本当に幸せを望んでいるのか自分の本音をきちんと確かめよう
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
世の中は本当にシンプルで簡単に考えれる人ほど思い通りになりますが、そうでない人ほどそもそも自分がそんな簡単に幸せになって良いはずがないと強く信じてる傾向があります
これではどんな優れた情報も耳に入らないので、まずはお金や人気でなく「本当に幸せになる気ある?」と自問自答してみましょう
というお話ですが、これはちょっと短くまとめ過ぎてて、なんだか酷いことを言ってるようにも聞こえなくもないので、もう少し解説させてください。
「幸せになる気があるかどうか」という表現がちょっとズバッとし過ぎて耳障りが良くないかもしれませんが、これは実際に僕が自分自身との自己対話で感じてきたものでもあるんですね。
世の中、本当に「幸せになる気がない」って人もいるんですよ。
これはなかなか説明も難しいんですけど、「幸せになることを目指して生きていくべき」だと僕は思っているけど、それはあくまでも僕個人の世界観、価値観であって
そもそもそんなの目指してないって人もいるし、もっと深層心理の奥深くの部分では、「幸せにならないことを望んでる」ってパターンの人もいるんですよ。
以前、僕が瞑想などを学んでいる師匠から「全ての人間、全ての存在は、この世に“経験”をするために生まれてきてるんだよ」と教わったんですね。
魂っていうのは、色んな経験を積みたくて、様々な人生、様々な生まれ方、様々な生き方をしている。
それらはどれも善い悪いはなくて、その人が、その魂が、その入れ物の中に入って生まれてきて、生きていく時に自ら望み、選んでいる。
ある人は、とっても幸せで、とっても楽チンな人生を歩むかもしれない。
その魂は、そういう経験をしたかったから、そういう人生を選んだ。
また、別のある人は、全然幸せじゃなくて、苦労ばっかりで、すごく辛い思いをする人生を歩んでいるかもしれない。
でも、魂レベルで考えたら、その魂がそういう経験を積みたくて、あえてその入れ物を選んで生まれてきてる。
だから、どれも善い悪いではなく、実際にその入れ物に入ってる間にどう感じてるかとは別に、魂レベルでは全て納得した上で、あえて「自分がまだ味わったことのない経験を積む」っていう目的の元に生を受けている。
そんな宇宙法則というか、そういう意図があって魂はこの世に生まれてきてるんだよ、っていう話。
これ、すごくスピリチュアル的な考えなので、抵抗がある人もいるだろうし、「なるほどぉ、それは分かりやすい」と感じるタイプの人もいると思うんですけど
僕はどちらかと言うとニュートラルで、「そういう考え方も一理あるよな」という風に興味深く聞いてたんですね。
そういう意味で言ったら、「幸せになりたい」と口では言いながらも、深層心理では「う~ん…そうでもないかなぁ。自分にはこの人生がお似合いだもんな。不幸な自分こそが本来の自分だし」って納得してる人も実在して
その人がもし「本気で幸せになる気があるの?」って自問自答したら、多分「ないです」って正直に答えると思うんですよ。
で、それは別に悪いことではない、というのが僕の解釈なんですね。
僕は、望んだ通りの人生を歩むことが全ての人に与えられてる権利というか、自由意思だと思っているので
僕自身は幸せになりたいし、全ての人が幸せになってくれたら僕も嬉しいな、そんな世界が僕は好きだな、っていう感覚。
僕の世界観として、そういう風に「みんなが幸せならいいなぁ」と思っているからこそ、そう望んでる人のお役に立てたらいいなと考え、色んな活動をしてきましたけど
心底そうは思ってない、という人もいて。
で、大事なポイントはここからで、「では、あなたはどっち派ですか?」って問いに対する答えを、自分自身で明確にしておかないといけないんですよ。
結構多くの人が、その自問自答をしていない、それ以前にまず自己対話というのをしたことがないから分らないんですよね。
顕在意識というか、表層の部分では「私は幸せになりたいんです!辛い人生は嫌なんです!」と言ってるけど、深層心理の奥の部分では「…そんな訳ないじゃん。私にはこの不幸な人生がお似合いだよ」って思い込んでる、そう信じきってる人もいて
「自分は果たしてどっちのタイプなのか?」というのを分かってないと、全ての努力が水の泡になってしまいますよね。
だって、深層心理では、本当の願望としては、「私は不幸な人生を生きるべきです」と思ってる人が、いくら努力をしたって幸せになれる訳がないんだから。
だったら最初から頑張らなくても、「こういう人生が私の望んでる人生なんです」という深層の本音に自分自身が納得できたら、後はもう何も無理しなくていいじゃん、もうになるようになれって生きた方がよっぽど楽ですよね。
だから、わざわざ苦労する必要なんて誰にもなくて、自分の本心が何を目指してるのかを理解するだけでいい。
それもひっくるめて、いつも「自分の心の声に耳を傾けましょう」ってお話をしてるんですね。
誰も無理に頑張んなくていいはずだし、誰も苦労しなくていいはずなんですよ。
別に、本当に誰もがいつもニコニコ楽しく生きていたいのか?っていうと、全員がそうな訳じゃないから。
だったら、身分相応というか、もう自分が望んでいるのはこのまんまの現状です、でもいい訳だし
何も変わらなくていいよって思うなら、何も変わらない人生を受け入れた方が楽だし
「いや、もっともっと楽しいことがあるはず!」「私にはまだまだ可能性があるはず!」って思うんだったら、自分の顕在意識と潜在意識、表層の心理と深層心理っていう部分の照らし合わせが必要で
そのためには、徹底的に自己対話していくべきなんですよね。
常に常に、自分の中の本音、本心っていう部分を探っていく練習を始めないといけない訳です。
ということなので、いつも僕がお話ししているような「心と対話してみましょう」というのは、決して幸せになりたい人だけじゃなくて、全ての人に是非やってみてもらいたいんです。
あなたが幸せになる気が一切ないんだったら、ないままでも全然いいんですよ。
でも、それを自分で知ってたら、生きるのが楽になるんです。
幸せを目指そう!的な、明るくてキラキラした世界観っていうのが、眩しくって逆にしんどい、というタイプの人もいるんですよ。
それはそれでいいじゃん、てね。
僕は「全ての個性を受け入れ、尊重する」っていう世界観で生きていきたいので、そのためにも是非、もし僕の言葉が全ての人の耳に届くようなら「まず自己対話して、自分の本音を探ってみてください」と伝えたいんです。
幸せになりたいんだったら、なる気があるんだったら、なればいいし
なる気があるのになれないと思い込んでるんだったら、思い込みを外す必要がある。
それだったら、いつもお伝えしてるような脳、思考の方に働きかけるアプローチってのが正解かもしれない。
幸せになる気はあるんだけど、そこに対して何故か罪悪感があるんだったら、心にアプローチするってやり方が正しいのかもしれない。
でも、そもそも幸せになる気がないんだったら、もうまな板の鯉のように、されるがままのスタンスで気楽に生きていけばいいじゃん。
このまま何も頑張らずに生きていけばいいじゃん、って開き直った方がよっぽど楽に生きていけるはずなので。
無理せず、自分に嘘をつかず、楽に生きていけさえすれば、全ての人はこの世に生まれてきた理由を全うできると僕は思っているので
まずは心と対話してみましょう。
自分の心と向き合って、本音、本心を探ってみましょう、というのは全ての人にお勧めです。
例え夢を追うタイプじゃなくても、幸せになる気がない方にもお勧めなので、是非やってみてくださいというお話でした。
ぬいぐるみパパでした。
※こちらの記事は全て音声メッセージの書き起こしです
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