自分の落ち込みパターンを先読みして元気になる装置を仕掛ける
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
落ち込んでる時に凄い人を見て凹むのも自分以下だと思う人を見下すのも結局やってる事は同じ「比較」で何の解決にもなりません
でも“楽しい人”を見ると比較しないで元気になるため問題は解決します
落ち込んだ時はこの人の動画や作品を見るなど、自分用の「元気になる装置」と決めておくと便利ですよ
ということですが、僕自身もまだあまりメンタルについて、心や脳の仕組みについて分からない頃から、「なんか比較するって、解決に結びつかないよなぁ」とすごく感じてたんですね。
凄い人と自分を比べたらそりゃ当然凹むし、凄くない人を見下してエッヘンとしたところで、自分は何の前進もしないし、成長する訳でも何でもなく、ただ性格が悪くなるだけだから
何の意味もない、答えに全く繋がらないことって、僕は本当にやる気になれないんですよ。
学生時代から、「この2パターン以外で、自分に元気を出す方法はないかなー」と模索してて。
やっぱり落ち込んでる時って「何かないかなー」って、はけ口というか意識を向ける矛先を探しちゃうじゃないですか。
落ち込んでる自分のまま、じっとしていられない、みたいな。
そんな頃から僕が自分自身に習慣づけしてたのが「楽しいことだけを追っかける」だったんです。
僕はやっぱりお笑いとか楽しいのが好きなので、僕の場合は「お笑いをひたすら見る」
何か凹むことがあった時に、比較すること、上を見るのも下を見るのも、全く解決には結びつかない
なのに、比較するために対象、矛先をサーチしようとしてる自分に気づいたら
「あー違う違う!これをやっても全然意味ないんだった」って思い直して、お笑い動画とかをひたすら見るようにしたんですよ。
ただ笑う、ただ楽しむ
何も比較しない
自分の中で比べるとは別次元の楽しいことを追っかける。
だって僕は、お笑い芸人になりたいと思ったことないから。
「ただ好きだから見る」ってだけで、何も比較しない。
比較っていう概念をシャットアウトして、ただ面白いものを見る、楽しい人を見るって習慣をつけたんですよ。
最初の頃はただストレス発散のためにやってたんだけど、段々と脳や心の仕組みとかを勉強していくうちに、理に適ってる部分があるなぁとすごく感じたんですね。
心が不安定な時、アンバランスな時は、何をしようとしても負荷がかかってる状態だから、学習効率も落ちてる。
気分が乗らないのに無理矢理やってもあまりメリットがないんだから、そんな時は休んだ方がいい。
ゆっくり休めるんだったいいけど、何か気になっちゃって、何か落ち着かないんだったら、面白い人、楽しい人、エンターテイメントだけにエネルギーを注ぐ方が心が元気になる。
心が元気になるということは、少なくとも「落ち込んでる」という問題は解決するじゃないですか。
元気になることが問題解決なんだったら、元気になるためだけに集中する。
そこは変に真面目ぶったり、成果を求めたりしないで、純粋に楽しんでさっさと元気を取り戻した方が遠回りのようで全然近道。
動画を見たり、映画を観に行ったり、遊びに行く方が効果的なんですよ。
ストレス発散のためにやけ酒を飲むとかよりも全然健康的だし、メンタルヘルスにもいい
っていうのを僕自身が腑に落ちたので、みんなにもお勧めしています。
で、それが習慣になってくると、自分が悩んだり落ち込んだ時に無意識にやり出す行動の癖に気づけるようになる。
変にSNSが気になったり、あれこれ検索し始めたり。
こういうのってパターンだから、本人が一番熟知してると思うんですよ。
「あ、このパターンは段々この後もっと細かいことが気になって、もっと凄い人が目について余計凹むんだよなぁ…」
「いつもこのパターンだよ…もう何十回、何百回と繰り返してるもの」
って、絶対に自分で気づくはずなんです。
自覚もないのに、どんどんノンストップで落ち込んでいって、気がついたらどうにもできない状態にハマっちゃう人ってなかなかいなくて
自分と毎日ちゃんと向き合って、自分っていう存在、キャラクターを自分で認識できてれば、パターンもわかるじゃないですか。
「どうせまた、あの時みたいな考え方するんだよなぁ…ほらやっぱり!」みたいな。
で、それを多くの人は責めがちで、自己否定する人がほとんどなんだけど
「自己否定すら意味がない事」という事実に早く納得して、自分がそのモードになり始めたらすぐ
「はい、このパターンが始まりましたー!
思考をストップしまーす!
お笑い動画を見まーす!」
みたいに、当たり前のシフトチェンジ、ギアチェンジみたいにすかさず切り替える。
「はい、また始まりましたー!
きっとこの後、自分のことを馬鹿にし始めるよ私。
ほら始まりそう!だからもう思考停止しまーす!」
と割り切って、楽しい方にドーンと突き進む。
この繰り返しなんですよ。
そうすると、落ち込んだ時に自分がやってしまう、本当は止めたいんだけど止められないネガティブ習慣みたいなのを、強制的に変更できる。
で、それを上書きしていく。
人間の思考回路も全て習慣だから、落ち込んだ時に楽しいことをする、を新しい習慣として強引に上書きしちゃう。
凹んだ時に攻撃的に誰かの悪口を言うとかも、性格が悪いとかでなく、習慣になっちゃってただけなんで
そこから抜け出すためには、楽しいことだけする。
オリジナルの「元気になる装置」を作動させる。
楽しい方にガチャってスイッチを入れる。
で、これも本当に自分から積極的に仕掛けていかないと、なかなか不慣れな人は以前の習慣に引きずられちゃって当然なので
引きずられちゃうことも含めて、自分のメカニズムに組み込まれてることをきちんと認識する。
良い悪い強い弱いは一切関係なく、人間という生物としての機能なんだから、自分を責めない。
責めるって言うのがお門違いで、元々そういうものなんだから、そういう仕組みになってるんだから
じゃあ、その仕組みを逆手に取って、うまく利用しようって考える。
で、その考え方自体も習慣化する、っていう風に、全てが仕組み作りという感覚に取り入れ、自分が納得して自ら活用できると、人生がどんどん楽しくなりますよというお話でした。
ぬいぐるみパパでした。
※こちらの記事は全て音声メッセージの書き起こしです
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