何もない時期こそ全て公開しながら共感者とパーティーを組むゲーム式攻略法
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
人は既に凄すぎる人には距離を感じますが、何もない人が成長していく様子を見ると共感し仲間になったり応援してくれたりします
ということは、何もない時こそお披露目のチャンスです
等身大の自分で気取らず気負わずに正々堂々と夢を追う姿を公開すればするほど未来の頼もしい仲間や師と出会えますよ
というお話なんですが、これはもう当たり前すぎる当たり前として皆さん認識してますよね。
僕が初めて起業してがむしゃらにやってた頃、もう15年以上も前なんですけど、その頃はこの「ファンと一緒に成長する」スタイルってまだまだ斬新な考え方だったんです。
でも、僕は当時これに手応えを感じて、変な話、味をしめたんですね。
本当に何もない所から駆け上がっていく、っていう成長ストーリーを丸ごと公開することで、どんどん共感が集まり、その共感者達とパーティーを組んで、まるでRPGのように一緒に成長していく。
ようは、コミュニティを先に作る仕掛け方
レベル1の弱い自分をインターネットなどで公開し、「こんな弱い自分がいます。だけどこんな夢があります」と大きな夢を掲げてデビューする
↓
そこからレベルを上げていく、経験値を積んでいく姿を公開し続ける
↓
その様子を見て、応援者や共感者が集まってくる
↓
その人達とパーティーを組み、コミュニティをつくり、そのコミュニティごとレベルを上げて、成長していく
みたいな、本当にロールプレイングゲームの感覚で僕は当時活動していて、ものすごい楽しかったんです。
その後も、どんどん輪が広がっていき、組織が拡大していく、フォロワーが増えていくっていう状態になってくると
今度は、新規に参加してくださる方に対して、古参というか、そのコミュニティを初期から知ってるメンバーっていう立場ができるんですね。
その人達が、嫌な意味で上から先輩ヅラするとかじゃなくて、お互い仲良しの空気感をコミュニティ内に保つことができると、過去のストーリーを語り継いでくれるんですよ。
「今はあんな凄いことしてるあの人だけど、元々はこんなだったんだよ」「もう何年も前から見てるけど、最初はこんな風だったんだよ」とかね。
コミュニティ内のメンバー同士でパーティーを組んで活動を続けていくと、何年も経っていくうちに、それなりに大きく展開してたり、実際にビジネスを始めてる人達も出てくるんだけど
そんな一見活躍中の凄そうな人でも、初期の頃に出会った仲間同士の前ではやっぱり当時のままで
「あの人だって最初は何もできなくて、自分には本当に何もないです、ただの一般人ですなんて言ってたんだよ」みたいな懐かしい話を新規メンバーに語る。
そんなみんながインターネット上で出会い、仲間になって、一緒にチームを組んで、活動を始めて、それが今ではこんなに活躍してる、とか
そんな話をオフ会や交流会とかで古参メンバーが語り、新規のメンバーさんが「えー!あんなに凄いあの人にも、実はそんな頃があったんですか?」と驚いたり。
そんな風に、コミュニティ自体が生き物のように成長していくストーリー、全てが物語になっていく、言わばリアルロールプレイングゲームみたいな感覚がすごく面白かったんですね。
その当時、15年くらい前は、まだWeb1.0と呼ばれてて、情報が一方通行の時代だったんです。
世間では昔ながらの「カリスマが一人で成功する」って美談が持て囃されてた時期で、凄い人がどれだけ凄さを見せつけられるか、みたいなノリがまだまだ主流だったんだけど
「いや、これからは絶対、コミュニティの時代になって、相互の関係が重要になっていくよね。
そこで繋がった人達と一緒に成長していく、というストーリー展開が面白い!って時代になっていくよね」って当時からみんなで話してたんですけど
実際、その後あっという間にWeb2.0っていう世界になり、SNSでみんなが相互に繋がり、誰でも情報発信できて、誰もが平等に発言権を持つ世界になりましたよね。
ネットを通じて、誰もが自分の意見を言える、自分のポジションを取れる、っていう時代になってきた。
もうそれがあっという間に当たり前になった。
(昔みたいにメルマガ出してる人は特別、ブログ書いてる人は凄い、みたいな感覚は今や一切ないですよね)
アイドルやタレントも、まだ何もない段階から劇場で握手会をしたり、本当にまだ素人に毛が生えたくらいのレベルから頑張ってる姿をお披露目し、ライブ活動やイベント活動を通じてファンの人達の力でのし上がっていく、投票制で勝ち上がっていく、とか
そのプロセス、成長過程を全部公開するっていうスタイルは、ここ10年くらいで当たり前になったじゃないですか。
本当に、僕らが当時描いてた未来、「こういうの絶対楽しいよねー」って言ってたことが、今では普通になっている。
今では、最初から凄すぎる人が出てきても、それだけだと「あ、そうなんですか」って他人事で、テレビの向こう側の人みたいな感じなんだけど
身近だからこそ共感できる、SNSで本当にメッセージのやりとりができたり、実際に会いに行ける、お話しに行ける、って強みこそ大切だと、多くの人が認識している。
もう時代は、とっくに「繋がる、一緒に進む」っていう風になってきてるなぁ、とすごく感じるんですね。
僕らが当時やっていたことは間違いじゃなかったんだなぁとつくづく感じるし、そういうのを早めに体験しているからこそ、僕はずーっと毎日のように色んな若い世代の人達に向けてメッセージを投げてるんです。
「自分にはまだ何もない」っていうのを公開できる環境がSNSによって生まれたので
自分がこれから成長していき、夢実現や成功を目指したいんだったら、何もない時期こそチャンスなんですよ。
本当に、この時期ってレアなんです。
自分のレベルがまだ低い時期っていうのは、成功することを前提に考えると、ものすごくレアで価値あるタイミングで
この時期を広く知ってもらって、この時期を知ってる人が古参になって、コアなファンになってくれて、5年後、10年後に「キミもあの頃はまだまだだったよね」なんてお互い話しながら一緒に酒が飲める、とかね。
そういうのを、例えまだ一切実績もない段階から、ワクワクできるかできないか、この感覚で大きく変わると思うんですよね。
だからこそ、まだ何もないんだったら、そんな時期こそあえて大きく見せない。
正直に、ありのままの自分を出すチャンス
それこそ、最大のチャンスなんです。
だって、キャリアや経験を積んでいけば、そのチャンスもどんどん減っていくんだもの。
そう思った方がいいのが、この時代なんです。
「何もないけど、どうしたらいいんですか?誰か教えて下さい!」ってガムシャラになって聞ける人に聞いていく、頼れる人に頼っていく。
夢があるなら、その想いだけは絶対に曲げちゃいけない。
本当に楽しいこと、本当に自分のやりたいこと、っていう軸をしっかり固めて
それは誰かに聞いたり頼るもんじゃないから、自分の本心と向き合って、きちんと軸を確立した上で
「それを実現するためには、どうしたらいいんでしょう?教えてください!手伝ってください!力を貸してください!」ってみんなと向かい合っていく。
たくさん失敗もするし、トライアンドエラーもする、そんな紆余曲折も全て公開して、なるべく記録に残し、アーカイブに残しつつ
一人でも、二人でも、共感してくれる人達がいたら、その人達とがっつり組んで、早め早めにチームをつくり、早め早めにコミュニティをつくり
そのみんなで幸せになろう!みんなで夢を叶えよう!っていう風にステージを上げていく。
それが、3年後、5年後、10年後に、むちゃくちゃ面白い財産になるんです。
僕は過去に一度、そのゲームを思いっきり楽しんで、「絶対こんな時代が来る」と確信してたんです。
そして、案の定そういう時代になった、というのが僕の実感としてあるので
これからチャレンジしていくという人は、自分には足りない、自分はまだまだだ、自分にはキャリアがない、っていう時期こそ逆にチャンスだと思った方がいいです。
これを活かすのは今しかないから。
成功してしまったら、このチャンスがなくなるっていう逆発想でいきましょう。
「今何もない自分が、これから登っていく」というストーリーこそが一番視聴率高いとこなので、皆さん是非一緒に楽しんでください!ってスタンスで向かい合っていく。
そして、みんなと一緒に仲良くチームを組む、コミュニティをつくっていくように働きかけていくのがお勧めですよというお話でした。
ぬいぐるみパパででした。
※こちらの記事は全て音声メッセージの書き起こしです
▽オーディオ解説や最新情報はこちら、Twitterのフォローよろしくお願いします!
twitter.com