嫌々やっても続かないのは当たり前、本当に楽しい事だけを極めよう
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
継続さえすれば誰にでもチャンスがあると聞いてもほとんどの人が続けられないのはつまらない事を頑張るからです
人はなぜか嫌な事をやると偉い、楽な事をやるとズルいという訳のわからない考え方をしがちですが、楽しくなければ続かないのは当たり前
まず楽しくて楽に続けられる事を見つけましょう
ということで、本当に入り口というか最初の一歩がまずズレているんだよなぁ…って
僕も、自分の過去を思い返すとそうだったし、もうほとんどの人がそうなんだろうなぁと感じます。
よく「自分には根性がない」とか「モチベーションが続かない」とか「三日坊主なんです」とかって悩みや相談をいっぱい受けてきましたが
「だってそれ、そもそもやりたいと思ってないんじゃないですか?」
「はい、そうです」
「じゃあ、やらなければいいじゃないですか?」
「でも、やらないといけない気がするんです」
「それって勘違いじゃないですか?
何故『やらないといけない』と思ってるんですか?」
っていうやりとりを繰り返し、心の階段を降りていき、相手の本当の悩みポイント(不安や恐怖など)を掘り起こしていくという作業が必要になるんですね。
(以前はカウンセラーもやってたので)
そんな風に話をしっかり丁寧に進めていくと、結局は自己否定感が強すぎて「自分はこのままじゃダメなんだ。だから別の自分にならなきゃいけないんだ」って部分にたどり着く。
根本の、心の根っこには、今の自分を否定する気持ちが強すぎて、「だから、ダメな自分を変えるためには、自分が嫌なことをやらなければいけない」みたいな歪んだ思い込みが潜んでたりする。
絶対そんなことないのにね?
なんかもうガッチガチに思い込んで、思い詰めてるってパターンがほとんどなんですよ。
僕がいつもお伝えしてることなんですが、そもそも、別の自分になったところで、幸せでも何でもないじゃないですか。
別の自分を演じてたら、それはもう別人の人生を生きてるのと同じで
あなたの人生を生きるということは、「あなたでいる」ということなんだから
他の誰にもならなくていいし、なっちゃいけないはずなんです、本来は。
こういうのも、誰かに言われて「ああ、そうなのかな」と思ってても絶対腑に落ちないので、自分で気づくしかないですよね。
「だって、自分として生まれてきたんだもの、そんなの当たり前じゃん」と自分自身で納得してないと。
これもいろんなとこで話すんですけど、ちっちゃい赤ちゃんとしてこの世に生まれてきた時、親や周りの大人は祝福し、「生まれてきてくれてありがとう」ってなりますよね。
そんな時に、「この赤ちゃん、このちっちゃい体に入ってる魂が、この子本人じゃない別の人になる人生をどうか歩んで欲しい」なんて願うか?といったら、誰も願わないわけですよ。
「この子として、幸せになってほしい!」と願うはずでしょ?
だから、「別の人になれ」なんて願われて生まれた人、今時まずいないんですよ。
昔はいたかもしれないですよ、戦国時代に「誰かの影武者になれ」とかね。
でも、現代でもそんなこと本気で考える人がいたら明らかにおかしいじゃないですか。
で、これね、周りの大人がどう願うとか願わないとか関係なく、もうあなたもいい歳なんだから、自分で判断できる年齢になってるんだから、もう大人なんだから
この今の私、今のあなたは、「自分の人生を生きる」っていう選択をしていいに決まってる訳ですよね。
これも何度も言いますが、人に言われて「そうなんですかね…」じゃ全然結論まで行き着けなくて、自分で「絶対そうなはず」って上書きしていかないとなんです。
初めは絶対、そんなこと言われても「いや、違うんです。駄目なんです。私は誰かにならなきゃいけないんです」って(深層心理で)みんな言い続けます、それを僕は知ってますから。
それを言い続けて納得しないんだったら、しないままで仕方ないんですけど、少しずつ自分の心と向かい合いながら
「せっかく生まれてきたこの人生なんだから、私は私の人生を、私らしく生きていいに決まってる」
「いけない訳がない、誰にもそれは禁じられてる訳がない、私は私で生きる」
ってところに、自分が納得する。
「そりゃそうだよなー」ってなってからがようやくスタートなんですね。
それができたら今度は「じゃあ、つまらないことをやる理由って何なの?」っていうのと、一つ一つ自問自答していく。
「なんで嫌なことをやると偉いと思い込んでたの?」
「嫌なことをやらなきゃいけない理由は何?」
きちんと丁寧に自己対話を続けて、自分の人生を自分らしく生きる軸が確立してくると、それって意味ないなぁと心底思えるようになってきます。
誰かの人真似をするのは、誰かに褒められたい、評価されたいから。
でも、例えそれで評価されたとしても、私として評価されてる訳じゃなく「他の誰かと同じように行動してるから」みたいなことで評価されるんだったら、それは私の人生には必要ない選択肢だな、と取捨選択できるようになる。
こういうのがちょっとずつ根付いてくると、「なんだか最近つまらないことを頑張る理由が見つからないなぁ」みたいなことになってくるんですよ。
で、そうなってくるところからが本番なんですよね、人生って。
だって、あなたの人生なんだもん、私の人生なんだもん。
なんでつまらないことに貴重な人生を費やさなきゃいけないの?って話じゃないですか、本来はね。
まだ全然そこまで思えないっていう人は、思えなくていいし、焦らなくていいんですけど
ちょっとずつ、そこに向かっていかないとおかしいよな?せっかく生まれてきたのに…となっていくべきだと僕は思ってます。
で、そこまでたどり着いた時に、ようやく偏った解釈や思い込みから解放されて、最適解が見えてくる。
やっぱり、人間の本来の心の動き、脳の動き、いろんな側面から考えても、つまらないことを頑張る、嫌なことを継続するってことほどハードルの高いことはなくて
楽なこと、楽しいこと、自らやりたいと思うことに対してモチベーションが持続するのは当たり前すぎる当たり前で
これ、誰が考えても当たり前ですよね?
結論、楽しいことなら続くんですよ。
そもそも「私は三日坊主なんです」「やる気が出ないんです」「モチベーションが上がらないんです」「あの人みたいに行動派ではないんです」という人は全て、やりたくないことをやろうとしている。
もう矢印を向ける方向からまず間違ってる。
やりたいことが見つかってないだけの話なので、本当にやりたいことは何だろう?って方向に意識の矢印を向けるのが正確です。
こういうのも、これまでの思考パターンが定着しちゃってカッチカチに固まっちゃってるのが原因なので、やりたいことが見つからないという悩みもたくさんあるでしょうし
だからこそ、少しずつ、まずは切り崩していく。
ガッチガチの固定観念を少しずつ砕いていくっていう意味でも、ちょっと試してみて、ちょっと緩めてみる感覚が大切です。
しかも、初めからしんどいところ、嫌なところに(心の中の核心部分)に手を付けるのではなく、楽なところからちょっとずつちょっとずつ試してみて
たまには「うまくいかないからやめてみよう」っていうのを何度も何度も微調整しながらやってみるのも全然いいと思うんですね。
(自分と向き合うことも、自分ペース、自分主導で)
まずは、具体的な作業や行動がどうのこうのじゃなくて、心と向かい合いながら、自分の反応、自分の心の中の動きを常に観察していく。
で、楽しいの針がピクッて動くか動かないかを探る。
楽しいを見つけたら、とことんやってみる。
それを続けていくことで、
「継続が楽しい」
「楽しいから継続できる」
という、当たり前の重要性を再確認できる。
いわば、当たり前探しみたいなことなんですね。
嫌なことは続かないに決まってて、そこはメンタルの強さやらモチベーションがどうのこうの、とかって話じゃなくて、つまらないから続かない。
当たり前
楽しいことは続く。
当たり前
っていう風に意識を書き換えていく方が、全然一歩が出やすいと思うんですよね。
で、そもそもが(ちょっと深くて小難しい話だったかもしれないけど)最初から言ってるように、そもそも楽しいことをやっていく人生を選ぶべきだと僕は思っているので
しんどい方を選び続けて、自分を否定して、「続かないんです、ダメなんです」なんて言ってる以前に
いや、それってやる必要がそもそもないんじゃないですか?
自分で自己否定してるだけなんじゃないんですか?
本当に自分の好きなこと、楽しいことを目指すべき人生なんじゃないですか?
っていうテーマについて、自分と自己対話を続けていく方が大事かなと思います。
ぬいぐるみパパでした。
※こちらの記事は全て音声メッセージの書き起こしです
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