嘘も見栄も手放し等身大の自分で勝負するストーリー性に共感してもらおう
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
嘘をつくと後で帳尻合わせなければならなくなり時間の無駄です
ありのままの自分で出来ることだけやってれば最短距離を進めます
どうせ今のままじゃなくて成長後の自分で勝負するなら、成果を出す前にジタバタしたって無意味です
正直に堂々と「これからの私にご期待ください」の意識でいきましょう
ということですが、これも僕が若い頃、自分自身がジタバタと足掻いても藻掻いても全然うまくいかなくて
それでも何とか周りを見返したくて、必死に背伸びして、自分を大きく見せてた時に
人生の大先輩、メンターと呼べるような成功者の方から教わったことなんです。
「焦るのも若気の至り、その気持ちも分かるけどジタバタしたって仕方ない。
堂々と、できないことはできません、って正直に生きいく方がいいよ」
といったメッセージを様々な角度からたくさん頂いたんですね。
それでも当時の僕は、何度同じことを言われても真意が分からなくて、見栄を張って「できるヤツ」を装ってみたり、何度も何度も空回りしながら少しずつ経験を積んでいって
ある程度のキャリアを重ね、歳を重ねて、三十代、四十代になり、ようやく「確かにその通りだったなぁ」と実感してる段階ですね。
だからこそ今では、若い人達のジタバタしてる心境がよく理解できて、「うんうん、わかるよぉ。僕もそうだったもの。辛いよね、苦しいよね、大きく見せたいよね、見栄張りたくなるよね」ってついつい共感してしまうんです。
過去の自分と重なるからこそ、切ないくらい共感できて、「うんうん、それでいいんだよ。それでいいんだけど、でもそっちじゃないんだよ」みたいなね。
ただ、それでも伝えたいのは、僕が何も分かってなくて、だけど前に進みたくて藻掻いてた頃を「うまくいかなかった時期」と括ってしまったらその通りなんだけど
後から考えたら、明らかに「あの辺からちょっとずつ変わっていったなー」ってタイミングもやっぱりあるんです。
今だから思うと、あそこがひょっとしたらターニングポイントだったのかもしれない
あの時が次のステージに上がるきっかけだったのかもしれない
だからこそ、参考にして頂けたらなと思って皆さんにお話してることがあるんですが
僕が変われたきっかけとは、「ありのままの自分を出せるようになった時期」なんですよ。
やっぱり、弱い自分や足りない自分、できてない自分っていうのは見せるのが怖くて
見せてしまったら、そこで評価が決まってしまう
全然実力が足りないっていうのがバレてしまう
そしたら不利になるはず、って若い人ほど思い込んでるんですね。
だから見栄を張っちゃう、だから背伸びしちゃう、そして余計に空回りしてしまう。
だけど、ある程度山あり谷ありを歩んできた人生の先輩から見れば
「君くらいの時期なら足りないことなんて山ほどあるのは重々承知だよ。
だけど、そんな君が、どう生きようとしてるのか
どう前進しようとしてるのか
それで、可能性を諦めてしまうのか
それとも、まだまだ足りないけど、それじゃ嫌なんです!と前に進もうとしてるのか
嘘をつかない、見栄を張らない、真っ裸の自分で、裸一貫で勝負しようとしてる、その心意気をこちらは見させてもらってるんだよ」って、今の僕も思いますし、当時の僕もそんな風に言ってもらっていました。
僕が若い頃お世話になった方々は、本当に成功してる人ほどそういうスタンスで見守ってくれてたんだなぁってすごく感じます。
何故かと言うと、「自分自身も過去そうだったから」っていうのがあるんでしょうね、やっぱり。
結局、そんな時ほど、自分の中の弱さに負けてしまって大きく見せたり、小手先の言葉だけの、テクニックとかで誤魔化してしまうような人って
本質を見抜く、本当に成功している人、人格者の方々から見たら
「残念だけど、君はそこまでの器なんだね」って見られてしまうんですよ。
だけど、本当に正々堂々と「私にはまだ何も実績がありません。
でも自分はここじゃ終わりたくないんです!
夢があるんです!叶えたい未来があるんです!辿り着きたい高みがあるんです!
だから、私の全てを見ていてください!そして評価してください!判断してください!
足りないのを前提で、それでも私はこれからも前に進んでいきます。
その全てを、ありのままを見ていてください!」っていうスタンスで来られると、もう感動してしまうんですね。
そういうキラキラした若者、無鉄砲って訳じゃないけど多分ある意味「大きく見せる」のを諦めてる感じ。
背伸びしたり、強がったりするのを諦めて、「やれる事しかやれないんだから
今の自分の100%全力を尽くすしかできないんだから
だけど、全力を出したところであなたには敵わない
あの人にも敵わない
他の人にも敵わない人がいっぱいいる
素晴らしい人、自分より長けている人もいっぱいいる
それも分かってます、分かってるけど今の私にはこれしかないんです!」
っていう、等身大で真っ向から向かってくる若者とか、ものすごく魅力的に感じるんですよね。
これは何かと言うと、ストーリーなんですよ。
その人の才能や資質って、言ってみたら、素晴らしいアドバイスをくださる上司や、人を伸ばすのが上手な師匠やメンターと出会いさえすれば、後からいくらでも伸びれるんです、可能性は無限なんです。
出会いによって可能性は掛け算のように無限に広がっていくから、そんなことまずはどうでもよくて
「今、その本人、あなたに何ができるか」というのは結構どうでもよくて
人格者の方、成功者の方々が見てるのは、そこじゃなくて、心の中の、あなたの本質の部分なんです。
あなたの中にしっかりとした芯があり、きちんと軸が1として在ってくれさえすれば、掛け算でいくらでも大きくなっていけるから。
こちらが100なら、あなたが1で在ってくれさえすれば、掛け算で一気にあなたも100になれるじゃないですか。
でも、あなたに自分の軸という1がなくて、ブレブレで、なのに自分を偽って
「いや、私、実は10の力があるんです!30の力があるんです!」なんて強がって
いざ蓋を開けてみたら実はゼロ、なのに偽っているとしたら、それはきっと本物には事前に見抜かれてしまう。
例え今はレベル1かもしれないけど、ここから自分はしっかりレベルアップしていきます!って等身大の若者っていうのは、まさにRPGのゲームのように、もうここから上がるしかないんです、レベルが上がっていくしかないんです。
そのコの人生、生き様自体が、ストーリーとして、物語として展開していく、その可能性に大人達は魅せられるんです、ワクワクするんです。
「このコと一緒にいたら、面白い冒険ができるんじゃないか?素敵なストーリーを一緒に紡げるんじゃないか?」って味方が増えていく、支援者が集まってくるっていうのがあると思うんです。
僕もまだまだ未熟だった頃、当時はセールス業をやってたんですが、なんとか自分を大きく見せたくて、商品をより良く見せたくて、口八丁手八丁で説明しても相手には全く響かなかったんです。
でも、ある時期から自分自身をさらけ出すようになって
「こんな僕が成長していくために、レベルアップしていくために、もし面白いと思ってくれるんだったら、僕のこの商品を購入してくれることが、僕と一緒にそのストーリーに参加することになるんです!
僕と一緒にゲームを楽しんでいく、その風景を一緒に見てくれるパートナーとして、チームで一緒に楽しく前に進んでいく
そんな感覚で捉えてくださって、僕のチームに、RPGのパーティーのようになってくださったら嬉しいです」みたいな
まるでのプロポーズのような感じで、お客様と向き合っていった時期があったんですよ。
そういうのも、もちろんメンターに教わって実践していたんですけどね。
「ストーリーを描かせる」っていう強力なセールススキルがあるんです実際。
もちろん、当時はこんな上手にまとまった感じではお話できなかったから、緊張して汗だくになりがらだったけど
「今の僕にはこれしかないんです!僕には他に何もないんです!
その何もない僕が、これからレベルアップしていく姿を、是非隣で見守ってください!お願いします!
これから一緒に戦って下さい!一緒にゲームをクリアしてください!一緒にレベルを上げていってください!」みたいな、真っ裸でぶつかっていく様子、その心意気
それによって、「面白い若者が出てきたなぁ。そこまで言うなら、ちょっと一緒に冒険してみようか」と味方になってくださり、大先輩の経営者や事業家と一緒にプロジェクトを動かしたりしてきた経験があります。
だから今の若い皆にも、たくさん冒険してほしい。
僕がそういうコ達を見てワクワクするのと同じように、たくさんの大人達がみんなの可能性を楽しみに見守ってくれてると思うので
ありのままを早め早めにさらけ出して、裸一貫で、「私はまだレベル1です!そんなレベル1の私がこれから成長するストーリーを、一緒に楽しんでください!」っていうアプローチをするのもいいじゃないかなっていうお話でした。
ぬいぐるみパパでした。
※こちらの記事は全て音声メッセージの書き起こしです
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