自分の脳や心の中で何が起きてるか分析するために思考実験を繰り返す
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
仕事がつまらない、人間関係が悪いと文句を言う人がいますが、多分うまくいく人は同じ状況下でもうまくいきます
ストレスは外から受けているようで実は内側で生み出してます
僕はよく自分が野生の動物だったらとか今日はAIごっこをしようとか「普段と違う感覚」を試して別の視点を持つ練習をしてますよ
って、これも後半は分かるようで分からない表現ですが全く解説してないので、ちょっと掘り下げてお話ししていこうと思いますけど
まず、今の現状にただただひたすら文句を言う人って、よくいるじゃないですか。
SNS上でもよく見かけますよね。
自分の現状にダメ出しして、環境に文句を言う。
それを誰も聞いてくれなかったら、今度は社会の文句を言ったり、時代の文句を言ったり
文句を言う矛先を探して、常に文句を言い続ける人がいますよね。
そういう人って最近は結構多いかもしれないし、世の中が不安定になったり景気が傾いてくると、そんな人が当然ながら増えていく。
僕は別にそういう人達を否定するつもりもなくて、(いつも話してるように)心の理由、心理がそうさせているんだなぁ、と眺めています。
で、なぜ彼らはそんな行動をとるかと言うと、本人が行き場のない怒りや憤り、ストレスを抱えていて、解決のしようがない、他にどうしたらいいか思いつかない、ということですよね。
これもよく色んなところで話してることですが、
『全ての人は、自分にとっての、現時点での最適解、自分が最善だと思う行動、言動をしている』
と僕は考えてるんですね。
他に、より良い方法を知ってるんだったら、当然そっちを選んでるはずなんです。
この感覚、伝わりますでしょうか?
自分が快楽を感じたい、自分がストレスから解放されたい、自分が楽になりたい、と思った時に
今の自分にできる、最善の方法で自分が救われたい
自分の心を楽にしたい
自分の脳内で快楽物質を生み出したい
ってなった時に、それぞれの行動に走る。
意図的か、無意識か、はまた別として、ですよ。
わざとか無意識の習慣かは別として、たどり着いた本人の中の最善策、ベストな答えが「誰かを攻撃する」だったりする訳です。
だけど、「人を攻撃してちょっとうっぷんが晴れた」っていう場合の快楽の度合いよりも、もっと大きな快楽を「人に貢献して、人を喜ばせた時に気持ち良くなった」場面で実感できたら、次からは当然、後者を選ぶんです。
「本当に、こんな私でも、こんなに喜んでいただけるんだ」っていうのを感じちゃうと、その人の脳内、体の中で快楽物資がドバーっと発生し、承認欲求がジワーっと満たされる
ってなると、今度からその人は、人に優しくすることしか選択できなくなる、と。
とっても単純なことで、性善説だとか、世の中を極端にポジティブに見てるとか、宗教的な思想とか、そういう次元の話じゃなくて
シンプルに、脳内で快楽物資がどう出てるか、だけの話なんですよ。
僕はそういう風に、単純に、シンプルにシンプルに世の中を見て、人間の仕組みを見て、判断してる。
それだけのことなんですね。
だから、みんな気持ちよくなりたくてやってる、快楽を感じたくてやってるだけなので
他で快楽を感じることができて、しかも生産性があることを見つけちゃって、本当に実感できれば、そっちを選ぶ
だけど、実感できないから、本人の中で最善なのが「憂さ晴らし」ってなっちゃってるから、その行動を続けるしかない
で、その行動に中毒性を感じてしまってるから、継続が止まらない、っていう
ただ本人の、人間としてのお決まりパターン、生物の機能として、そのパターンにハマってるだけの話であって
それは、善いとか悪いとかで判断することじゃないですよね、と僕は考えてるんですよ。
そういう景色、として眺めている。
原因があって、結果がある、だからこういう時代背景と共に、そういう人達が増えていく
そして、こういう環境、SNSやインターネットがあることによって、それが露見していく
まあ、普通のことだよね、っていう感覚。
そういう風に、僕は世の中や社会心理を眺めてるって感じなんです、というのがまず一点。
で、それで本人が全然不満もなくて「あぁ、私は今日も人の文句を言って充実してたなー」って本気で思うんだったら、ずっとそうやって暮らしてればいいと思うんです、本人の人生だから。
(もちろん、嫌われて、罰せられて、困窮しても自業自得という意味でね)
でも、そんな人生は嫌だって思うんだったら、そこから抜け出す必要がある。
嫌なんだったら、いつからでも抜け出せる。
まず、自分の深層心理や脳内で、何が起こってるのかを知るところから。
「なぜ私は、良くないと思いながらも、こんなこと続けてしまうんだろう?」を、自己否定せずに冷静に分析する。
自分が弱いからなのか?自分はダメなのか?じゃなくって、淡々と原因と結果を探る。
自己否定の心理プロセスだと一向に抜け出せないので。
そうじゃないぞ、環境がそうさせてるんだぞ、じゃあその環境って何だ?と、感情からちょっと切り離した、冷静な自分で判断していき
なるほど、なるほど、って一個一個に納得していく。
そこに、善いも悪いもない
ただ現実がある、現象がある、って眺める練習をしていくのが、非常に効果的だなと僕は思うんですよね。
で、そういう意味での、思考パターンの練習をしていくことをオススメします。
(専門知識や方法論は二の次、まず練習しよう!と意識することが大切です)
視野を広げ、別の視点から自分の現状を眺める
俯瞰という言い方もしますし、メタ認知、自分という個体をまた別の視点から眺めるっていう感覚で表現する方もいると思いますけど
僕はどちらかと言うと、そういう意識で、理論的にそう考えてアプローチするという手法をとることもあるし
もう一つは、普段から瞑想、メディテーションを通して、自分という個体から意識を外に外に広げる、って練習をしてたりします。
こういうのって、本当に色々、人それぞれでやり方や考え方があって、向き不向きがあると思うんですね。
そんなのを試しながら、そうは言っても現実は実際の行動が変わるまで「このまんま」なので、変に焦らず、一番効率が良い、一番手っ取り早くて自分に合ってる、楽な方法を探そう、と意識する。
まずその「(解決策、攻略法を)探そう」という思考パターンに移行するとこからスタートすると良いと思います。
そんな中で、僕が今までやってきたのは、よし!ちょっと自分の常識の枠を壊したいから、今日一日、例えば『自分が野生動物だったら、どう考えるだろう?どんな景色を見て、どう感じるだろう?』みたいな、シチュエーション遊びをするんですね。
飼いならされてるペットじゃなくて、野生の動物だったら、お給料をもらえるってシチュエーションが違和感だらけなんですよ。
これ、僕は以前本気で感じてたことで、「会社に勤めて、お給料が毎月自動的に入ってくる」っていうことほど、自然的でない、人工的な仕組みはないと思うんです。
ようは、ペットって家にいるだけで、首を繋がれて、もしくはカゴの中にいるだけで、毎日必ず餌が貰えるじゃないですか。
これ、野生のフィールドだったら、ありえないことですよね?
朝、むくって起きたら、野生の動物達は自分でその日の餌をとりにいくために、森や野原へ探しに行くじゃないですか、お腹すいたーって。
その日その日で、探しに行くじゃないですか。
僕にとっての起業って、そういうことだったんです。
自分で仕事を見つけて、自分でお客様を見つけて、自分でお客様に喜んでもらえるサービスを見つけて、展開していく。
そうじゃないと、餌はとれない。
自然界では当たり前の事なんだけど、人間社会の中では、文明が進化した結果、その当たり前が当たり前じゃなくなった。
これは良いことでもありますが、自然的ではないと僕は感じてて。
会社や給料っていう仕組み、文化が生まれて、そこに順応してしまった結果、「自分で餌をとる」いう発想がなくなってしまった。
で、不景気になって、会社をクビになると「どうしよう」と。
僕的には、「どうしよう」というか、そもそも野生の動物だったら、それが当たり前ですよね、みたいな。
そういう発想や視点を、自ら自分に仕掛けていって、「あそっか!考え方、視野が狭いだけだった!
」って思うようにする、とかね。
あと、最近というか、けっこう大人になってからよくやってたのが「AIごっこ」ですね。
自分の頭にはコンピュータが入ってる、脳というのは人間のコンピュータなんだから
感情に引っ張られず、過去の思い込みや固定観念に引っ張られずに、最適解を出す練習。
今日の、この現場での、このシチュエーションでの最適解は何だろう?
僕がAI、人工知能だったら、どんな最適解を導き出すだろう?と考えたら、例えばわざわざクレームを言ってるお客様の神経を逆撫でするようなことは決してせず、淡々と最適な対応をするよな、とかね。
そこに、プライドが顔を出したり、理不尽な相手を正したいって意地を張ると、人間は最適解じゃない、感情に飲まれた、感情に影響された行動をとってしまう。
そうじゃなくて「私はAIです、このシチュエーションでの最適解は何でしょう」って考えたら、その時のベストアンサー、一番後腐れない、楽な方法をとるはずだよね、とか。
そういうパターンで、思考の練習というか思考遊びを、しょっちゅうやってますね。
今でもやってます。
そういう柔軟な考え方で、自分を常に別視点から見る練習をしてます。
こんなのって、ほっといても身につく訳がないんだから、トレーニングの一環としての思考テスト、思考実験のように、自分に仕掛けてるんだよっていうのを紹介してみました。
ぬいぐるみパパでした。
※こちらの記事は全て音声メッセージの書き起こしです
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