インプットは楽しく、創作は集中して、効果的に心理に働きかける
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
これまでの教育制度は教える側が管理しやすいようデザインされてる部分が多く、それを正しいと思い込んだままだと非常に損します
なるべく騒がしく楽しく学んだ方が当然効果的
集中するのは「最後の脳の整理、記憶の確認作業」のためで、それ以前のインプットの段階はとにかく気楽にを意識すると良いです
ということですが、短い文章なのでちょっと極端な表現が多いかな?って自分でも気になったので、もう少し解説していきます。
分かりやすく言うと、やっぱり新しいことを学習する時に一番大切なのは「心がリラックスしている状態」なんですよね。
緊張感があると脳も萎縮してしまって、ただでさえ馴染みのない真新しい情報がなかなか入ってこない。
難しく考えれば考えるほど、どんどん脳が「わかんない!わかんない!」と拒絶反応を起こしてしまう、というのは誰しもが経験してることだと思うので
まずはリラックスして、難しいとは一切思わない
できれば楽しいと思うようにする
っていう風に、事前の気持ちの整理など、入口の段階がすごく大事なんですよね。
この一番大事なはずの入り口の部分を大失敗してるのがほとんどのケース、というと極端な言い方になっちゃいますが。
一番やっちゃいけないのは、軍隊式のように緊張感あるところで「絶対に静かにしてなきゃいけない、絶対に無駄なことを喋っちゃいけない」という、すごくピリッとした状態
これが一番ハードルが上がり、難易度が高まるんです。
心もシャットアウトしてしまい、余計に緊張感を高める空間を作ってしまう。
でも、それがなぜか日本の教育では正しいとされてきて、その理由は?と歴史を遡っていくと、実は「管理側が管理、統率しやすかったから」なんです。
それって元々は実際の軍隊式教育方法だったという側面もありますし。
なので、リラックスできる空間を作って、できればアクティビティ化するのが理想的。
体を使って、五感を使って、楽しくゲーム感覚で色々と学んでいきましょう、って手法は今やどんどん取り入れられてると思うんですね。
未だに「緊張感を持ち、静かな所で姿勢を崩さず、真面目に先生の言うことだけ聞きなさい。それが絶対に正しいのです」なんていう人は、さすがにもういないと思うんですよ。
そういう方法論もあるけど、それが唯一の正解ではないよね?そうじゃない、リラックスした雰囲気のアクティビティ形式の方法もいいよね、という認識が一般的になってきてると思うんですが…
どうなんでしょう?未だにご年配の方々は「静かに勉強するのが正しい」って思い込みが強いのかな?
それって明らかに「授業を受けてる自分自身がプレッシャーを感じてる」のが分かりますよね。
で、それではまず「新しいことを学びたい」という意欲すら芽生えない、というのも分かりますよね。
だとしたら、それが唯一の正解なはずがない、と気づきそうなものですけど…
もちろん、そのスタイルでも「できる人」はいいんですよ。
できる人、それが向いてる人を否定する訳じゃなくて
本来の脳と心の仕組みから考えたら、当然リラックスして学習する、新しいことを教わる方がいいよね
っていうのは、すんなりと納得して頂けるのでは、という点が一つ。
そしてもう一点、冒頭にあった「記憶の整理や確認の作業のために集中する」というのは偏った表現なので、そこも修正させてもらいたいのですが
情報をインプットする時は「五感を使って、色んな角度から」というお話を僕もよくしてます。
インプットしたり、新しいことを学ぶって場合には、気持ちや意欲の部分もすごく大切だし、そもそもリラックスしてないと情報が入ってこない。
「難しそう…」「なんか大変そう…」って思えば思うほど、楽に記憶しようって発想にもならないし、効率が悪い。
なので、なるべく楽しくできるように、アクティビティ化したゲーム形式、クイズ形式のような「楽しい要素」を取り入れるといいよね、っていうのはすごく納得できると思うんですけど
これがアウトプットになった時、またちょっと異なるんですね。
アウトプットって色んな形がありますけど、例えば創造、創作、クリエイティビティによるアウトプットでは、人によっては周囲に音が全くない静かな場所の方がすごく集中できる人もいれば
逆に自分の好きな音楽をガンガン大音量で聞くことで周りを完全にシャットアウトし、超集中状態に入って自分の内側から湧き出てくる作品作り、創作活動をする方が向いてるって人もいる。
僕は割とシーンとしている方が、自分の内側に入り込めるタイプですね。
どちらにせよ、音を聞くにしても聞かないにしても、アウトプットの場合は自分の創造性が鍵なので
自分の内側に潜っていき、自分の内側から何かを作り出す、生み出す作業の時はやっぱり集中が必要ですよね。
自分自身との向かい合いですから。
なので、学んだものを自分の中で完全に消化して、自分の作品、自分の創作として生み出す時には、集中が必要。
その場合には、自分の部屋で一人になったり、と自分の内面の世界観の中に潜っていく、ってプロセスが大切かなと思うんです。
それとは別に、まず新しい刺激を受ける、インプットする場合は、楽しくリラックスして五感をフル活用しよう、って話です。
学習って、やっぱり刺激なんですよね。
新しい刺激を取り入れる時には、みんなとワイワイ
そして、自分で作り出す時には、一人で静かに
っていう表現の方が、納得いきやすいんじゃないかなと思うんです。
また、作品作りやアウトプットでも種類によって異なるので、文化祭の準備のようにチームでワイワイしながら作業した方が創造性、クリエイティビティが発揮されるケースももちろんあるし、一概には言えないんですよね。
それぞれが一例、パターンの話なので。
でも、何度も言いますけど、どのパターンにも共通してやっぱり大事なのは、心の部分。
自分の心に負荷がかかってないか?緊張してないか?の部分が一番重要。
どんな時であれ、自分の心がプレッシャーを感じてない、負荷がかかってない状態こそがベストなのは、誰しも頷くと思うので
その心の状態で学ぶ、もしくは創作する。
全てを「心基準」にする。
いつも僕がしつこく言ってることですが、この心基準で考えて、「学習するにはどうしたらいいんだろう?
自分の心がどんな状況だとイエスと言うんだろう?
どこだと喜んでくれるんだろう?
どこだと心の扉を開いてくれるんだろう?」という風に、自分の心と常に相談しながら、自分に一番合ったスタイルを探していくといいと思います。
ということで、ぬいぐるみパパでした。
※こちらの記事は全て音声メッセージの書き起こしです
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