流行ってたりするのかな?
僕はもともと、自分で起業するって発想をメインに、人生の前半と言うか、学生時代から20代、30代、30代後半ぐらいまでかな?という、これまでほとんど「自分で仕事を作る、自分で会社を立ち上げる」という起業家人生を歩んできたんですね。
30代の後半ぐらいから、そういった経験は一通り満足して、「今後は会社に勤めてみよう」と思い立ち
世に言う所の大企業に勤めるとはどういう事なんだろう?サラリーマンって何なんだろう?っていう、新しい世界観を経験してみて
今は、どっちの世界(雇用する側とされる側)も両方知ってるので、またさらに数年前に転職し、本当に自分のやりたいカテゴリーのお仕事をしてます。
本当に無理せず、自分が一番楽しく、今まで経験したことを活かせて、全然ストレスのない状態でいれる職場、ポジションに転職してみて
以前の「自分が経営者でいた頃」「管理職についてた頃」の、管理しなきゃいけない、人の上に立たなきゃいけない、責任を負わなきゃいけない、という立場からも卒業し
今が最も、人生で一番お気楽極楽な状態
何も考えないで、ただ自分の得意な分野で、得意なことを頑張りもせずに自然体で行っているだけで、お客様や職場の人達が喜んでくれる。
無理しない自然体の僕を評価してくださり、お給料も勝手に(って言ったら変ですけど)いただける状態
っていう現状が、今までで一番自由だなぁ、と納得して、満足しているんです。
そんな、どちらの世界も一通り見てきて、どちらでも自分が満足いく成果を上げた経験も(もちろん山ほど苦労した経験も)ある僕から言わせていただくと
今の副業ブームや、正社員だろうと何だろうと給料が上がるとは限らず、終身雇用なんてもうとっくになくなって、という変化の時代において、「誰にでも起業をおすすめする」とは、僕は全然思えなくて
仕事をゼロから作る、自分の事業を興すって、本当に向き不向きがあると思うんですよね。
会社に勤めていて、窮屈だから、退屈だからって理由で脱サラを検討する方もいますけど(もちろんブラック企業だったら、さっさと辞めて転職した方がいいと思いますが)
なんか、「自分で起業する、個人で仕事をする」っていう、起業じゃなくてもフリーランスとかの方が自由が多い→だからそっちの方が良い、と勘違いしてる人も多いですけど、それも向き不向き。
確かに、自由は多いんだけど、「その自由が恐怖に変わる」ってパターンの人もたくさん見てきました。
僕はよく「野生のフィールド」って表現するんですけど、僕自身がこれまで会社に雇用されたことがなかったから、ずっと野生のフィールドで、自分で仕事を取ってくる、餌を取ってくる、って野生動物の感覚で生きてたんですよね。
で、そんな僕にとっては、(全て自己責任の実力社会という野生のフィールドが)すごく納得のいく状態だったので、全然活き活きとやってた時期が長かったんですけど
「これも本当に向き不向きあるよなー」と、他の雇用される側のタイプの方々を見ていて感じました。
自分からお客さんの所に出向いてお仕事を取ってくるって、雇用される立場の人はまず考えたことすらないと思うんです。
もともと僕は営業職、セールス業界にも長くいたので、そこでの経験が大きかったんでしょう。
モノを直接販売する、お客様と直接やりとりをしていき商品を販売するという、「直営業」ってスタイルが全然苦じゃなかったというのもあり
逆に、もともと先生でもあり、教育業界にもいたので、「まずはコミュニケーションを大切にする」っていうのが僕にとっての自然体だったんですね。
そんな、お仕事を自分で取ってこれる、商品を自分で売ることができる、っていう僕にとっては、フリーランスや起業家という生き方が理に適っていて、自然体だったんです。
だから、決して誰にでも向いてる訳じゃない。
逆に、僕は「会社に勤める」って経験を30代中頃からかな?初めてやってみて、これまでのキャリア、経験があったので比較的大きな会社に勤めることもできて、何社か転職しながら色々見てきたんですけど
初めの頃は、本当にびっくりしたんですね。
『なぜ、同じ額の給料を、毎月いただけるのか?』
普通の勤めてる方々からしたら当たり前だと思ってることが、僕にとっては全然当たり前じゃなかったんです。
本当に初めは慣れなくて、毎月毎月、社長室へ行って、社長にお礼を言ってたんですよ。
「今月も同じ額いただけるんですか?ありがとうございます!」
「また今月もですか?本当ですか?ありがとうございます!」
って、毎回給料明細持って、言いに行ってました(笑)
嬉しいというより、違和感しかなかったんですよ。
だって、自分でお仕事してて、毎月定額の収入なんて有り得なかったもの。
僕の田舎が、元々は農家の生まれというのもあり、ちっちゃい頃から手伝ってたのも大きいんですが
収穫時期にいっぱい働いて、稲刈りして野菜をとって、それを農協やお店に卸して、ようやく一年分のお金をいただける
っていうのを、小さい頃から見てきたんですね。
うちは専業農家っていう時期はもうとっくに終わっていて、僕が生まれた頃はもう親世代は副業で農業を続けてたんです。
その前のおじいちゃんおばあちゃんの世代は農業一筋だったけど、父も母も会社に勤めたりパートをしながら、空いた時間で畑や田んぼを耕したりって状態だった。
それを僕も手伝ってたので、年に何回かは田植えや稲刈りで忙しくて、収穫の時期とかは本当に忙しくて学校行事を休んででも手伝わなきゃいけない、みたいなね。
だけど、その時に一気に収穫があり、収益が上がる(儲かるって感覚とは違いますけど)
それが、人間が自然と共存していた時代の、当たり前だったんです。
僕が起業した時も、その感覚がちっちゃい頃から身に付いてるから、当たり前なんですよ。
準備して、準備して、準備して、種を植えようにお客様を新規開拓していき、商品を開発していき、様々な市場調査をして
皆様の声を受けて、求められているサービスや商品を完成させて、提供した時、発売開始した時に、ようやく売上が上がる。
そこで、ひと月に何百万も利益が出る場合もある。
そこだけ切り取って、サラリーマンの感覚で考えたら「ひと月で何百万も手に入る」ってすごいことのように感じるかも知れないけど
それ以前の、種植えや水撒きじゃないですけど、準備してる期間は、収入ゼロですからね当然ながら。
それが当たり前なんですよ、フリーランスや起業家という野生のフィールドで生きてる人には。
だから、それを成功というのかどうか分からない、人によって解釈は違うと思いますが
自分で商売をやる、ってそういうことで
安定した収入が毎月上がるなんてまず有り得なくて、よっぽど軌道に乗せれたっていう状態ですかね(それも何年先まで続くか分かりませんし)
個人事業主や起業家のレベルだったら、収入がガーンと上がる月もあれば、全くない月もあって当然で
トータルで見て、年収いくらの世界(年俸に近いかな)
僕は「その方が当たり前」だと思ってたので、毎月毎月定額でお給料をいただけるというのが、ものすごく違和感だったのを未だに覚えてます。
で、その世界観自体も、人によって向き不向きなんですよ。
月ごとの収入額が不安定っていうのにストレスを感じるようなら、向いてないかもしれないし
「それが自然だよね」と思えるんだったら、全然アリかもしれない。
だから、副業っていう形で、まずは試してみるのが大切。
お勤めによる安定収入と、自分のやりたいことで稼ぐ収入
不安定かもしれないけど、収穫がたまにあるからモチベーションが上がる、っていうのがビギナーさんやこれからチャレンジする人には一番あってると思いますよ、というお話でした。
ぬいぐるみパパでした。
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休みの日こそしっかり心と向き合い自分で癒す練習をしよう
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心の健康を最優先に考えると、休みの日に無理矢理元気に遊んでストレス発散するより静かに疲れて落ち込んだ心を観察してあげる方が理想的です
自分の心を子供に置き換えて慰めるという表現をよく聞きますが、悲痛の声こそ無視し続けると病んでしまいます
お風呂につかったり散歩しながらが効果的です
ということですが、僕からは普段よくウォーキングをお勧めしたりするんですね。
自分自身もそうやって心をケアしていった、という経緯がありますし。
あとお風呂、温泉も今は大好きなんですけど、心が病んでた頃は長く入ってることができなかったんですよ。
でも、それは「心の危険信号を察知する」のにすごく役立ったな、って当時の自分を振り返ると感じていて。
僕は本当に心が壊れちゃう直前まで、とにかく自分の心が危険信号、サインを出してるのに気づくのが怖くて
何もしない時間が怖くて(前回お話したように、じっとしてると抑圧した感情が湧き上がってくるので)
大好きだったはずの長風呂や温泉につかっていられなくなったんです、怖くて怖くて。
それは全て、無意識下で起こってるんですけどね、全部。
(だから本人は怖れている事実すら気づけてません)
ぼーっとしている状態になると、不安が襲ってくる
それはツラすぎるので、無意識に休日も仕事やアポを入れたり、常に何かしてないと落ち着かない。
最近は特に、常にスマホをいじってないといられない、とか落ち着いてのんびりお茶を飲む(動画も何も見ずに)みたいな時間が耐えられないって人、多いですよね。
頭ん中、脳内を常に何かで埋めてなくちゃいられなくて、SNSや動画を見続ける、音楽を流し続ける、ってのは危険信号なんですよ。
それを自分で気づくことが重要で、自覚症状があったら「おっと危ない、リラックスリラックス」と意識を切り替えるのが大切なポイントの一つ。
で、もう一つ大事なのは「しっかり向き合うこと」
やっぱり怖いんですよ、自分と向き合うのって。
不安や恐怖、寂しさ、孤独などの感情は、普段は見たくない、向き合いたくないから抑圧する、押し殺すってのを続けてしまいます。
そして、心にどんどんダメージを蓄積していく。
だから、本当はその都度、感情と向き合ってあげないといけなくて(感情は生じた瞬間にしっかり味わえばクリアできるので)
ただ、押し殺さずに「味わう」ってことをすると、やっぱり落ち込むんですね。
落ち込むような感情が自分の中に入ってるんだから、当然ですよね。
それで、正解なんです。
ちゃんと落ち込む、しっかり落ち込む(変な表現ですけど)
休日には、しっかり心と向き合って、しっかり落ち込む、しっかり凹む。
その方が、逆に「本心、自分自身をちゃんと受け入れてあげれてる」ってことなんです。
伝わりますかね…。
これが、心をケアするのに一番大切です。
「弱い自分はダメだダメだ」ってフタをして押し殺す方が、よっぽど怖いことになっちゃうんですね。
それを冒頭で「(心の)悲痛の声」なんて表現したんです。
大抵の場合、心の問題、心の課題って、幼少期のトラウマ、ちっちゃい頃の記憶から派生してるんですね。
解消されなかった苦しみ、認めてもらえなかった想い、押し殺して抑圧した感情っていうのがずーっと根っこにあって
そこから様々なことに枝葉となって繋がっていき、今の「心の問題」が現実に具現化し、投影されてる
ってのが、心理学でいう「投影」という現象ですよ、なんて話も時々させていただいてますが。
例えば、メンタル系のセミナーとかでもよく「自分の心の中に、幼い頃の自分がいて、その幼い頃のちっちゃい自分が泣き叫んでる、と想像してみてください」みたいなアプローチの仕方があるんですね。
自分のちっちゃい頃を思い返してみて、その頃の自分が、親や周りの大人に、ただ認めて欲しかっただけ、褒めて欲しかっただけ。
何を?と言ったら「ただ自分らしくいること」を
ただ「自分として存在すること」を認めて欲しかっただけなのに、常に「こうしなさい!ああしなさい!」と指示が飛んできて
それを正しく実行できないと叱られて、悪い子だ!ダメなコだ!って否定され
自分がやりたいようにやると、「そうじゃない!こっちが正しいんだ!正しい答えは我々大人が知っているんだ!お前は何も知らない!」と抑圧される。
そのようにして出来上がった「自分らしい、ありのままの自分でいちゃいけないんだ」ってメッセージ性が、深く深くに刷り込まれていった結果として、自己否定っていう習慣が生まれちゃうんです。
ありのまま全部を認めてもらいながら育つと、そういう心の課題やトラウマが生まれにくい。
それでもゼロとは言えないんですが(社会や環境、事故や災害によるトラウマもあるので)けど比較的少なくはできる。
だけど、なかなかそれって難しくて、現代人は競争社会の中で教育を受けるケースが多かったり、いろんな人と関わることで自分が生きづらさを感じる場面も多かったりする。
人と関わることは大切なんだけど、人間関係を構築していく過程で、やっぱり自分らしさを出すと「出る杭は打たれる」のような状況に出くわしたりする。
そんな様々な経験をしながら、無意識下にトラウマができてしまい、今の「自分の素直な感情を自分で認めることができない」ってパターンをつくってしまっている、と。
これも、
感情から派生して
↓
影響を受けた脳が
↓
(いつも言うように)習慣化された思考のプロセス、思考パターンを作ってしまい
↓
毎回毎回、同じように考える、同じように発想する
ってパターンが出来上がっちゃってるから、オートメーションでそうなっちゃってるから
常に自分を否定する、を毎日毎日繰り返している
だから、さらにその思い込みがより強固になる
その思い込みが強く自分の脳と心に染み込んでいく、っていうメカニズム、無限ループなんですね。
だから、根っこの根っこの根っこに戻っていくと、全ての始まりは幼少期の記憶だったり、その頃の感情を押し殺した出来事、っていうきっかけ、「種」があるから
そこと向かい合ってあげる、っていうのが全部の狂ってしまった、歪んでしまった、大もとの原因を改善するということに繋がるんです。
なので、休日にストレス発散しに行くっていう発想より、休日にじっくり内側の心の声を聞いてあげる
で、凹むんだったら、ゆっくりじっくり凹んであげる。
凹む、傷つく、落ち込むって、「実は贅沢な時間なんだ」っていう風に解釈を変えるんです。
すごくショックを受ける
ズシーンと落ち込む
静かに部屋にこもって、「もう人と会うのが怖い!人に会いたくない!」っていう時間を、ゆっくりとる。
それが実は、心にとっては一番贅沢な時間。
で、僕自身は、解釈がもうすでにそんな風に変わってしまっていて
なんかショックなことを言われたりすると、あえて「じっくりと味わう時間」をつくるんです。
(最近はもうないですが、以前は)SNSでたまにビックリするような事を言われたりして、もともと僕はすごく落ち込みやすい、気にしぃな性格なので
ものすごーく凹んだり引きずったりするんですけど
そういう時には、スマホの電源を切って、わきに置いて、じーっくり落ち込む。
「はぁ これができる時間こそが、贅沢なんだよなー」ってつくづく感じるんです。
傷ついた瞬間にその心、感情と寄り添ってあげて、自分をケアしてあげる。
だって、忙しかった頃は、それができなかったんだもの。
自分が自分でいちゃいけない、何か自分じゃない自分にならなきゃいけない、ってがむしゃらに自分を忙しく追い込んでいた時期は、そんなことできなかったから
何かに凹んだり落ち込んだら、すぐその場で、じーっくり心と向き合う。
そうすると、「はぁぁ、傷ついた途端に癒やしてもらえた」「幼い頃はいくら願っても叶わなかったことが、今は叶うんだ」「贅沢だなぁ」と感じられるようになる。
それを繰り返していくことで、本物の自己承認に繋がり
心が揺るがなくなり、軸が確立できる
自分の本当の幸せ、自分の本来あるべき心の状態、自分の本当の自然体が見えてくると思うので、お勧めですよというお話でした。
ぬいぐるみパパでした。
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忙しくしていないと不安で仕方ない人は要注意
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
人は不安や孤独に耐え切れずその感情に自分が気づかなくても良いように自らお忙しくします
以前の僕もこの状態で全て会社のせいにしてました
じっとしてられない、音がないと不安、常に何か観たり読んだり頭を埋めてないといられないという人は要注意
突然やめるのもキツいのでウォーキングをお勧めします
ということで、これは解説しないと前後の文章の関係がわからないと思うんですけど。
僕自身が心を壊して、メンタルヘルスを崩してしまった経験がありまして
自分の習慣、今までどんな風に自分を酷使してきたか、心を痛めつけてきたか、っていうの(メンタル回復後に)振り返った時、すごく当てはまったのがこれらのポイントなんです。
よくメンタル系のセミナーなどで使われるネタに、「忙しい」という漢字は心を亡くすと書きますよね、みたいな導入の仕方があるんですけど
本当にその通りで、自らを忙しくすることで心をあえて機能させなくする、みたいな裏心理的な働きかけ方がありまして
ようは、本人は「心と向かい合いたくない」んですね。
本当は、自分の中に抑圧された感情を押し殺さず、丸ごと感じてあげないと心の課題はクリアできるはずがないのに
そこと向き合いたくない、不安や孤独や心配、そういう感情と向き合いたくないんです、辛過ぎて。
常に常に、「自分はどうしたらいいんだ」って得体の知れない感情と向き合ってるのが怖いから、考えないように考えないように、自分を追い立てる、急かす(頭を他のことでいっぱいにさせておく)
で、常に自分を忙しく忙しくさせる、って状態
僕がまさにそれだったんですね。
仕事をとにかく詰め込んで詰め込んで、あえて自分を多忙な状態にしていないと、不安で不安で仕方ない。
のんびりしていると怖くなっちゃう、っていう…病気ですよね、もうすでに。
そんな精神状態に長いこといました。
休日なのに、携帯が気になって仕方ないとか。
もうそこまでいったら、本当に鬱の一歩手前って感じなんだけ、本人は気づかないんですよ。
ただただ、じっとしてられない。
その頃の僕は、本当に壊れてました(けど本人はビジネスマンとして充実した日々を送れてると思い込もうと必死でした)
今では温泉が大好きなんですけど、当時はお風呂もゆっくり入っていられない。
怖くてじっとしていられないんですね。
のんびりしてると不安がブワーッと頭をよぎってくるから、なんとかそこから逃げる自分を正当化するために、プロジェクトのことをずーっと考えたり
とにかく暇な状態を作るのが怖くなっちゃう、ってことが頻繁にありました、今振り返ると。
じゃあ、心が平穏(正常)な時期はどうだったかと言うと、何も考えない状態こそが至福なんですよね。
田舎に行って、風景を眺めたり、のんびりと温泉に浸かって、何もしない状態がリラックスできる
心が健康な時は天国に感じるはずの状況が、地獄でしかない、って時点で「ちょっと心に問題が生じ始めてるぞ」と気づかなきゃいけなくて。
でも、それを自覚できないんですよ、難し過ぎて。
人間はもう本当に、自分で自分を洗脳してしまう生き物なので。
「習慣の生き物」ってよく表現しますけど、自分の思考回路、思考パターンが反復されて反復されてしまい
いつも同じ回路で、思考、脳が回ってしまうから、自分では気づかないんですよね。
同じパターンで、自らを忙しく駆り立てて、考えない考えない、自分と向き合わない向き合わない、を繰り返してしまう。
で、心が悲鳴をあげる、ということがよくあるので
そうなる前に、一旦立ち止まって、ちゃんと自分を観察してみて、「なんかじっとしてられないなぁ」とまず自覚するところから。
常にウォークマン(は今時ないかな)イヤホンでスマホやiPhoneの音楽を聞いてないと、不安で不安で仕方がない
もしくは、常にネットニュースを追いかけてる、とか、なんかずーっとSNSをやってしまう、とか
ノンストップで、何かに脳を働かせてないと、不安で仕方ない
っていう自覚症状がないとヤバいんですけど。
自分にも当てはまるなと感じたら、要注意ですね。
僕はその結果、本当に鬱状態になってしまったので、かなり危険だけど
危険なんだけど、本当に現代人の多くは、もうすでにその状態ですよね。
もうずーっとスマホをいじってないといられない。
だから、「デジタルデトックス」、時にはスマホを手放す時間をつくった方がいいですよね、と言われてる。
本当に大切だと思います、まず自分の状態、症状を自覚するためにも、心の健康を保つためにも。
で、そういう時に、いきなり遮断するのは、やっぱりハードル高いんですよ。
ダイエットのリバウンドが怖いのと一緒で、心の仕組み、脳の仕組みは本当に全ての状況で共通するから
習慣化されたものをいきなり辞めると反動が来る、ってパターンなんですね、人間の体のメカニズム的に。
何にせよ、「急な変化を嫌う」のが人間の機能なので
急な変化に対する抵抗、反動が一番大きくなるんです。
だから、急に止めるっていうのも「変化」じゃないですか。
今まで続いてたものを急にチェンジさせるのが、一番その後のリバウンドや抵抗感に繋がるので
徐々に変えていく。
徐々に徐々に、緩くしていく。
その為には、ウォーキング、お散歩がお勧めですよ、と。
延々とお散歩してる状態って、脳が思考停止するので、自分の心と向き合うのにもピッタリ、といつもお話しさせてもらってて
だから冒頭でも最後に「ウォーキングをお勧めします」と紹介してるんです。
じーっとしてるのが怖いんだったら、まずお散歩してみる。
その間、ただただ歩きながらぼーっとしてる状態だから、スマホをいじらなくて済む。
で、その状態に慣れてきたら、音楽を聞くのも辞めてみる。
ただただ無心でぼーっと歩く、公園を何周もする
っていうようなウォーキングから慣らしていくといいですよ、って実体験と共に、今回はこんなお話を紹介してみました。
ぬいぐるみパパでした。
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無理しない状態こそが本来あるべき自分らしい生き方
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
落ち込んでる時に無理矢理元気を出そうとして、気合や音楽などの外部刺激を使って強引にテンション上げるのは心を麻痺させる要因にもなりかねません
理由があるなら仕方ないかも知れませんが、可能なら静かに内観し心の変化を観察すると良いです
落ち込んだままでいるのも自己承認の練習になります
ということで、これは僕自身の実体験も含めた大切なメッセージなので、届ければいいなぁと思いつつ伝えさせて頂きますが
僕も若い頃は本当に無鉄砲で、成功しなきゃ!お金を稼がなきゃ!と焦っていて
そのためには、モチベーションは常に高いままキープしなきゃいけない、とかポジティブシンキングで常にプラスな発言をしなきゃいけない、って力んでました。
よく今で言うところの「意識高い系」で、もう本当に自分に鞭を打って(元々そんな性格じゃないのに)ビジネス書を読んだり、セミナーを受講したり、自ら叱咤激励をしてもらいに行ったり、と
散々「修行のような人生」を送っていましたね。
で、ホント疲れましたね…。
その結果、心が折れてしまって、うつ状態になった経験もあります。
まるでジェットコースターのように、登ったり落ちたりを何度も繰り返してきて、結局心が休まる時間はほとんどなくて。
もちろん、目標を達成し、成功したって実感が得れた時は達成感もあって、それはそれでいい経験だったんだけど
この、ずーっと頑張り続けるとか、自分は落ち込んでるのに無理矢理テンションを上げ続けるって生き方を「一生やる気にはならないよな…」ってすごく感じましたね。
「それって、本当に幸せなのか?」と言ってたら、そうじゃない気がしてきたんですよ。
経験したことがないから挑戦してみたい、見たことのない景色だから頂上を見てみたい、高みへ登ったらどんな風景が広がってるのか自分を試してみたい、という意味で若い人がチャレンジするのは全然いいと思うんです。
でも、全力疾走し続けるって、しんどくないですか?
この「人生100年時代」といわれる時代に、ずーっと頑張り続けることが正解なんて古い考え方、どうなの?
そう考えたら、やっぱり「できる時期にしかできないよね」と。
もちろん、本当にやりたいんだったら全然やったらいいと思うけど
そもそも、あなたが幸せと感じるのは、どんな時ですか?
「私は今幸せです」と、本当に自分が納得するのは、どんな時ですか?
っていうのを、僕自身ずーっと自己対話を続けてきたし、カウンセリングやコンサルティングをする側として相手にも投げかけてきた立場なので
もう、本心に嘘をつけない自分になってたんですよ。
たくさんの方々の相談に乗ったりしながら、いろいろ気づかせて頂いた部分なども含め、最終的に僕が出した答えは
やっぱり、本心から「今これにチャレンジしたい」と望むことなら、勝手にテンションが上がる、勝手にモチベーションが続く
けど、それ以外で、(本心は望んでないのに)不自然にモチベーションアップしたり、無理矢理テンションを上げる、なんて上っ面の、表面上のテクニックは自分の心にダメージを与える要因にもなる。
ちょっとずつちょっとずつ心を麻痺させたり、蝕んでいったり、気づかないところでストレスを積み上げていく、といったデメリットしかないよな、と考えるようになったんです。
一時はそれでお金を稼げるかもしれない、地位を築けるかもしれない
だけど、そうなってしまったら今度は「それ」を失うのが怖くなって、「その場」に居続けるために、さらにずーっと頑張り続けなきゃいけないじゃないですか。
それは流石にきついでしょ?
それはやっぱり心を壊しちゃうでしょ?
って僕は、実際に壊してみて、本当に痛感したんです。
そんなノリが向いてるんだったら、そもそもそういうアゲアゲなテンションとかが楽しいと感じる人だったら、そういう素質があるんでしょう。
というか、生まれ持っての性格なんでしょうね。
だったら全然構わないと思うんですけど。
やっぱり、自己実現、自分の幸せ、せっかく生まれてきた自分の人生をどう生きるか、なんて正解は自分にしか分からないんだから
「何を一番に優先するか」と問われたら、僕は、ありのままの自然体、自分らしく生きることだと思うんです。
だから、もともと無茶苦茶テンションが高い人は、毎日いつでも、おじいちゃんになってもおばあちゃんになっても、テンション高くていいと思うんですよ。
それが自然体で、無理してないんだったらね。
周りが静かでも「私ははしゃいでないといられない」って人は、ある意味それはそれで生きづらいのかもしれないけど…
それが、自分の素に合っている生き方なら、エンターテイナーも天職なんだろうし
常にモチベーションアップして、テンション高い状態でパフォーマンスするお仕事もいいと思うんです。
だけど、全ての人がそっち(常にポジティブでテンション高くモチベーションも続くスタイル)に合わせるべきとか、そっちが正しい、そうならなきゃいけない、ってモデルにするのは、おかしな話ですよね。
のんびりする方が楽しい、って人も多い。
というか、普段からみんな仕事に疲れてて「温泉でのんびりしたーい」とかっていう人の方がほとんどだと思うんですよ。
「バリバリ働きたい!常にテンション高くいたい!」って、一生言い続ける気ですか?それは本音ですか?って尋ねたら、「いや、そうでもないです…」って人がほとんどだと思うんです。
だったら、無理をしない状態、無理をしない環境を早め早めに準備する方が理に適ってますよね。
本音を言えば、誰だって「その方がなんか心穏やかでいれるよなぁ」って自分が自然とそっちへ向くと思うんです。
無理し続ける人生を選ぶより、無理しない方に早め早めにシフトして、準備していくのを「心がそっちに行きたがってるなぁ」って感じる人の方が多いと僕は感じるんですよ。
僕がそうだったから。
だとしたら、世間の情報に振り回されず、誰が何と言おうが「そっち(頑張り続ける、無理し続ける生き方)」には別に反応しなければいい。
「そっち」の情報なんて、シャットアウトしたらいいだけの話じゃないですか。
大切なのは、「正解なんて自分の内側にしかない」(といつもお伝えしてますが)
そりゃそうでしょ、自分の人生なんだから。
自分にとっての成功とか、自分にとっての幸せなんて、自分が判断するんだから
どうなったら私は幸せですか?なんて、人が決めることじゃないんだから
じゃあやっぱり、答えは内側にしかないよね、と。
だからこそ、心と向き合う。
内観、自分と対話する時間が最も大切で、「私は今どう感じてるんだろう」と常に内側に意識を向ける。
「自分は今、テンションを上げなきゃいけないと思っている
ということは、テンションが上がってない状態なんだ
落ち込んでるんだ
だったら、なぜ無理してテンションを上げなきゃいけないと思ってるの?
落ち込んだままでいいじゃん」
っていうのが、本当の自己承認ですよね。
「そのままの私でいいじゃん」っていうのが、丸ごと受け入れて、認めてる、という状態なんです。
落ち込んでる自分を何とかしようとしたら「いやいやいや、前向きになきゃいけないと言ってる時点で、実は自己否定しているんだよ」って事にも気づかなきゃいけなくて。
このままでいいんだよ、人間なんだから
自然体でいいんだよ、生理現象と同じだよ
自然の移り変わり、季節と一緒だよ
変わっていいんだよ
元気な時もあれば落ち込んだ時もあって当然だよ、人間だもん
そうじゃないんだったら、心が壊れてる証拠じゃない?
心の微妙な針が振れなくなっちゃって、ずーっとマックスを指してたら、プラスに針が振れてたら、明らかにおかしいじゃん?
みたいなことにも、本来は自分で気づかなきゃいけない。
これは、誰かに言われて「そういうものなんだぁ」じゃなく、自分で気づくべきで
そのためにも、自己対話、内観、自分と向き合う、自分の心の声を聞く、本心をちゃんと理解する、というプロセスが大切。
まず「私の本心で何なんだろう?」っていう風に、内側に意識を向ける。
「自分って本当は何を求めてるんだろう?」って心に問う習慣をつける。
これも、慣れてないと全然さっぱり分からず、自分の本心、本音が見えてこないので
まずは意識する練習をし始める、これも事前にちょっとずつちょっとずつ準備していく
というのが大切だなと思って、シェアしてみました。
ぬいぐるみパパでした。
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苦労が正義という偏った考えを次世代に引き継がないようにあえて楽しもう
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
自分に厳しい人は他人にも厳しくなり自分が苦労してきた人は他人にも苦労を強いるようになる
これはもう強烈に潜在意識に刷り込まれた情報だから抗えない
でもこの連鎖を次世代に引き継いだらダメなんです
これからは楽こそが正しい時代
だからこそ苦労してきた僕らも楽しまなきゃいけないんです!
という、かなり想いがこもった僕からのメッセージなんですが
これは詳細を解説しないと、なかなか本意が伝わらないと思うんですね。
まず、これまで多くの人が、努力と根性で目標を達成し、苦難を乗り越えてきた
それは、素晴らしいこと、と言うか全然良いことだと思います。
それ自体が、悪いとかいう訳じゃないんですけど
ただ、人間の心理状態がどのように変化していくかというと、人は達成感を感じた時に、その記憶が強烈に残りますよね。
では、なぜ達成できたのかと言うと、苦労をして、歯を食いしばって、頑張って頑張って達成できた。
だから、その達成感というものが大きくなる訳ですね。
何にも苦労しないで、目標やゴールを軽々とクリアしたら、強烈なインパクト性はないじゃないですか?
だから、苦労するほど、苦しむほど、乗り越えた時に快楽物質がドバーッと出て、「すげー!やったぜ!ようやく念願叶った!」って達成感が強烈にインプットされる訳です。
それが脳のメカニズム的にも、心理的にも、人間はそうなってますよね、というのは冷静に考えは誰でもわかる、と。
V字回復というか、ジェットコースターのように、下にいる苦難が大変なほど、頂上に登った時の達成感が大きい。
だから「達成感」という言葉がある訳で。
苦しい時がある人ほど、その差に応じて、上がった時にすごく充実感を得たり、快楽を感じたりする。
人間はそういう生き物じゃないですか。
で、それはそれで全然いいんですけど、「そのプロセスが正しい」と思い込んでしまった人ほど、苦労の後には必ずご褒美がある、快楽があると信じ込む。
生物的に、反応でそれを記録しているので、次世代にも同じように伝えてしまうんですよ、良かれと思って。
ここがちょっと厄介なポイントでして…
みんなが苦労してた貧しい時代、戦争が終わって焼け野原の時代に、国民全員が苦労していました。
清貧という考えのもと、これから国民一丸となって日本を復興していかなきゃいけない、生きていかなきゃいけない、そのために餌を取らなきゃいけない、っていう状態で
皆が努力と根性で、「贅沢はしません」と、とにかくがむしゃらに頑張っていた。
だって、戦争で殺し合いをしてた時よりも、全然希望があるでしょ?と。
我々は戦争に負けたけども、これ以上殺し合いをしなくていいんだから、あんな辛い地獄より全然マシでしょ?
生きてるだけで、命があるだけで有り難いでしょ?って。
だから、がむしゃらに頑張れた。
で、苦労して苦労して、貧しい時代からどんどんどんどん日本の国民全体の富や地位が上がっていって
みんながお金を稼げるようになって、三種の神器と言われるような家電製品、テレビや冷蔵庫や洗濯が手に入れられるようになった。
多分、今の若い世代のコからしたら、おじいちゃんおばあちゃん、いや、もっとかな、ひいひいおじいちゃんおばあちゃんくらいの時代かもしれないですね。
その頃は「ほら、やっぱり努力と根性は報われるでしょ」の価値観だったんです。
苦労して苦労して、わがままも言わず、貧しいけど負けずに頑張っていこうという強い心、強い意志で
みんなで頑張ろう!頑張ろう!って国民がどんどんどんどん頑張ったおかげで、日本が世界的に見ても豊かな国になった。
バブルも来て、みんなが豊かになって、お金持ちの経済大国日本ができあがった、という歴史があって。
その頃の人達にとって、「努力と根性は必ず報われる」
逆に言うと、それ以外に報われる術を知らないから、「とにかく頑張れ!」と。
苦労は買ってでもしろ!若い奴ほどまず苦労しろ!の考え方が、完全に定着してるんですね。
それは間違いではなくて、その時代では明らかに正しかったんです。
だけど、時代がどんどん変化していき、終身雇用もどんどんなくなっていき、サラリーマン神話もどんどん通用しなくなり、転職が当たり前、変化が当たり前の時代になってきた。
テクノロジーがどんどんどんどん普及することによって、時代が急激に変わってきて、未来がどうなるなんて先人も分からなければ現在人でも分からない。
誰も新しい「正しい答え」、新しい時代の正しい未来像はこれだ!ってお手本がわからない時代に突入した。
そんな時に何が起こるかというと、昔の達成感、報酬系の快楽物質が出た時の記憶に縛られて、どんどん時代に取り残されてしまう人が出てきた。
自分の中の古い正解に、未だに強烈に影響を受けている人、またはその影響を受けた人が教え込んだ根性論に取り憑かれてる人が、今まさに違うパターンの苦しみを味わい出してる。
「努力と根性こそが正しいんだよ、唯一の正解なんだよ」っていう教育を受け続けて大人になった人が、さらに次の子供達に
「私もそう育てられて、苦しいのにお受験戦争を戦ってきて
勉強して勉強して、安定した会社に就職して
嫌な仕事でも文句を言わずに勤めてきたから、毎月お給料をいただけて
昇進もしてきたから今の地位があって
家のローンもようやく払い終わったから、ほらやっぱり全て報われた。
だからお前たちも、同じように苦労しなさい」と未だに教え込んでるとしたら…
もはやそれって、呪いの連鎖みたいじゃないですか?
だって、その苦労と努力と根性の歴史を「その時代では正しかったからこそ受け継いでる」としたら、これからは全然違う時代になりますよっていう話なんです。
こんな風に、歴史を紐解いて、人の心理はどう動いてきたか、脳の中はどういう仕組みで人類の意識が変わってきたか、っていうのが解読できないと、本当の意味で納得できないんですよ。
これからは、テクノロジーが広がって、AIが単純な作業をこなしたり、人間がインプットしたプログラムが自動で稼働し、人の代わりに働いてくれる時代。
もっと言ったら、ビッグデータで自己学習することによって、機械が、ロボットが、AIができる仕事は人間が取って代わられる、って話はもう何年も前から話題になってますよね。
だから、ロボットにできることって、どんどんロボットの仕事になっていくんですよ。
で、人間にしかできない事っていうのは、想像することとか、僕がよく話すのは「心と向き合うこと」
相手の心に寄り添うこと、気持ちを汲み取ること
だって、ロボット、AIは、人の心理の動きは汲み取れないから。
その人の気分とか機嫌に合わせて、全てのサービス、話し方、言葉の選び方を変えるなんてことは、到底できないじゃないですか。
だから、「人の心に寄り添うこと」や「人間らしく心を通わせるコミュニケーション」といった、心の分野
もしくは、「自由な思考で創造すること」「自由な発想で、今まで前例がない新しい発案をする」という、想像力や創造性の分野
そういう仕事っていうのは人間にしか残ってない、人間にしかできない。
それ以外の、代用できる作業は、どんどんどんどんそれこそコンピュータ、AI、ロボットがやりますよね。
その方が人件費もかからないから、大きな企業ほど資金を投入して、仕事を奪う(っていう表現はよくないですけど)時代が来ますよね、と。
だからこそ、「これからの世代の人達は、自分の楽しいこと、自分の得意なことを伸ばすことで、未来を切り拓ける」っていうのも、最近よく言われるようになりました。
過去を引きずらないで、これから新しい時代になっていくからこそ、それを先読みして
本当に楽しい、自分のパフォーマンスが最大限に発揮できる、自分にとっての「本心からやりたいこと」を伸ばしていきましょうね
というお話を紹介させていただいております。
ということで、ぬいぐるみパパでした。
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