普通の「好きな事」を深掘りしてみると思わぬ発展で人生が変わるかも

ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら

「普通の好きを深掘りする」
好きなことも詳しく調べ出すと意外な発展の仕方をします
僕は娘と一緒に妖怪を追い始め、気が付いたら専門書や浮世絵画集などを100冊以上
さらに派生して江戸の文化にはまり、着物も30着以上と、完全に大人の趣味になりました
好きな食べ物でも歴史をさかのぼると無茶苦茶はまります

というのが、こないだの「自分の楽しい事とか好きな事をどうやって見つけたらいいですか？」という質問に対していろんなパターンで解説してる時の一つですね、それを投稿させて頂いた内容になります。

本当にやりたいこと、好きなことっていうのがわからないという人は多くて、これって現代っぽいなぁって。

ようは情報過多になりすぎて、SNSだったりスマホでいつも、常にいろんな人の話、いろんな情報が飛び込んでくるっていう。

自分は受け身なんだけど、ありとあらゆる角度から、いろんな情報が流れてきて、情報の渦に巻き込まれてしまって。

で、やっぱりその中でキラキラしてる人、活躍してる人っていうのが目立つので、「それに比べて私には何もない」みたいな比較っていう心理も発生する。

もともと選択肢が多すぎて、どれを選んでいいか分かんないって迷子状態ですよね。

脳内迷子みたいになってしまってるって、よくあることで。

どの側面に対しても、僕がいつも言ってるように「そんなあなたが弱いわけじゃなくて、そういう環境だから仕方ないし、そういうシチュエーションだったら誰でもそうなりえるんだから気にする必要ないですよね」って話をいつもしてるんですけど。

それすらも良い悪いじゃないから、その状況に全く不満を感じなかったらそれでいいんだろうけど、そうじゃなくて「自分も好きなことにチャレンジしたい、楽しいことにチャレンジしたい」と思うんだったら、そのモヤモヤの霧をクリアしてみませんかっていう話ですね。

全員に押し付けるわけじゃないけど、具体的に「私は自分が好きなこと、楽しいことを見つけたいけど、どうしたらいいか分かりません」っていう質問が来た時に僕はこういうお話をしますっていう事例ですね。

僕自身が会社を経営したりだとか新しい事業を立ち上げたりだとか、自分で好きを仕事にしようって起業したりだとかっていう経験を色々してきましたけど、何にもなくなった後に、もう燃え尽き症候群ってわけじゃないんですけど、いったん満足したっていうのもあり、色々挫折したっていうのもあり、色々あって「とりあえず当面何もないや」って空っぽになった状態を5年以上、8年近く過ごしてたっていう経験もあるんですよね。

その時は本当に空っぽで、それ以前は根性で負けないようにとか誰かを見返してやろうとか、結構怒りの感情だったりとか昔のトラウマだったりとかで仕事をしていたり、という経験はもちろんあったのでね。

そういう時って勝手に熱意は上がるかもしんないけど、なかなか長続きしなかったり目標達成したら虚しくなっちゃったりとか色々あったんですけど、色々あってある意味空っぽになった時に「こっから次のステージ、次の人生をどう生きていくか」って考えた時に、焦る必要ないからとりあえずぼーっとしようと思って、ただただ生きてたんですよ。

ひょっとしたら数年前の、バリバリ働いてバリバリ活躍してた自分を世の中ではいいと言うのかもしれない。

実際にそのぼーっと空っぽになってた頃の僕を見て、周りの人からは馬鹿にされたり「なんだか変わっちゃったね」と言われたりとかってのはあったんだけど、僕にとってはどっちでもいいも悪いもなくて

そういうタイミングだから、今は人生で初めて空っぽの時を過ごしてみようと。

そしたら、たまたま娘が、妖怪ウォッチとかが流行ってて、妖怪っていうのがブームになったところに「パパ、妖怪って何か教えて」みたいなのがあったので、もう一度専門書だったり江戸時代の文化とか歴史を掘り起こしたりしてってね。

そっから東洋の考え方、東洋思想とか哲学に興味を持ち出して、今の人生の中心になるような考え方を確立していったって、ものすごく大切な時期に結果としてなったな、と。

だから僕にとっては、好きとか楽しいを本当に追求していったら、人生の豊かさに確実に繋がる。

それって1年2年じゃなくて、5年も10年近くもずっと無心で追っかけていくとそうなるって言うことを多く経験したので、全てに無駄はないなーっていうのを僕は実感したんですね。

その時、本当に何がどう転じて、点と点が繋がるかわからないから。

生活するための仕事があるんだったらそれはそれで、他にやるべきことがあるんだったら、好きな事が別なら別で全然構わない訳だし。無理にくっつける必要もないと。

ただ純粋に、いつも言ってるように、感情の純度ですよね。

好きなら好き、楽しいなら楽しいの純度を保つってすごく大事なんじゃないかなと思うんですよ。

好きなことを、人に何と言われようと「好きなんだもん」で自分の好きをずっとずっと追い続ける人生があったっていいじゃないかと僕はすごく思ったし、実感した出来事で。

それによって、長く長くそういう調べたり追求したりって時期を体験してくうちに、それらを自己表現したりっていうのやっていったら素敵な仲間に出会えたり、その中で自分の人生の核となるような考え方に出会えたり、そっからさらに「じゃあチャレンジして、何かメッセージや作品をたくさんの人に伝えたい」っていう行動に移したりっていうこともあっていいと思うので

やっぱり世の中無駄がないなーって思ったので、もし何の楽しみもないんだったら、今の好きをもっと深堀りし、もっと探ってみる

ゲームだったら、ゲームの会社でどんなクリエイターが、どんな意図でこういう仕組みを作ったのかとか、このファンタジーゲームの裏にはどんな文化があって、どんな歴史や実在する情報が含まれているのかとか、そんな所まで追っかけていくっていうのもすごく楽しいと思うので、良かったら参考にしてみてください、という話でした。

ではでは、ぬいぐるみパパでした。

※こちらの記事は全て音声メッセージの書き起こしです

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