自己否定の決めつけが強い人は周りがいくら応援しても効果がない
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
大抵の人はどうなりたいかより「自分はこうあるべき」と決めつけてる場合が多く、この思い込みは他人にはどうにもできないのです
自己否定の決めつけが強い人は周りがいくら応援しても励ましても効果ないのは切ないけど事実
まずは自分を責める手を少しずつ緩めてみてください
そしたら僕らも近寄れます
というお話ですが、たくさんの人がここにハマってるなぁと感じてます。
僕もこれまで、色んな人を応援したり支援したり、「できれば笑ってて欲しい、幸せになってほしい」と本気で願い、夢実現のお手伝いができたらなと思って関わってきました。
これまでの人生で、僕自身が関わってきた人の数って比較的多い方なんだろうなぁと思うんですが、どうにもできない事ってやっぱり多々あって
周りがどれだけ熱心に、真剣に、思いを伝えても、本人に「私には無理なんです」って決めつけ、思い込みが強烈にあると、もうどうにもできないんですよね。
お手上げ状態なんですよ。
で、そういう本人すら無自覚な心の偏りや思い込みって(僕もこんな活動を長くしてますが)最初の頃は気付かなくって。
僕がこういう特殊な、というか専門的な分野、ようは「誰かが夢を実現するの応援する」って活動をし始めたのはもうニ十年くらい前からで
カテゴリーは違えど、起業したいって思ってる若手を事業支援したり、起業するためのノウハウ提供や応援、サポート活動もしてたし
もっと遡れば、教育業界にいた頃は学生さんが良い成績をとりたい、あの学校に進学したい、って想いを応援したりとか。
どれもこれも人の願望、誰かの夢実現の応援をするために「やり方を教えるよりまず、もっと根底にある中身の部分、自分の本音との向き合うプロセス」からのアプローチの仕方で、僕はこれまで活動してきたので
コーチングとかメンタルトレーニングの要素が強い方の業界にいた時期の方が長いんですけど。
年齢を問わず、いろんな人達の「私はこうなりたいんです!こうしたいんです!」という想いを本気で応援するっていう角度からたくさんの人と関わってきて。
だから僕は、一言で「夢」といっても人それぞれ多種多様な認識の違いがあるのも知っていて、想いの強さにも差があるし、真剣さにも差があるし
継続するモチベーションが長く続く人、続かない人、ありとあらゆるパターンを実際に見てきました。
大抵の人にとっては、「夢を叶えたい」って思うこと自体が人生の中でそう何度もあるわけじゃないし
ほとんどの人は、思わないんですよね。
自分の夢が可能なんて思ったこともない、みたいな。
自分も夢を実現していい、なんて思ってることが恥ずかしい、みたいな人も多いですね。
「そんなこと願っちゃいけないんだ」なんて、僕からしたらいつの時代の考え方ですか?みたいな
「私なんかが夢を叶えていいと思ったら身分不相応」とか、たまーにいるんですよ、そんな時代錯誤な発想の人が実際に。
いやいや、この現代に夢を描くのは誰でも自由だし、叶えたきゃ叶えればいいじゃん、と。
そのための情報やノウハウなんて山ほど溢れてるんだから、あとは本人の心の持ち方次第でしょ?って。
僕は、この世の中はもうそういう(誰もが夢を描き、自由に叶えられる)ステージまで来てると思ってるから。
昔の、身分に差があったり、生まれた時にもうすでにカースト制度に属したり、ヒエラルキーや上下関係が決まっていても出世なんて一生できない、なんていう時代とは明らかに変わってて
今や情報すらも無料で手に入る、世界中と繋がれるインターネットやSNSがある時代で、やるかやらないかは本人次第。
だからこそ僕は(方法論はあまり語らず)心にアプローチするっていうやり方をしてるんですけどね。
この、やろうと思えば誰だって何だってできる時代において、それでもできないのは心の問題なんですね。
だから、誰にだってできるけど、あとは本人次第。
で、「あとは本人次第」って突き放す傾向が今まで自己責任という名目のもと、それっぽく語られてきて
確かにキレイに正しく聞こえますけど、それで片付けちゃったら世の中の過半数、九割以上の人達が「じゃあ私には無理です」って諦めるしかないじゃん、みたいな。
時代背景、心象風景を眺めてると、多くの人の心の中はそうなってますよね。
そんな時代において、「それじゃあ、なんら昔と変わんないじゃん」と思うから、だったら僕はみんなの心に語りかけようっていう活動をもう10年も20年もずーっとやってるんですよ。
で、最初はみんなそういう「夢を叶えよう」って発想すらないから、僕と知り合ってお話していく上でも
気楽に、何の真剣みも特になく、奥深さも思慮の深さもなく、「やってみたいでーす」って軽いノリなんだけど
関わり始めて3ヶ月、半年、1年と経つにつれて、だんだんだんだん深く考えるようになると、内側に隠していた、押さえ込んでいた元々の本質の部分、本音の部分ってのがやっぱり出てくる、表面化してくるんですね。
僕は常に真剣に「あなたは何を求めますか?本音は?本当は何を望みますか?」って部分にしか向かい合わないので
本当に成功したいの?
本当に夢を叶えたいの?
その成功とか夢実現って本当はどういうこと?
世間一般でいうお金持ちになりたいとか偉くなりたいとか、そんなことどうでもよくて「あなたは何を求めてるの?」ってアプローチをしていると、どんどん混乱したり、自分に自信をなくしたりする人も多くて
「いやいや、やっぱり嘘でした!私夢なんて叶えたくないです、さよなら〜」って去っていく人もたくさんいるし
なんか向かい合えば向かい合うほど辛くなって、「やっぱり無理でした、ごめんなさい!出しゃばり過ぎました!調子に乗ってました!」とかっていう人も出てきちゃって
すごく切ないんですよね。
なんで誰もダメ出ししてないのに、自分で自分にダメ出しして去っていくのか?
その部分が、本当に典型的な「自分が最後は自己否定する」っていうパターンにハマってる状態なんですよ。
ちっちゃい頃からずーっと繰り返してきた、認めて欲しいんだけど「いやいやいや、なに調子に乗ってんだよ!」と自分の頭の中で聞こえる自分からのダメ出し。
黒歴史とかっていう言葉がよく話題になるのもそれだと思うんですけど、調子に乗るんじゃない!お前は何様だよ!って誰も責めてないのに自分で自分を責めるっていうこじれた心理。
何そんな恥ずかしい事やってんの?浮かれてたんじゃねーのお前?みたいな
時間の経過と共に、どんどんどんどん自分を否定し始めるっていうパターンに落ちる人がすごく多くって。
長くお付き合いしていくと、やっぱり人の本質って見えてくるなあと多々思うんですけど、結局そういう人達が去っていくのを僕は止めることもできないので、「あぁ、そうなんですか?残念ですね…」と言うしかできないので。
やっぱり、誰かに言われたから何をする、じゃなくて、自分で夢を描く。
そして、自分で自分を責める手を少し緩める。
もう本当にそっからなので。
「あなたが行動を変えて、あなたが考え方を変えて、あなたが心の持ち方、在り方を変えないと何も変わらない」っていうのが結論なので。
僕みたいな(できるだけ若い世代を応援したいという)考え方の人はたくさんいるし、僕らは何かしたい、けどできないっていうのがわかってるから、見守るしかない
って、これも切ないけど事実なので、あなたがまずあなたを否定する手を緩めましょう、そっからスタートしましょうというお話でした。
ぬいぐるみパパでした。
※こちらの記事は全て音声メッセージの書き起こしです
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