楽しい日課の中に自然と自分が上達できる練習を加えるという発想法
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
コミュ障の人ほど「相手の反応が怖くてトークの練習ができない」と言います
だったら超有名人を毎朝褒めたらいいだけです
返事が来たら奇跡、いいね貰えたら天国、読んでもらえるだけでも幸せ
そんな相手を毎日違う表現で褒める練習を続けたら、確実にリアルでのコミュニケーション能力も高まります
ということですが、この投稿をした頃は比較的コミュニケーションスキルについての相談が多かった時期ですね。
「トークの練習はどうしたらいいですか?」「私はコミュ障で会話をするのが苦手なんですがどうしたらいいですか?」等の質問がよくあったので、なるべく相手に嫌な思いをさせずトークを上達させる方法を提案したんですよ。
相談してくる側は、勇気を出して聞いてくださってる方々が本当に多くて、僕としてはすごく健気に感じてたんですけど
やっぱりコミュニケーションが苦手そうで、みんな恐る恐るコメントしてきてるのが伝わってきたんです。
SNSだろうと匿名だろうと、怖いものは怖い、という風にね。
僕は普段から、「僕は何を言われても大丈夫なので、何でも言ってくださいね」ってスタンスで交流してるんですが、それでも話しかけたりコメントするのが怖くて怖くて、という人達もたくさんいて
そんな人が勇気を出して質問してくださるというのは、僕にとっては微笑ましいことなので
「そんな人にとって、負担がないような方法って何だろうな?緊張しない、リスクがない方法は何かな?」って色々考えて。
Twitter経由で質問を受けたので、「やっぱりそのTwitterを利用して、この人達の日常の中に溶け込ませるような練習方法がいいよな」と考えて、思いついたのがこれ。
みんなYouTuberやVTuberが好きで、自分の推しをフォローして追っかけて、コメントにいいねをしたりリツイートしたり、っていうのが毎日の日課になってる人が多かったんですよ。
だったら、せっかく自分の日課のように毎日やっている「自分の好きな人を応援する活動」をコミュニケーションの練習に活用したらいいんじゃない?って提案した内容ですね。
やっぱり対人関係が苦手な人って、相手の反応が怖いんですよ。
まず自分から話しかけるのが怖い、何故ならそこには相手が存在するから。
「相手にどう思われるか」が怖い。
考えれば考えるほど、怖くなって何もできない。
そういう人達のTwitterアカウントの運営の仕方は?というと、ただ遊び感覚で目的意識も何もない。
そもそも「運営」って感覚で考える人が、まずいないと思うんですね。
僕は普段から、コミュニティ運営やアカウント運営っていう風に、ビジネス感覚でやってることが多くて
この「ぬいぐるみパパのTwitterアカウント」も、娘を応援するために始めたので、運営っていう考え方で目的を明確にしながらやってますけど
一般的には、フツーに遊びや趣味の延長で、何の意図もなく呟きたいことを呟く、って感じなんだなぁ
っていうのを、後から知ったんですね。
僕はもともと、過去ビジネスとしてメールマガジンやブログを運営してて、その感覚でSNSを始めたので
目的を明確にし、皆さんのお役に立つメッセージを投げかけ、娘の活動を応援するって運営方針を最初から決めていて。
だから、僕にとってツイート投稿は個人的な呟きじゃなくてメッセージなんですよね。
自分が何か話したいっていうよりも、全ては誰かのために役に立つコンテンツであるべき、という考えの元、ずっと投げかけてきたんです。
僕がたまたまビジネス業界出身だったからそういう考え方が当たり前だと思って始めちゃったけど、そういう意図で運営する人もいれば、そんな意識は全くないよって人もいて
もちろんどれが正解ということもなく、何でもありなのが本来のSNSだと思うんですね。
ほとんどの人が、そんな「誰かのために」なんて意識は全くなく、ただただ「腹減ったー」とか「これから学校行く」とか「これから出勤」とか
本当にただただ、何の意図もなく呟いてる。
そこに「コミュニケーションの相手、対象が存在する」とは考えていない。
インターネット、Twitterは対象を気にせず気軽に呟けるからいい、って感覚の人も多いですよね。
それがちょっとしたストレス発散になったり、人には怖くて言えないけど吐き出すとスッキリするとか。
空中に投げる、虚空、ネット空間に投げてるって感覚でTwitterをやってる人がほとんどなんだ…というのも、実は後から知ったんです。
Twitterをしてる人々の心理と行動を観察して、現実を実際に垣間見て「あ、そういう活用法が多いんだ…」って。
僕とは全く違った発想。
僕が特殊なケースで、僕の方が一般的ではない発想でスタートしまったんだなぁと。
そういう風に、対象を想定しないで普段ツイートしてる人って、逆に突然返信が来るとビクッとする場合もあるんだなぁというのも観察していて気づいた。
インターネット上に投稿するということは「誰でも観覧できる」、ということは相手を意識するのが当然、と僕は思い込んでたんだけど、その感覚が古かった。
相手は意識しないけど、一人じゃ寂しいからネット空間に話しかける、っていう心理もあるんだと教わり、すごく勉強になったんですね。
普段はそういう人が、突然誰かを意識してコミュニケーションをしようとすると、そりゃあやっぱり緊張するでしょう、というところまで心理を読み解いていき
だったら、すごく有名で、コメントなんて全然見てくれる訳がないくらいの人に、どうせ毎日チェックしていいねしてリプしてるなら、その対象を練習相手にしてみては?という提案をしたんです。
毎日のように「今日も可愛いね」とか「今日の動画面白かったよ」って応援してたりするんだったら、そこにいつもと違う、もう一工夫
今日だから、今の私だからこそ伝えられる形で、言葉の選び方、フレーズの選び方を練習する。
それだけでも、コミュニケーションスキルを高めるための立派な訓練になりますよね。
ほとんどの人は、普段から相手のいい所をどういう表現で褒めようか?って発想を持ったことがないと思うんですよ。
※僕はこういう練習を二十代で徹底的にやりましたし、大抵のトップ営業マン、トップ経営者にはあるあるの経験です
すごく一生懸命応援してるのにも関わらず、折角のコメントがなんか短絡的というか、みんな同じようなことを言ってるなぁ、ってのは結構前から気になっていて。
何か面白い動画やツイートを見かけると、最近だとみんな「草」とか「笑笑笑」とか同じことばっかり言ってるんですよね。
こういう人達がコミュニケーション苦手なタイプなんだろうなーみたいなのが透けて見えてくる。
表現に何のひねりもないというかね。
もちろんそれが悪いとは言わないし否定もしないけど、もしコミュニケーションを上達させたいと望むなら、やりようはいくらでもありますよね、と。
今回の質問は「コミュニケーション、対話を怖く感じなくなりたい」っていう人に対するアンサーだったので
毎回いつもと同じようなことをやってても前には進まない、何の変化も起きないんだから
せっかくなら、相手のいい所、面白い所を表現を工夫しながら褒める練習をしてみる。
「○○なので○○が面白かったです」とか「以前の○○とは違って○○が新しいポイントですね」とか、ちょっと工夫してみる、ちょっと言葉を選んでみる。
それによって、大多数に埋もれるんじゃなくて、あなただけのコメント、あなただけのメッセージってなれば、その有名な相手もいいねを返してくれるかもしれないじゃないですか。
本当に心に届いたら、リプライのお返事を返してくれるかもしれないじゃないですか。
そしたら嬉しいだろうし、それこそがもうすでにコミュニケーションがうまく成立してるって証拠でしょ。
こういうのをリアル社会の対人関係でやるのは難しいとしても、SNSでのやりとりの中で、有名な人とだったら怖くないかもしれない。
どうせ読んでもらえる訳がないなと思いながらも、それでも、だからこそ、応援してますって想いを伝えたいんだったら
表現に一工夫を加えてみることで、もしかしたらコミュニケーションの成功体験ができるかもしれない
と思いつき、「これが今のところ、僕があなたにお勧めする一番良い練習の仕方です」とお伝えしたのが今回の内容ですね。
なので、これならできる!トライしてみたい!って感じて下さった方は実践してくれたら嬉しいです。
というわけで、ぬいぐるみパパでした。
※こちらの記事は全て音声メッセージの書き起こしです
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