全ての人が「さっさとチームを組もう」という発想を持つべき
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
自分の才能に自信がある人はそれを広める為にマーケティングを学ぼう
自信はないけど楽しくて仕方ない人は一緒に盛り上がれる仲間と繋がろう
才能も自信もなく仲間もまだいないなら大好きな人を全力で応援しよう
一人一人の「今できる事」がどれも同じくらい価値ある活動です
ここをみんなで盛り上げよう
という投稿ですが、「ここ」と言っても特にどの業界に限定してるつもりもなく、僕としては若い世代、十代や二十代の若いコ達が新しいチャレンジをするのに大賛成なんです。
SNSで自己表現したり、YouTubeやTwitter、Instagramやnoteといった新時代のプラットフォームやアプリを使って創作活動していく
それらをうまく広めていけたら収益に繋がったり、職業に繋がる、プロとして活躍できる
そんな人達が実際にどんどん出てきてるのを見ていて、「素敵な時代になったなぁ」と嬉しく思ってるんですね。
そういった自己表現をメイン活動とするクリエイターや情報発信者が活躍できて、盛り上がりが次の世代に繋がっていくといいなぁと思って、日頃から応援メッセージとして僕の経験談をシェアさせて頂いてます。
その一環として、ご縁があり僕は主にバーチャルタレント、バーチャルYouTuberが集まる界隈にもう3年近く関わり、皆さんと一緒に活動させてもらってるんですね。
僕自身、昔はメルマガやブログ運営をやってたし、情報発信ビジネスもやってきたので、ある程度ネット業界のあちこちを覗いてきた経験もありまして
それ以後に新しいムーブメントとしてYouTuberという人達が出てきた時も、非常に興味深く観察させていただいてきたんですね。
そんな経緯を経て、このバーチャル業界という界隈に関わるようになったんですが、個人的な感覚ではこちらはクリエイター気質の人が集まりやすい、という特徴に気づいたんですね。
そのせいか、どうもマーケティングって感覚がなかったり、チームマネジメント以前にチームを組むって発想すらない、一人で黙々と作品作りに専念する職人的な活動をやっている人が多い気がして
世間のニーズとのマッチングが噛み合ってなかったり、周囲との協力や連携がない分なかなか軌道に乗りづらい傾向が見受けられて
何だかすごくもったいないなぁ、と思うことがよくあったんですよね。
こちらの業界は比較的オタク文化から派生してきた要素が強いため、クリエイター自身が作品作りにのめり込み一人プレイで没頭する傾向がある、というのは前々から聞いてはいたんですが
別にその特徴は全然あって構わないだろうけど、やっぱり「マーケットのニーズに合わせたり、周囲と協力するという発想」自体がないのは非常にもったいなくて。
どの業界だろうと、イラストレーターでも漫画家でも、企業や出版社と関わらず個人発信で才能を開花させる人は今や大勢いますが
例え人との交流が苦手でもチームを組むのが苦手でも、成果を上げてる人はやっぱりそれなりにマーケティングの意識を持ってたりしますよね。
どうやったら広めていけるだろうか?どうやったらバズれるんだろうか?っていうを、まぐれ当たり狙いじゃなくて、きちんと日頃から意識して、戦略を立てていく。
それには、専門的なことを学んでいないにしても、やっぱりある程度は相手のニーズを掴もうと意識するからこそ可能な訳で
読者や視聴者の心理を観察し、相手の思考や欲求を先読みする、という発想があるからこそうまくいくと思うんですよ。
でも、結構たくさんの方々と関わってきたんですけど、一向にそういった発想を持とうとしない人もいらっしゃって
意固地になってる、と言ったら失礼かもしれないですけど、もうとにかく自分のことしか考えず、黙々と作品作りをして「うまく広がらない…どうしてなんだ…」と呟いてる人も多くて、つくづくもったいないなー、と。
そんなに自分の考え、やり方に固執するより、もっと広い目で様々な業界、カテゴリーを眺めてみたら、うまくいくヒントはたくさん転がってるはずなんです。
どんな業界でも、うまくいってる人には必ず共通してる部分があるんですよね。
それを学んで自分に取り入れるのが最も労力を少なくして成果を上げるコツ、ってのは昔から言われていることで。
やっぱりうまくいく人って、その発想を持ってると思うんですね。
ただ、どうしても狭い範囲でしか世界を見ようとせず、「うまくいかない…これだけ続けてても一向に芽が出ない…」と諦めて去っていく人もたくさん見て
うまくいかないのは「自分が劣っているせい」とか、なんだかすごくネガティブに捉える人も多いんですけど
僕から言わせれば、うまくいかないのはシンプルに「うまくいく方法を知らないから」、ただそれだけなんですよ。
一人でうまくいかないなら、人と関わりチームを作ればいい。
チーム運営をしているYouTubeチャンネルとかもたくさんありますよね。
そもそも出版業界もエンタメ業界も、出版社やテレビ局という会社、組織があって、チーム運営をしてます。
それを個人レベルでやろうとするんだったら、当然一人のマンパワーなんて限られてるんだから、知り合いの人達と一緒に協力するのが自然なはず。
作品作りは自分でこだわりたいという職人気質の方でも、せめて「どういう作品にするか」のネタ出しくらいは協力できるでしょうし。
構成作家という職業が存在するように、アイデアをたくさん出し合ってブラッシュアップする打ち合わせくらいは、みんなでやってもいいと思うし。
そういう発想が少ない、欠けている人が多いなって見受けられるんですよね。
それって何も難しいことじゃなくて、僕がメールマガジンやブログというネットでの情報発信を始めたのが15年ぐらい前の出来事で
最初は趣味の延長から始まり、次第にビジネスに発展し、たくさんのお客さん、フォロワーさん、読者さんがついてくださったんですけど
活動開始当初は、自分が楽しくて楽しくて仕方なくて、完全に趣味として一人で情報発信をしていた。
で、その活動内容を気に入ってくださった人達、ファンになってくださった人達と、僕はチームを組んでいったんです。
自分を気に入ってくれた人達を巻き込んで、制作側や運営側に「是非参加してください!」ってどんどん集めていったんですね。
元々はお客様、元々はファンだった人達と協力して、イベントを作ったり、商品開発をして、どんどん展開が大きくなっていった。
それが一番スムーズなやり方であり、インターネット上でもよくあるパターンだと思うんですよ。
自分一人で独学で広める技術を身につけていくって選択も、どうしても一人で成功する事にこだわるんだったらアリなのかもしれないけど
僕はやっぱり、さっさと人と繋がった方が全然いいと思うし。
そもそも、「人と繋がること」も「自分一人で独学でマーケティングスキルを身につける」のも、どちらも選択する気がないんだったら、そりゃあ広まらなくても仕方ないよね、と。
世間に広げるための方法や技術があるにも関わらず、勉強するのも嫌
そして、人と繋がって協力するのも嫌
って言うんだったら、どんなに才能があろうと埋もれたままで仕方ないですよね、っていう現実をさっさと受け入れた方がいい。
ただ、それとは別に、才能も何もない、けど何か楽しいことがやりたい、って人は「そんな不器用な、けど才能がある人のサポートに回る」ってのも面白いですよね。
あの人は楽しそうな活動をしてる、けど何かうまくいかなくて、一人で抱え込んでて、なかなか周囲と噛み合ってない、「それでもあの人はもっと評価されていいはず!」っていう人をあなたが真剣に応援してるんだったら、あなたから積極的にお近づきになって
「もしよかったら、私とチームを組んで協力しませんか?」みたいアプローチをしてもいいですよね。
必ずしも、誰もが主人公にならなくてもいいと僕は思うんです。
神輿に担がれるのが向いてる人もいれば、サポーターが向いてる人もいる。
演者としてステージの上で輝く人もいるけど、その人はステージにいることに専念する方が良いので、それ以外は他の人に任せれた方が当然いいに決まってる。
プロデュースだったり裏方だったり、エンタメだったらネタを考える構成作家のように、自分の最も得意とするパート以外は他の人に任せた方が、演者は自分の役割に徹底できるんですよ。
そう考えたら、やっぱり早め早めにチームを作るって発想を、誰もが持つべき。
成功したいと思ってる本人だけじゃなく、周りのサポーターや応援したいって人達も、そういう意識を持つ
っていう考え方が今後ますます大切になってくるんじゃないかな、と思ってシェアしてみました。
ぬいぐるみパパでした。
※こちらの記事は全て音声メッセージの書き起こしです
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