感情は心のサイン、気が乗らなければNOに従うべき
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
気分が落ち込んでて行動的になれないと悩む方も多いですが、そんな時は行動的でない方が安全です
逆に良い気分じゃないのに行動的な人は怒りや焦りで冷静な判断ができていない可能性があるので要注意
感情には全て大切な意味があります
きちんと心の声に従って行動できるのが一番理想的だと思います
これは本当に大切なことで、この忙しい現代社会ではついつい見落としがちな部分でもあるんですよね。
僕がいつもお伝えさせて頂いてるのは、感情っていうのが全ての現象の一番根っこにあって、その感情により見える世界が変わるというお話なんですね。
感情が生じるのは、生理現象と同じなので、生きていれば、心がきちんと機能してれば当然のこと。
感情っていうのは、四六時中常に、浮かんでは消え、浮かんでは消え、としてるのが当たり前で
その感情が、思考に影響を及ぼすことで、あなたの解釈や見える景色が変化する。
不安がずっと抑圧されていて、小さい頃から不安な記憶やトラウマがあって、色んなことに不安になる、心配になるって人は、その不安という感情がグワーッと上がってきた時に、不安が思考を埋めてしまう、引っ張ってしまうんです。
だから、他のみんなには特に気にもならず、同じように平穏に見える景色でも、あの人にとっては不安要素ばかりが目につく、という違いが生じたりする。
何故かと言うと、脳がそういう情報をピックアップするモードに入っちゃってるから。
不安、心配モードに入っちゃってると、当然「え、あの人…危ない人なんじゃないかな…」とか、「この人、マスクしてないけど感染病なんじゃないか…」とか
普通の人が気にしないようなことまでも、むちゃくちゃ気になってしまったり。
心配性の人、不安を抱えてる人は、世界をそういうモードで見ちゃうから、色んなことが不安で不安で、更に更に不安なことを考えてしまって
で、更にその不安な思考回路が定着して、パターン化して、習慣化されてしまうから、どこを見ても不安ばっかりになる。
脳が不安アンテナを立てて、不安な情報ばっかりキャッチしてきて、もう頭の中が不安でいっぱい、というパターンに陥りがちなんですよ。
焦りとか怒りも全部同じ、まず自分の感情が先にあって、そこから派生して思考がフィルターをかけて、人それぞれ解釈や思い込みを作り上げていく
っていうプロセスを、何度も角度を変えながら、なるべく分かりやすく解説してきてるつもりなんですね。
感情っていうのは、元々あって当然で、なくなる訳がなくて、人間が生きてる以上、感情は常に生じている。
それは良いことでも悪いことでもなく、当たり前だという事実を知るのが大切なポイントの一つ。
そして、「それによって脳が影響を受け、思考が左右されている」ってのが問題というか、注意しなきゃいけないポイントのもう一つなんですね。
更に言うと、僕もこの感情のメカニズムを学び、心と向き合いクリアする方法を実践してきたことで人生が劇的に変化したんですが
その際に先生から教わり、自分の中で強烈に納得して腑に落ちたメッセージが
「感情は、大切なことを教えてくれてる魂からのメッセージなんだよ」って一言。
ちょっと大袈裟な表現ですけど、その頃の僕にはものすごく響いたんですよね。
感情は、その時必要だから生じている、大切なメッセージを伝えてくれている。
その根っこを覗いていくと、一番奥では自分の過去の記憶、幼少期の抑圧した感情が、メッセージとして「ここに眠ってますよ、ここを見落としてますよ、ここがあなたの課題ですよ」っていう風にサインを出してくれてる。
だから、そこと向き合って、そこを味わい尽くすと、クリアできるという仕組み、メカニズムなんですね。
ただ、そこまで深く奥まで探っていくのは結構時間や練習が必要なんですが、そうじゃなくて表層部分だけ見ても、やっぱり心がNOと言ってる時は従うべきなんです。
「あ…私そっち…嫌かもしれない」って本能的に感じる時って、当然人間も生き物だからあるはずなんですよ。
そんな、なんだかいい気分じゃないって時は、いい気分じゃない理由があってそう感じてる、そういう感情が出てるんだから、心に従うのが一番正解なんです。
「今日は何かそっちに行くのは違う気がする…」って心がサインを出してる時に、無理矢理モチベーションを上げたり、ガンガンでかい音量で音楽を聞いて自分を無理に元気づけたり
心がNOと言ってる方向に進むのは、本来やってはいけないことなんです。
今日は大人しくしてた方がいい、なんか元気を出す気分じゃない、って時に、元気にならなきゃいけないシチュエーションに無理して向かうっていうのは非常にリスキーなことで
それをやってしまうから、心が壊れるんですね。
鬱などの心の現代病がどんどん広がっていくのは、みんな心のサインを無視してるから。
最初は聞こえてたはずの心の声を、毎回毎回蓋することによって麻痺させてしまった、聞こえないふりをしてきてしまった。
では、なぜ聞こえないふりをしなきゃいけないかと言ったら、成果主義などの環境が原因ですよね。
嫌々でも仕事をしなきゃいけない
ストレスを抱えつつも働かなきゃいけない
自分を騙し騙し勤め続けなきゃいけない
そういう過酷な現状が広がって、もうそれが当たり前って言われるような世界になってしまってるのが問題であって
昔から、人というのは、感情と向き合って正解を導き出してたはずなんです。
だって、そもそも幸せとは、心が感じることで、頭で計算することじゃないんですよ。
「幸せだなぁ」と感じた時が幸せなの。
脳が今、幸せという回答を出しています、とかそういうロボット的な事じゃなくて、心で感じること
嬉しいとか、楽しいとか、満たされてるなぁって実感することが幸せなんだから
当然、心が先にサインを出してくれてるんですよ。
「こっちへ行った方がいいよ」
「そっちは行かない方がいいよ」
「この職場でストレス抱えてるのは、どうもあなたには向いてないからじゃない?
ちょっと一旦休憩してみたら?
長い人生の中で、休憩時間を作ってもいいんじゃない?」って心がサインを出してる、時にはSOSを出してるんです。
それを無視して、幸せになれる訳がない
っていう現実を、目を背けずにきちんと直視する。
辛いかもしれないけど、自分の心と向き合って、心の声を聞いてあげる。
常に心が、命に繋がる、あなたの人生にとって一番大切なメッセージを、サインとして出してるんです。
だから、常に心と向き合い続けること。
最初は、そのサインの意味が理解できないかもしれない、無視し続けてきたせいで、しばらくはよくわかんないかもしれないけど
確実に、あなたの根源というか、核の部分から出てくる、魂のメッセージなので
ちゃんと心の声、つまり感情に従えば従うほど、耳を澄まして聞いてあげればあげるほど、幸せに直結しますよ、と。
これは、実際にやってみたい人しか実感できないだろうけど、本当に大切なことなので
なるほどと思ったら、是非やってみてくださいね、というお話でした。
ぬいぐるみパパでした。
※こちらの記事は全て音声メッセージの書き起こしです
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