無理して手に入れた環境より自然体の自分でいれる場所を優先すべき
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
「こうならなきゃいけない」は誰かに植え付けられた価値観
誰にでもピッタリな究極の理想像なんて存在しないし、逆にどんなにダメそうでも周囲に愛される人は存在します
何を目指すのではなく「まず自然体の自分を出せる」のを目指す
ありのままでいたいと願う人には同じ価値観の人が集まってきます
というところを、本当に僕自身は大事にしているし、僕の周りの人もそうであってほしいなとすごく思うんですよ。
結局、頑張って「こうしなきゃいけない、こうならなきゃいけない」っていうのは、突き詰めていくと、無理して嘘の自分になるということに近くて。
確かに、いろんな技術を身につける、知識を身につけるって大切なことなので、どれが本当なんだよ?どれが嘘なんだよ?って言い出したらキリがないんですけど
僕の中での結論は、「本当に自分がやりたくて、自分が身につけたいと望んで身につけたスキルは、本当の自分が成長していく上で必要なもの」だから嘘じゃない、という認識で。
スキルっていうのは、ゆくゆくは「それ込みで自分」になるので。
僕はコミュニケーションを専門にやってきたので、コミュニケーションスキルを身につけたくて、コミュニケーションスキルの専門トレーニングを受けて
喋り方や人との接し方っていうのを、徹底的にスキルアップしていったタイプなんですけど
この喋り方っていうのは、やっぱり毎日のことなので、人と関わっていくうちに自分に刷り込まれていって、自分の人格になっていくものなんですね。
内面と直結してるものなので。
そうすると、自分の本来の人格と新しく取り入れたスキルがくっついていく(というのは変な表現なんですが)
なんかもう、本当に癖になっちゃってるので、今の僕は何も意識してないし、うまいことを言うつもりも、相手を気持ちよくさせる意図も全くないんですよ。
昔は意図的に、相手が心を開いてくれるように言葉やトーンを選んでました。
セールスマンもやってたし、先生として教育業界にもいたので、相手がとにかく心を開いてくれるように
相手との心の距離感が縮められるように、という意図があって、徹底的にコミュニケーションスキルを身につけたんだけど
今となっては、そんなの一切意識しないで、素の状態でしか人と喋んないんですね。
それでもやっぱり、長年反復練習して刷り込んだものっていうのは、もう人格と融合しちゃってるので
特に何も意識してないのに、「またぁ、うまいこと言うんだから!」「口が上手いんだから!」みたいに言われることもありますけど(笑)
まあ、それもひっくるめて、自分の性格なのかな、と。
自分が元々、とにかく周りの人は常に喜んでいてほしい、と思っていたし
悲しい顔を見たくないし
小さい頃から、人が泣いてるのを見て自分も泣いちゃう、みたいな弱々しい性格だったので、それはそれでいいのかな、と思うんですけどね。
そういう感じで、自分にとって性に合っているスキルや技術を身につけるのなら良いけど
結局、なんか無理して身につけようとしても続かないし、やってて自分が気持ちよくないような事って、長く生きていく中で、本当に幸せになるために役に立つのかな?っていうのがすごく疑問で
そんな風に思うような歳に僕はなって、そんな角度から考えるようになって
「自分にとって居心地の良い状態」がベストであるべきなので、特に自分が背を背伸びする必要もなく、ありのままの自然体の自分でいるのが理想だと、今の僕は思ってるんですよ。
だから、大きく見せる必要もないし、小さく自分で自分を過小評価する必要もなく
この自分で生きています
この自分で人と接します
それでも絶対に、誰かのお役に立てるっていう場面はたくさんあるし。
人と関わっていく上で、無理して作った人間関係で、例え仕事がうまくいっても、居心地悪いじゃないですか。
もうこの先もずっと無理しなきゃいけない状態って。
それで何十年も仕事をしていくとか、何十年も関係を築いていくって、相当ストレスだと思うんですよね。
そもそもが背伸びしない、そもそもが無理をしない、頑張らない、で作った人間関係、それで出来上がったコミュニティだったり、関わり方だったら、ずっと居心地いいじゃないですか、お互いに。
結局は、それが自分の人生を豊かにする、心を穏やかにする環境。
僕がいつもお話してるのは、お金のあるないじゃなくって、心が穏やかかどうかが本題のはずで。
お金を稼いだ人が、そのお金を使ってストレスを発散する、というのは僕にとってはすごく無駄が多く見えて
それ、非常にもったいないサイクルじゃないですか、みたいな。
元々ストレスが生まれない状態でお仕事なり生活できてたんだったら、そのストレスを解消するために使うお金をそもそも稼がなくって良かったはずなのに、みたいな。
この発想、伝わります?
「入り」と「出」が相殺されて消えちゃうぐらいだったら、最初からなくていいじゃん、みたいな発想を僕はよくするんですけど。
ストレスを感じながら過剰に稼いで、その分ストレス発散のために過剰に使う、っていう訳のわからない状態なんだったら、最初からそこそこ稼ぐだけでいいじゃん、みたいなのが僕の考えなんですね。
この考えを誰にでも押し付ける訳では全然ないんですけど、それを究極に追求していった結果、何も背伸びしない、ありのままで自分でいる、が僕の出した結論なんです。
それしか生きる理由がないし、それが全てなんだから。
他は長続きしないんだから。
どんなに頑張ったって、頑張って背伸びして緊張した状態を10年20年と続けた結果、ウツで壊れちゃう位だったら、最初から頑張んなきゃいいじゃん、みたいなね。
これも経験したからこそ、わかったんですが。
僕も心を壊したり、色々あったからこそ言えることなのかもしれないですけど、一通りの景色を見てきた上で、「やっぱり最初から頑張らなくても良かったんじゃん!」
「その方が、長く、穏やかに、幸せでいられるんじゃん!」みたいなことに気づけたんですよね。
だからこそ、本当に無理しなくていい、背伸びしなくていい、頑張らなくていい。
で、「頑張らない」を早めに練習し始める。
頑張らないで築く人間関係、というのを早めに仕掛ける、っていうと変ですけど
そこに、早めにこだわり始める。
で、環境の良い、自分の居心地のいい空間、居心地の良いライフスタイルっていう、そのパターンを築くことに、早め早めに力を注いでいく。
発想をそっちに転換していく。
その方が、早め早めに幸せになれる、自分の道が見つけられる、自分の軸が確立できるんじゃないのかな、とすごく思うようになりましたね。
だから、若い人こそ、他人の価値観とか評価に合わせて背伸びする方に頑張るんじゃなくて
でも、それと同じぐらいのエネルギー量で、自分と向かい合って、自分の軸を築く方に注力する。
どっちかをサボるとかじゃなくて、余計に自分に向けてエネルギーを注いで、自分のやりたいこと、自分の在り方、自分の内面磨き、みたいなところに立ち返る
そっちにフォーカスする方が、僕は、自分の人生が豊かになるんじゃないかなと思って、こんな話をシェアしてみました。
ぬいぐるみパパでした。
※こちらの記事は全て音声メッセージの書き起こしです
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