不安が出てきたら心の課題をクリアするチャンス

ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら

気分が晴れない時は自分の中の不安と向き合うチャンスです
感情は小さい頃の自分に直結してるので、寂しくて泣いてる心の中の小さな自分を無視し続けたら辛くなるのも当然です
普段はなかなか聞いてあげれないので、自分のテンションが上がらない時こそチャンスです
静かに心と向き合ってみましょう

ということで、心の中の抑圧した感情や押し殺した過去の記憶がトラウマになっていて、そこからずーっと根っこが繋がっている

それが原因で、今の自分の思い込みやメンタルブロックになっている、っていうお話を普段からよくさせてもらってますけど

結局、その根っこを辿っていって、一番奥にある大もとをクリアしないと何も解決しないんですね。

（原因は幼少期の記憶がほとんどなんですが）

その部分にメスを入れる、って表現は変かもしれないけど、そこをクリアしないと自分の思い込みっていうのは外れないんですよ。

自分の心の課題っていうのは常にそこにあって、それが今の自分の人生の中で、いつもいつも同じようなパターンでうまくいかない本当の理由。

ある人は人間関係でうまくいかない、とか

ある人は自分に対して否定感が拭えなくて、何をするにも自信がない、とか

いろんな場面で、毎回毎回同じテーマ、同じ課題でうまくいかなくて、失敗をする、ミスをする、っていうのを繰り返してると思うんですけど。

繰り返してるってことは、ずーっと同じ課題が残ってて、未だにそれが解決されてないっていう証拠なんですよ。

だから、この世の中はすごくシンプルにできていて、自分の人生が毎回毎回同じパターンで、同じようにバッドエンドになる、望んでいない結果になってしまう、不幸が続く、悩みがいつまでも消えない

っていうことは、あなたの心の中の課題がずーっと変わらないから、現象も変わらない、ということなんですね。

で、それを無理矢理どうこうしようとしたって、自分の幼少期の記憶からずーっと繋がってるので、力技でどうこうなるもんじゃないんですよ。

例えば、心の浮き沈みもそうですし、体の痛みや痒さ、何でもそうですけど、無駄なものは一つもないんですね。

痛みがケガしてる部分をお知らせしてくれるセンサーであり、サインであり、アラームな訳ですから

痛みを感じなかったら、故障している場所、傷ついてる事実に気づけないので、ほっといたらどんどん悪化してしまい、生命の危機に繋がりかねない。

医療に携わってる方々には常識でしょうけど、痛みでも気分の悪さでも、正常な体のお知らせ機能、本当に必要な、なくてはならないサインを出す機能なんですよね。

それと同じように、心が不安を感じて、すごく心配なことが頭をよぎるのは、心が「不安という感情と向き合うチャンスですよー」ってサインを出してくれてるんです。

その時に、その不安を押し殺して、モチベーションを無理矢理上げたり、やる気を出すためにガンガン音楽を聴く、とかっていうのを僕は「力技」って表現するんですけど

それをやっちゃうから、どんどんどんどん抑圧して、さらにさらに押し殺して、封じ込めちゃう。

だから、心の課題が一向に改善されないんです。

みんな、真逆のことをやってるのね。

怒りが出てきたら、怒りと向き合う

不安が出てきたら、不安と向き合う

心配や孤独や恐怖が出てきたら、その都度その感情と向き合う

これが、本当の解決法なんです。

根っこに降りていって、根本の原因を探っていって、小さい頃の自分と向き合う。

こういうのも、アプローチの仕方は色々ありますけど

例えば、自分が小さい頃に、親に叱られてばっかりで

本当は、ただただ今の自分がここに居ること、ありのままの自然体の自分で居ることを認めて欲しいだけだったのに

ああしろ！こうしろ！お前はダメな人間なんだ！って否定ばかりされて

悔しくて、寂しくて、辛くて、泣いていた小さい頃の自分

この想い、記憶というよりもその想いや感情がぐーっと奥の方に押し殺されたて、ずーっと閉じ込められている

イメージ的には、ちっちゃい頃の自分が、心の奥でずーっとちっちゃい頃のままの姿で、未だに誰にも認めてもらえなくて、泣き続けているっていう状態

こういうの、メンタルトレーニングとかで「イメージで誘導する」って手法を使う時に、こういう表現をすることもあるんですが。

（これも、ピンと来る人と来ない人がいるので、必ずしも全員に役に立つかどうかは、また別の話なんですけど）

そういうイメージというか、ようは同じことなんですね。

押し殺した感情っていうのが、そこに残っちゃってるんだから、本来はそこにしっかりと向き合って、自分の中の押し殺した感情を解放してあげる作業が必要で

記憶を辿らなくてもいいんだけど、「なんかここに怒りがある、モヤモヤがある、寂しさがある、孤独がある、心配がある」って自分の内側をしっかり味わうのが大切。

なんか感情があると、お腹が痛くなったり胸が痛くなったりと、必ず内臓のどこかに、実際に具体的に、何かしらのサインが出てるはずなんですよ。

そしたら、外の問題に対して怒りをぶつける、とかじゃなくて、内側の、自分と向き合ってみる。

しっかりと感情を味わってみる。

で、落ち着いたら、「自分はどうしたいのか」ってきちんと自分の本音を探ってみる。

このプロセス、感情との向き合い方っていうのを続けていくと、心の課題がクリアになっていく。

自分というのは、これまで自分を否定し続けてきて、そこに抗おうと「私を認めてくれ！私を承認してくれて！」って想いもあって

その幼少期からの想いと自己否定が常に戦っているから、こうやっていつもいつも同じことを繰り返していたんだな…

って自覚ができるようになると、ようやく無限ループから抜け出せるようになる。

それを解消するために、「あ、そっかそっか！こんな自分のままでいいんだ！ずーっと泣いてて辛かったんだから、そろそろ許してあげてもいいんだ」って意識が変わってきて、肩の力が抜ける

っていう、感情との向き合い方

内観というかね。

自分の内側を見つめて、意識を降ろしていく、っていうプロセスがあって、ようやく楽に楽に考えられるようになっていく。

そうすることで、思い込みや固定観念、偏った解釈、考えから解き放たれ

そうなった時から、自由な発想ができるようになって、問題が根本から解決できる、っていう順序、流れなんですね。

まず心に向き合って、心の課題を解決した後に、脳が解放されて、脳が自由に発想できるようになるので、問題をみるみる解決できるようになる

っていう順番なので、必ず「今日はなんだか元気が出ないの…なんだろう」とか「モヤモヤするな…」「不安が出てきたな…」って思ったら、それはチャンスなんです！

向かい合うチャンス、クリアするチャンス

なので、現実逃避しない、感情を押し殺さない、無理矢理元気を出そうとしない

しっかりと、静かに内側に降りていくイメージで、感情と向き合ってみる、心と向き合ってみる

っていうのが一番お勧めで、一番効率が良い、成果が出やすい方法ですよ、というお話でした。

ぬいぐるみパパでした。

※こちらの記事は全て音声メッセージの書き起こしです

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