簡単か難しいかは個人の解釈の違い、難しいという発想自体を手放そう
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
上手くいく、いかない、簡単、難しい、これら全て個人の解釈なので、僕は新しいことにチャレンジする時は毎回「僕は初めてだけど世界のどこかで必ずこれを簡単に上手くいかせてる人がいるはず」と前提し、難しいという発想自体が入り込む余地をなくします
すると本当に簡単にできるのでオススメですよ
という、たまには自分の普段やってるパターンを紹介しようかなという感じでお話し始めますね。
以前もいろんなところでお話ししてたんですが、例えば(日本に限ったことじゃないんですけど)日本の教育でよくある傾向として、世界と比べた時に言われるのが、算数だったら「3✕5=の答えを求めよ」みたいな形
そうすると、3✕5で15だから「15しか正解がない」っていう状態。
つまり、問題自体が狭まっていて、答えが唯一、一つしかないというパターンが多いんですよね。
試験でもテストでも何でもそうじゃないですか。
答えはいくつもあっちゃいけなくて、正解というのは一つしかなくて、それは誰が決めてるかというと出題者である偉い人が決めている。
だから、その偉い人の意向にそぐわない答えは全部不正解ですよという考え方なんですよ。
これが、良い悪いは抜きにして、どういう現象を生むかというと、ちっちゃい頃からこのパターンでいろんな教育を受けると「正解は一つしかない」が刷り込まれる。
一方的に「正しいっていうのはこういうことなんだよ」という風に教わっていくと、人の思考回路は「なるほど、世の中には唯一の正解があって、それは自分は知らないかもしれないが、自分より上の存在の人が知っていて、その人が想定した通りの答えを我々は答えないと、正解と認めてもらえないんだ」って世界観が生まれちゃうんですよ。
算数でも国語でも英語でも何でもそうですが、最初は単純にただの情報を教育として教えるっていう仕組みだったはずなのに、その奥には何があるかというと
思想の部分で「この世界では問題には誰かが決めた、もうすでに決まっている正解があって、それを解答者は勝手に生み出すのではなく、その人達の意向に沿わないと手に入らない」という、ちょっと窮屈な思考になりがちっていうのがあって。
かたや、海外ではどんな考え方の問題パターンがあるかというと、全く逆の発想で「○✕○=15」みたいに答えの部分が決まっていて、穴埋め問題、虫食い問題
「○と○を埋めよ」っていう出題傾向があったりするんですよ。
そうすると、答えは3と5を入れてもいい、5と3を入れてもいいし、1と15を入れてもいい、みたいな。
ありとあらゆる組み合わせ、少数や分数を入れたら本当にありとあらゆるパターンがあるじゃないですか。
そんな出題傾向、教育システムを組むと、子供の脳に何が定着するかというと、「正解は、自分で探せばいくらでもある」
「だから、当てはめさえすればいい」って自分で見つけて組み合わせてみるという楽しみが芽生えたりする。
それによって、「いくらでも多種多様な答えが出てきていいんだ!あの人と私で答え、意見が一緒じゃなくてもいいんだ!」と、許される空気感、世界観、思想が生まれてくる。
こういうのを聞いてて、僕は若い頃「面白いなぁ」とすごく感動したことがあって
ちょっとしたきっかけが心の中、脳の中で、種となって、芽が出て、木が伸びていく。
場合によっては、大人になった時に、人格が全然変わる、思想が全然変わる。
それによって、チャレンジできる、できないの重きや意味合いが違ってくる、というのはやっぱり人間の心理と思考ならではの不思議さだなぁって思うんですよ。
そういうのが分かっていると、うまくいってる人もいかない人も価値としては何の差もなくて
僕がいつも言ってるのは「あなたも、その環境にいたらそうなっていたに違いないですよね?
だから、誰も責める必要はないですよね」って考え方に行き着くんですよ。
成功してる人が成功できない人や貧しい人、苦しんでる人達を小馬鹿にする場面を見かけると「いやいや、あなたはたまたまうまくいっただけ。
あなたがうまくいってない人と同じような出生で生まれ育って、同じような環境で生活していたら、当然脳というのはインプットされた情報に対してアウトプットするだけの機能なので、同じように考えたかもしれないし
心っていうのがそれを受け取って、どう感じていくかという自分の思想や内面的なものができていくので
同じような仕組み、DNAでできた人間なんだから、同じ環境下にいたら同じようにもしかしたら屈折するかもしれないし、もしかしたら自己否定の塊になるかもしれない
それは当然の現象として生まれるんだから、優劣はないですよね?」っていう発想で僕は世界を見てるんですよ。
なので、その全体像が分かってくると、逆算して対策や攻略法を練ることができる。
何かを始めたい時に、思い込みっていうのが一番邪魔な足かせになるのは僕も(過去何度もうまくいかない経験を積んでるので)重々承知なんです。
で、ネガティブな考え、自分を否定するような発想っていうのは、僕もいくらでも持ってます、当然同じ人間なんだから。
弱気になろうと思ったら、いくらでもなれるんですよ。
自分は無理だって根拠を自分の脳内にインプットすれば、当然「じゃあ無理だ」って結論が出るんです。
みんな仕組みは一緒なんです。
で、仕組みが分かってると、「じゃあどんな情報を入れるか?」「何を前提として思考を回し始めるか?」ってところに注力するようになる。
僕の場合は、何も知らないことでもちょっと興味を持って「やってみよう」と思った時に、うまくいくいかない簡単難しい、という比べると材料を頭の中にまず入れない。
「絶対うまくいってる人は、もう既に世の中にはいる」っていう事をまず頭の中でイメージする。
正解は必ずあるから、僕ができる正解というのも必ずあるから、「その正解を探そう」っていう発想でサーチし始める。
サーチ機能のスイッチをポチッて入れる。
「できない」っていう蓋を閉めるような発想を一切入れずに、サーチ機能を働かせて、「僕なりの答えがある。しかも、頑張って無理しないでも実現できる、隠れルートみたいなのが必ずある」って先に決めつけちゃうんです。
で、サーチ機能をポチッとすると、そういう情報をビビビビビーってアンテナが伸びて探し出す、っていう
そんなお気楽なことをやって、ずーっと今までうまくいってきましたよっていう紹介でした。
というわけで、ぬいぐみパパでした。
※こちらの記事は全て音声メッセージの書き起こしです
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