全365回、ありがとうございました。
『ぬいぐるみパパのツイート解説』に一年間お付き合い頂きまして、誠にありがとうございました。
365回、毎日毎日投稿させて頂いてきましたが、元々この企画は何人かのチームで運営しようと始めたプロジェクトだったんですね。
遡りますと、僕がこの「ぬいぐるみパパ」として活動し始めて三年以上経つのですが、僕が最初からずーっと公言していたことがありまして。
僕は二十代、三十代と、本当にたくさんのことにチャレンジし、様々な経験をしてきて、ありとあらゆる「やりたいこと」をやり尽くしてきました。
その精神的に完全に満足した状態から、あるきっかけによりこの「ぬいぐるみパパ」ってキャラクターの活動を始めたんですね。
そのきっかけというのは、こちらでも何度かお話しさせて頂いたかと思いますが、当時小学生だった娘が「バーチャルユーチューバーになりたい!」と言い出したことなんです。
つまり、バーチャルYouTuberというスタイルで、自分でデザインしたキャラクターを使ってYouTube配信をしてみたい、と。
小学生の彼女はまだYouTubeチャンネルやGoogleアカウントを自分だけで作ることができなかったので、「じゃあパパと一緒にやろうね、お手伝いするよ」と言って始めたのが、このぬいぐるみパパだったんですよ。
その頃から僕が公言していたのは「僕個人の自己顕示欲や承認欲求は全くありません」ということ。
僕自身は、今まで二十代、三十代と起業家人生を歩んできて、自分のやりたいことは全てやり尽くし、ありとあらゆる欲求を満たしてきたんですね。
だから、もうすでに心は完全に満足してる状態で、僕発信の「やりたいこと」、僕個人の「叶えたい夢」っていうのは、実際はもうないんですよ。
毎日が十分幸せなので。
その後、娘は一年くらい活動してみて、「あー楽しかった!」と満足してくれて、「また違うことにチャレンジするね!」となったので、パパはここでの目的、活動を続ける理由というのが一旦なくなったんですね。
ただ、その頃すでにできていた人間関係、人脈、仲良くなってくれた方々、娘と共に僕も応援してくれて僕の活動方針や考えに賛同してくれてた人達が「もっと色々教えてください!もっと一緒に何かやらせてください!」とおっしゃってくれた。
そういったお声が多かったので、娘が卒業した後も僕が一人残り、「ぬいぐるみパパ」という活動を継続させてきたんです。
だから、僕がこのぬいぐるみパパをやる訳、僕主導で何か活動を続ける理由っていうのは、二つしかなくて
その一つは「僕が暇だから」
この毎日配信、毎日投稿をチーム運営で開始した当時も、まだかなり暇だったんです。
まあ、基本的には常にのんびり人生なんですけどね、起業家を卒業してからは。
正直、一年前はまだ週に三日くらいしか働いてなかったかな。
僕はまだ40代前半ですけど、その歳の周りの人と比べたら、かなりのんびりな人生だったんですね。
(起業家を卒業した後は趣味でできる業種に転職し、最小限の勤務でのんびり楽しくサラリーマンをしながら資産運用して暮らしてる日々です)
仕事がある日は楽しく働き、毎月連休をとっては家族であちこち旅行へ行ったりしながら、毎日のんびりと暮らしていて、実質とにかく暇を謳歌する日常だったんです。
もう一つは、僕自身に続ける理由はないけど「僕を必要としてくださる人がいるんだったら」続けよう、と。
つまり、ニーズがあるんだったら暇な限り、そして求めて頂ける限り、僕は楽しい自分の趣味の延長として、誰かのお役に立てるならこういう活動を続けますよ
っていうのを、もう3年以上この活動の中でずーっと公言してきたんですね。
そして、この毎日投稿っていうのも、ニーズがある限り、プラス僕が暇な限り、いつまででも続けようと思っていたんです。
僕自身がこれをしたかった訳ではなくて、それを求めてくださる人がいたから。
最初はツイートでの短い文の情報発信だったけど、「もっと詳しく教えてください」って方がいたり
僕が「以前は起業して、こういうプロジェクトやマーケティング、仕掛けやビジネスモデルをやったり、色んな経験をしてきたんだよ」って話をしたら「私もやってみたいです!一緒にやらせてください!」って人がいたり。
僕一人で今更また起業しようとか何か自己表現したいって意思、僕発信の願望というのは特になかったんです。
今の生活で十分満足しているので。
「一緒にやりたいです!」と言ってくださる人がいる限り、お手伝いはしましょう
ただし、僕が主人公になるつもりはないですよ、と。
僕が成功したい願望がある訳じゃないので、「僕を踏み台にして経験値を積みたい」って人がいるなら応援しますよ、と。
そういう意味で、誰かのきっかけになれたらいいな、と。
「全く何もチャレンジしたことないから、経験者が手伝ってくれた方が心強い」と言ってくれる人がいるんだったら、お手伝いしましょう
と始めたのが、これまでの様々なイベントだったり、コミュニティづくりだったり。
そして、この毎日投稿もその一環だったんですね。
ちょうど一年前にスタートしたんですが、当初は何人かのチームで運営してたんです。
けれども、段々と「やっぱりやってみたらちょっと私には向かないな…」って感じる人がいたり、「ちょっと忙しくなったので抜けます」って人がいたりで
どんどん挙がっていた手が下がっていき、チームで協力してやろうねと話し合って決めた作業も次第に僕一人の担当になっていった。
もちろん僕としてはそれでも別に全然構わなくて、ただ「続ける理由がなくなったら辞めよう」、それだけ念頭に置きつつ続けてきて
気がついたら、僕一人で毎日毎日配信するっていう相変わらずのペースのまま、ここまでやってきたんですね。
実はこの毎日配信、365回投稿っていうのは、2020年の自粛期間中に全ての収録を終わらせてるんですよ。
(その時点で既に僕一人しか活動していなかったんですけど)
なので、今日まで毎日配信してきた投稿は、2020年のもう半年以上前にすでに予約設定してあり
僕がやっているSNSには全て自動送信の状態で毎日毎日皆さんのところにお届けしていたんですね。
そして、先ほど言った二つの理由、一つは「僕が暇だったら」、もう一つは「ニーズがある限り」続けてみようと考えてはいたんですけど
僕と一緒に活動する人がいなくなった時点で、僕個人が続ける理由はまず一つ無くなった。
で、もう一つ、「暇だったら別に続けてても構わないな」と思ってやっていたんだけど、その僕をより必要とするニーズが他から出てきた。
「一緒にプロジェクトやりたいです!一緒に起業したいです!」っていう人がオンライン上では減っていくのと反比例するかのように、現実社会からはたくさん声をかけて頂くようになってきたんです。
やっぱりこの2020年のコロナで皆さん大変な時期に、「もっとうちで働いてください!」「もっと現場に来て下さい!」「もっと一緒に働いてください!」っていう会社やお客様の声をたくさん頂くようになって
それだったら、実際に必要としてくださってる方々のところに行こう、と考え直すようになりまして。
ただし、僕は誰かを見限ったり、見放したり、切り捨てたりするのは大嫌いなんで、せめて365回が配信し終わるまで、1年間が終わるまではもうちょっと待ってみよう、と。
また「やっぱりパパさんと一緒にもう一度何かプロジェクトをやりたいです!起業したいです!一緒に働きたいです!」という人がもし戻ってくるんだったら、その人には喜んでリアルビジネスの世界へお誘いしようと思っていたんです。
僕と一緒に会社に勤めていただき、同じプロジェクトチームとして働くとか、僕と一緒に起業していただくとか、本当のリアルのビジネスを開始していただく。
これまでのようなお遊びじゃなくてね。
今まではお手本として、サンプル事例として、オンライン上で様々なプロジェクトをやってきたんだけど、それを今度はリアルの世界で。
実際にそこまで本気な人がいるんだったら、リアル社会で、実際に僕と一緒にお仕事することを望んでくれるんだったら、その人達と一緒にもう一度チームを組むのも良いかなと。
今僕が勤めてる会社に就職してもらったりとか、本格的に今後も一緒に働いていくのもいいかなぁ、とは思っていたんですけど
結果として、そういった声が1年間一切なかったので、僕はこれにて無事に卒業、オンラインの活動も終了させていただこうという運びになりました。
かといって、「これまで楽しく聞かせてもらってたよ」「勉強させていただいたよ」「これからもパパさんに相談や質問したかったのに…」っていう人の存在を忘れたことは一度もなく、常に僕の心の中や頭の中に置いていたので、そんな人達のためにも全365回の投稿をし続けてきたんですね。
この「ツイート解説」という毎日投稿は、毎回毎回僕が過去ツイートで投げかけたメッセージに対して、自ら解説してきました。
それは何故かというと、そもそも投稿したツイート内容というのが、これまで頂いた質問や相談にお答えしているものなんです。
つまり、365回の相談や質問をいただき、それらに対してお答えしたものを、さらに詳しく解説するっていう趣旨だったんですね。
なので、この全365回の投稿を何度でも聞き返し、読み返していただければ、ありとあらゆる解決策やヒント、気づきがあるはずです。
あなたがこれから未来で僕に聞きたかったかもしれない質問でも、全て想定して誠心誠意お答えしておきました。
まだ聞き逃してる、読み飛ばしてる部分がたくさんあると思うので、いくらでも振り返ってみてください。
ですが、かと言っても僕自身が消えて居なくなる、という訳でもないので、ご安心を。
今後もずっとずっと、皆さんのこと、ここで知り合ったたくさんの方々のことは見守り続けようとは思っているので
何か新しく感じたこと、再発見したことがあれば、いつでもコメントして頂いたらそれはそれで嬉しいですし
僕の方からアプローチすることは今後特にないでしょうが、引き続き応援しています。
いつかまた、みんなで楽しく夢実現について語り合ったり、みんなの夢を報告いただけたら嬉しいなぁと、そんなことを楽しみにしながら
僕は僕で、また必要としてくださる人々のために楽しく活動していきたいと思います。
ということで、繰り返しになりますが、全365回というたくさんの毎日配信にお付き合い頂きまして、誠にありがとうございました。
皆様が、本当に自分らしい人生、本当にやりたかった夢を叶えてくれるのを楽しみに見守っております。
※こちらの記事は2021年2月1日に配信済みの動画音声を書き起こしたものです。
想像力を駆使して俯瞰できるようになるイメージ実践法
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
コミュニケーションが苦手な人ほど「以前言ったから伝わってるはず」「私を理解できないのが悪い」と自分視点で考えがちです
上手な人は「この人にはどう写ってるのだろう」「どこまで伝わったかな」と冷静に相手視点で観察します
カメラが相手を通してこちらを向き、その映像を自分も観てる感じです
というお話ですが、これはコミュニケーションをテーマにしていますが、実際にはコミュニケーションだけでは留まらない内容なんですよ。
僕がいつもお伝えしてる「自分の心と向き合って感情をクリアする」という手法は、自分という個性、特徴、存在の全てを丸ごと受け入れ、認めてあげることに繋がる。
さらにそれを続けていくと、だんだん意識が自分という個体から出て、広い視野で世界を冷静に観測できるようになるんです。
これを「メタ認知」と表現しますが、自分という存在も含めた全体像を空中に浮いた状態で上から見ているような、俯瞰した状態で世の中を見れるようになる。
そうなれば、感情や思い込みに縛られず、世の中をありのままに、クリアな曇ってない視界で見ることができるので、様々なことがうまくいくようになる、と。
こうしてパーッと一気に説明してもちょっと伝わりづらいと思いますが、こちらでもそういった内容を時々じっくり解説させていただいてきたんですね。
で、この俯瞰した、メタ認知の状態っていうのが、まさに冒頭に出てきたコミュニケーションに関する「相手の視点から見て、自分は一体どう写ってるんだろうと外側から客観視する」っていうところに繋がってくるんです。
これはコツを掴むと非常に役に立つテクニックなので紹介したいんですね。
とは言いつつ、やっぱり僕も最初は難しいことが全然わからなかったので、まずは「想像すること」から始めたんですよ。
僕はもともと教育現場にいたので、特に小さい子にレッスンをする時はどう話しても「やっぱりうまく伝わってないな…」というケースがあったんですね。
なので「どうしたら上手く伝わるんだろう?」っていうのを常に研究しながら、いつもいつも試行錯誤してたんです。
その経験が原点にあるからこそなんですが、自分がどれだけ物知りでも、「相手に伝える」となった時に自分の言葉、自分のペースで話してしまい、一切伝わってなければ落ち度はこっちにあるというのが僕の考えなんですよ。
相手が分かってない、詳細を知らないっていう状況はもう事前に認識してるにも関わらず、自分の知っている知識を相手がピンと来ない状態のまま話し続けるってのは、完全にこちら側の配慮や想像力が欠けているせい。
もしくは、相手が分かっていないことを逆手に取って見下している、というレベルの低いコミュニケーションをあえて行なっている、とか。
ちょっと大袈裟な、あまり良くない表現かもしれませんが、当時の僕は「伝わらないコミュニケーションをするのは完全に伝える側が馬鹿だから」と思ってたんですね。
あくまでも僕自身が自分に鞭打つためですが。
僕の場合は対象が子供だったから、分からない子供が悪いんじゃなくて、自分の技量不足だと戒めてた訳です。
まだ授業を受けても分からないことだらけなのは当然なのにも関わらず、自分が知ってることを鼻にかけ、自分の言葉で一方的に喋っちゃうというのは、教育する立場としては完全に「こちらのレベルが低い」って感覚だったんですね。
これ、今となってはちょっとトゲのある表現だなぁと自分でも思うんですが、それほど当時は必死だったんです。
思い返せば僕自身が子供の頃、学校では僕も苦手な科目があったんですけど、やっぱり苦手な教科の先生ってのは淡々と自分の言葉、自分のペースで、ただ教科書に載ってることを説明してるだけで
全然ついていけない、全然面白みを感じないことが多かった。
その時の苦痛というか、純粋に「なんでこんなことをするんだろう?これじゃあどんどん勉強が嫌いになっちゃうのに…」と子供心に強く感じたんですよね。
僕はそんな風にはなりたくないし、やっぱり僕は子供達と関わるが好きだったから、子供達に教えるのが好きだったから、自分のスキルレベルを上げていきたいと思った。
そう考えた時に、伝わらないのはどうしたって自分のレベルが低いからなので、想像力で補おう!と思いついたんです。
まだレベルが低いのは仕方ない、けどこの状態で最大限に伝えるにはどうしたらいいんだろう?って必死に考えた結果、「相手視点から自分を観察する」って発想を編み出したんですね。
イメージでいうと、相手側の体に自分が憑依する、スーッと魂がそっちに入れ替わったような状態で、相手の目線から、相手側のフィルターを通して僕自身を眺めてみて
「このおにいちゃんは何を話そうとしてるのかな?」
と向こう側の視点から自分を観察するんですよ。
そうすると、改めて気づくことがたくさんある。
「あ、そっかそっか!幼稚園生を相手にお話しするなら、その子達が普段使っているような言葉や、例えばいつも見ているアニメについてなど、表現や内容を選び直さないと伝わる訳がないよなぁ」
「小学生だったら、他の授業で使う言葉や、最近他の教科で習ったキーワードを使えば、あっちの点とこっちの点が繋がるかも!」
といった風に、常に相手側の目線に立ち、相手の状況を把握して、あとは自分の想像力で補って、お話を進めていく、というところからスタートしました。
言い換えると「徹底的に相手側の立場になって想像する」ということですね。
これって技術的な話になってくると思うんですけど、「トークのターゲットを明確にするために詳細を想像力で補う」ってスタイルをとっていたんです。
で、それがうまく機能するようになってくると、今度は別のメソッドとしていつもお伝えしている「自分の意識を外側に出し、俯瞰した状態で世界を見る」という方向性に進化させていった。
それをするためには、自分が感情や思い込みに縛られていてはいけないから、いつも自分の心と向き合うようになった。
心の中のわだかまりや抑圧してきた感情を解放して、自分の中をクリアにした状態で俯瞰する。
その俯瞰した状態で世界を見るってトレーニングを続けていき、それができるようになった頃には、内側も外側も全体像も自由に観測しながら行動できるようになったんですね。
以前は想像力だけでやっていたことが、俯瞰、メタ認知の状態の自分でやっていることと合致して、今ではスムーズに自分視点でも喋れるし、相手側の立場になってお話を進めていくこともできるようになった。
さらに、全体像を眺めながら「今この会話はどういう風に流れているんだろう?どう進めるのが理想的なんだろう?」みたいな傾向も少しずつ見えるようになってきたかな、と感じています。
最初から「俯瞰する」っていうのは難しいかもしれないですが、冒頭でお話ししたように「まず想像力で相手の立場に立ってみる」というのは誰でもいつからでも可能なので、ちょっとこの辺がヒントとして、ピンと来た方はぜひ試してみていただけたらと思います。
ということで、ぬいぐるみパパでした。
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人間は未知なものを恐れるので解明さえすれば攻略できる
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
人付き合いの苦手な人ほど多種多様な人々との触れ合いを避ける→多種多様な価値観が分からない→視野が狭くなり他人となかなか意思の疎通ができない→つらいので心を閉ざして人との交流を避ける、という悪循環にはまりがちです
いきなり交流しなくて良いので、まず心を覗き多様性を観察してみましょう
という今回のお話ですが、僕はこれまで本当にたくさんの人達と関わってきて、以前はカウンセラーとしてたくさんのご相談にものらせて頂くという経験を積んできたんですね。
そこで感じたのは、「人間関係が苦手、人付き合いが苦手」な方ほど、苦手だから関わらない→関わらないから分からない→分からないから怖い、のループにはまりがちで
たまに勇気を出して関わってみると、よく分からないからこその見当違いな事をしてしまう、いわゆる「空気が読めない」発言をしてしまう。
そして、また怖い目に会う、白い目で見られる、という恐怖体験を積み重ねてしまう。
本当にこのぐるぐる無限ループの中にはまっているなぁ…というのを何度も見かけてきたんですよ。
で、これをどんどんこじらせてしまうと、最終的には「全ての人が敵に見えてくる」
さらにものすごく極端に悪化すると、心の病気になってしまい、「誰かに狙われている」「誰かが私の悪口を言っている」って妄想癖に陥ってしまうケースもありますよね。
そこまで酷くならなくても、「とにかく人が怖くて、話すのが怖くて、何もできません」って人が増えてるような気がするんですよ。
それって、原因は本当にすごくシンプルで、最初の歯車がちょっとずれただけなんです。
けど、そのちょっとずれた歯車がどんどん転がっていくうちに問題が大きくなってしまう。
この「問題が大きくなっていく」のも「歯車がずれていく」のも、全て実は自分の心の中で起きていることなんですよ。
一番最初は、そんなに人が怖くなかったはず。
物心ついた時から「会う人が全て敵に見えた」なんて人はまずいないと思うんですよね。
最初は学校、保育園や幼稚園とかで、人と関わるのが怖くはなかった。
もしかしたら、すごく楽しかった思い出がある人もいるかもしれません。
だけど、何かのきっかけで「怖い、苦手」と思ってしまった。
そこで自分の殻にこもり、外の世界をシャットアウトして、ますます多様性というのが分からなくなり
そこから過ごす年月が長ければ長いほど、ますます人が分からなくなる。
人間というのは、基本的に「分からないものを恐れる」んですよ。
ほとんどの恐怖の根本にあるのは「分からない、未知なことに対する恐怖感」で、これが非常に根強いんですよね。
なので、実際に分かってしまえば簡単だったりするってことがほとんどなんです。
いつもお伝えしてるように、ありとあらゆる悩みは感情に由来します。
自分の中の感情によって、自分の思考が飲まれてしまってる状態。
不安に飲まれてしまってたり、孤独に飲まれてしまったり、怒りに飲まれてしまってる。
その感情に引っ張られて偏った思考でものを考えるから「全ての人と私は意見が合わない」とか「全ての人が私を否定する」とかって極端な発想になってしまう。
そんなことある訳ないのに、そう思い込んでしまう。
いわゆる被害妄想に陥ってしまうんですね。
これ自体、原因や理由がはっきり分からないから怖い。
この「なぜ私はこんな風に人間関係、対人関係が苦手になったのか」という、あなた自身のプロセス、あなた自身の心の中で起きたストーリー、その仕組み自体、その流れ自体も未知だから怖いんですよ。
だから、まるで自分が欠陥人間かのように、自分が劣っているかのように感じてしまう、劣等感を感じてしまう。
これも全て、あらゆる問題が「分からないから、未知だから」発生するんですね。
だったら、逆に考えてみれば簡単ですよね。
答えが分かれば改善できる、仕組みが分かれば攻略できんですよ。
一旦分かれば「なーんだ、そんなに心配することじゃなかった」となって、逆にほっとくこともできたりする。
「そうか!ずっと人間関係が苦手で、周りが敵だと思い込んで怖がってたけど、でもそんなに恐れる必要もなかったんだ!
別に今たくさんの人と関わる必要性を感じない暮らしをしてるんだから、このままでもいいじゃん」って開き直ることもできる。
なので、まず自分の周りで何が起こっているのか、自分はどういう仕組みの中で生きているのか
もっと言うと、自分の心の中、脳の中で何が起きていて、今自分がこう感じているのか
という仕組みや全体像が見えると、心は一気に楽になるんだなぁというのを一つ知っててほしいんですよ。
そのために僕は毎回しつこく、やれ仕組みだ、全体像だ、こういうメカニズムなんだと伝えてるんです。
心のメカニズム、脳のメカニズム、感情のメカニズムってこういう事なんだよ
その仕組みを持った個人個人が集団生活をするから、この世界、この社会はこういう仕組みで動いてるんだよ
だから、全体を巻き戻していって、個人の心の仕組みという原点の部分が理解できると、この世界の仕組みが丸ごと分かりますよねっていう話なんです。
小さい所から大きくものを見る、大きい所から小さくものを見る、っていうこの順番、この仕組みが肝なんですね。
本当にそういう世界なんですよ、この世界って。
こういうのを「フラクタル構造」とか「フラクタル図形」って呼ぶので、気になった人は調べてみてもらえると色々出てくると思うんですが
模様や形が同じものがいくつも重なって、より大きなデザインになってたり、その繰り返しの積み重ねの仕組み、図形や構造というのがあって
(簡単にいうとマトリョーシカみたいなイメージ)
この世界自体が、実はあらゆる分野でそうなってるんですよ。
だからよく「家族は社会の縮図」とか「学校生活やクラスでの体験は社会に出た時のための練習」みたいな表現をするんです。
つまり、一個人の生徒が集まってクラスになり、クラスが集まって学校になり、学校が村や町や市になって、県になって、国になって、地球になる、みたいイメージなんですよね。
それらを全部ひっくるめて「この世界の仕組み、構造ってそういう風になってるんだ」という、フラクタルって言葉は覚えなくてもいいけどそのイメージをまず頭の中に入れて
その大本をクリアしてしまえば、全ての問題が連鎖的に解決していく
ガラガラガラーとまるでドミノが崩れるかのように、全部がクリアしていくんだ、全部の課題が簡単に溶けていくんだ、というイメージを掴んでいただくのが大切なポイントの一つ。
そのためには、原点の原点に戻ってみて、「最初の歯車がズレたきっかけとは何だったんだろう?」という部分を見つけること。
そこさえクリアすれば、他の難しいこと、ややこしいことにいちいち手を出さなくてもいいんですよ。
自分は人間が苦手、人付き合いが苦手、だからこそコミュニケーションスキルを身につけなきゃ!トークスキルを磨かなきゃ!とかっていうのは余計な枝葉の部分で
そんなことじゃなく、もっと原点の課題「そもそも何故怖くなったのか」という自分の不安や孤独の感情をクリアしてあげたら、実はそんなことをする必要すらなかったことに気づける、という感じなんですね。
その全体像、仕組みにまず気づくこと。
無理に自分の苦手意識や恐怖心と向かい合う必要はないんですよ。
わざわざ大変な人生を選ばなくてもいいんです。
わざわざ自分の嫌なこと、今やりたいと思わないことに向かっていくような、そんな根性論的な発想、生き方なんて誰もしなくていいんです。
まずは全体像を眺めた上で、多様性を認識し受け入れる。
「世界には様々な考え方があるんだなぁ…自分もこういう偏った考え方をしているけど、その他の考え方や価値観を持ってる人もいるんだなぁ…」という多様性に目を向ける。
自分一人の狭い世界観、価値観の中に閉じこもってしまうほど、どんどん世界が怖くなっていくんです。
「怖がることさえしなければいいんだ」っていう理解、認識の上で、様々な個性を眺める。
もし本当に怖いんだったら、関わらなきゃいいんだから。
関わらないまでも、興味や関心を持って観察してみる。
自分と違う価値観の人を否定する、攻撃するんじゃなくて、「観察する」って感覚で
自分とは全然違うんだなぁ
あの人はこんなに違うんだ?
あの人もまた、この人とも違うんだ!?
っていう風に、色々な多様性、違いを観察する習慣を身につける。
そうすると、「否定せずにありのままを観察する」って癖がつくので、自分自身も否定せずに、自分自身の個性も観察できるようになってくる。
そうすると、どんどん生きやすくなってくる。
無理に苦手なトークスキルや社交性を身に付けるって方向性に走るよりは、そちらの方が全然楽だと思うので、納得した人はぜひ実践してみてくださいというお話でした。
ぬいぐるみパパでした。
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自分オリジナルの幸せを明確にすれば実現しやすくなる
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
自分だけの好き、楽しいを明確にできたら他の声に振り回される度合いが激減するので例えどんなに意思が弱く、周囲に流されやすい気弱なタイプでも簡単に幸せになれる確率が大幅にアップします
誰の意見も気にせず、まず自分の本音と向き合いましょう
あなたの心、あなたの人生は自分だけのものです
というお話ですが、よく勘違いされてるのが「強い人しか夢実現できないのでは?」というもの。
芯の強い人、情熱に溢れてる人、どんな壁もガンガン乗り越えられる人やバンバンしゃべって交流できる社交的な人しか、夢は叶えられない、成功できないってイメージがあるかもしれないですが
実際は全然そんなことなくて、「どんな人でも自分の夢、自分の理想なライフスタイル、自分の幸せを手に入れることができる」というのが事実なんですよ。
ほとんどの人が実際に色んなパターンの成功事例を見たことがない、身の回りで聞いたことも直接そういう人達に会ったこともないから
「こんな自分ではダメに決まってる」と思い込んでる。
テレビでやインターネット、本や映画に出てくる「向こう側の世界の人」、メディアで言われているような成功者しかお手本がない、モデルケースがいないから
「ああいうタイプの人だけが幸せになれるんだろうなぁ…ああじゃないと成功できないんだろうなぁ…自分は全然違うから無理なんだろうなぁ…」って考えがちなんですよね。
まず「幸せになる」って基準に対して、ほとんどの人がぶれちゃってるという点については、こちらでも何度も話してますが
幸せって何かというと、自分の心が感じることなんですよ。
自分の心の中に、自分オリジナルの幸せ度を計る物差しがあるんです。
だから、どんな条件で幸せになるかっていう条件自体が全人類で共通に定められてる訳ではなく
あなたが幸せを感じて、心が満たされて、「あぁ、幸せだな…」となった時に初めて、あなたの幸せ基準や条件が満たされる。
条件ってのも変ですけど、あなたが実感した時が、あなた独自の幸せポイントに辿り着いたということ。
なので、これは他の誰にも分からない、あなただけが認識できるポイントなんです。
あなた自身が今まだ幸せを感じてないんだったら、あなたも分からないかもしれない。
でも、それ以上に、あなた以外に分かる人がいる訳がない。
ここが大事なんですよ。
自分に分からないことは誰か他の人が知ってるはず、と思いがちなんですが、答えは自分の中にしかないので他の人が知ってる訳でもなくて
他のモデルケースや誰かが言うことを参考にはできても、「それが決して正解ではない」って意識がまず非常に大切なんですよね。
自分自身の成功、自分自身の幸せは「自分の中にしか正解がない」
自分の物差しで計っていくしかないから、なるべく自分が嬉しかった事、楽しかった事を基準に、自分の幸せポイント、自分が至福感を得る感度を探ってみる
「私の幸せの物差しってこっち向きだったんだ!?」と今まで無自覚だった範囲まで意識を巡らせてみる
そういうのを自己対話っていうんですよ。
自分が幸せに感じる瞬間というのが、本来は記憶や感覚を辿れば必ずあるはずなんですが、それはもう忘れちゃってて全く分からないって人もたまにいます。
だったら、これから色んなことを体験していき、ちょっと楽しく感じた、本当にちょっとだけど嬉しく感じた、という部分にアンテナを張っていく。
「なるほど、自分の幸せってこっち向きなんだな」「ということは、自分にとっての成功もこっち向きを目指していくと手に入れやすいのか!」という風に、自分のアンテナ、自分の物差しをまず確認する作業から入るというのがすごく大事ですよね。
本来、誰かに指図される人生を生きるのが自分らしい人生な訳ではなくて、自分がせっかくこの世界に生まれてきたんだから
この自分として、ありのままの姿で、好きなこと、楽しいことができる人生にシフトしていく。
つまり「こうなりなさい、こうしなさい」と言われる世界観からは一切抜け出して、自分が心の赴くままに「こっちは楽しいなぁ、こっちへ進むとすごく気持ちがいいなぁ、これをやってる瞬間はすごく充実してるなぁ」ってルートへ向かう。
そっち方向へどんどん自分の人生、ライフスタイルを変えていくって作業が必要だと思うんですよ。
これってつまり、現実で実際に何をするか以前に、心の中、内面で何を求めているかっていう部分を明確にすることなんですね。
自分オリジナルの楽しい、自分オリジナルの好き、自分オリジナルの夢や成功を明確にし、はっきりと具体的に描けば描くほど実現は簡単になるんですよ。
これが曖昧だから、難しいんです。
みんな曖昧だからこそ難しくて、その難しい段階で無理にチャレンジするから、やっぱり有利なのは根性ある人や強い人、口が達者な人、目立ちやすい人、無茶できる人、という風にハードルがどんどん上がるんです。
なので、最初の基準をどれだけ明確にするかによって、そのハードルは自分で勝手にどんどん下げれるんですよ。
難しいと感じるのは、明確じゃないから。
本当に自分だけのオリジナルな願望がはっきりしたら、自ずとやるべき事も明確に絞られてくるので迷いもなくなる。
周りの誰が何と言おうと、「そんなの全然楽しくないじゃん!そんなの幸せじゃないじゃん!なんでそんなのがいいと思ってんの?」なんて言われたとしても、全然構わず
自分の軸をぶらさずに「いや、私はこうやって生きていくのが幸せなんです。こんな些細なことでも僕にとっては幸せなんです」って言い切れるくらいの、くっきりはっきりとした具体的な自分オリジナルの夢、自分オリジナルの幸せど真ん中なライフスタイルってのを確立しちゃうと
一切頑張らなくてよくなる、ありのままの自分だけ出せるようなので、最終的にはハードルすら消えて無くなり、「ただ生きているだけで幸せ」となっていきます。
これが事実です。
外を見れば見るほど、難しくなる。
基準を外側に置いたり、他人の物差しで自分を計るほどハードルは上がっていく。
自分の内面と向き合い、自分オリジナルの物差し、条件、評価基準を確立するほどハードルは下がる。
自分オリジナルの感性、「こっちに進むと幸せに感じるなぁ」と心のアンテナがどちらを向いてるか自分の心と相談しながら、チューニング合わせをしていく。
「あ、私って他の人と違い、こっち向きに進むべきなんだ!?」と実感できたら、そちらへ進む。
それができるようになると、逆にハードルがどんどん低くなって、あらゆることが楽になっていきます。
自分自身の内側と向き合い、本心から出てくる基準や物差しに従えば従うほど、どんどんどんどん楽に幸せになれる。
楽に自分の一番望んでいた思い通りの人生を実現できるようになる、って実感を本当にしっかりと感じられるようになってくると思いますので、ぜひぜひピンと来た方は試してみてくださいというお話でした。
ぬいぐるみパパでした。
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異なった価値観を受け入れる為にもまず自分を承認しよう
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
幸せに成功しやすい人は「非常に偏ってる」という特徴があります
できない事は全くできない、けど優れた所は尋常じゃない
実はこれ、誰でもそうなはずなんです
違いは「自分がそれを認めてあげれるか」
人に評価される以前に自分が承認しないと決して才能は開花しません
偏りこそオリジナリティです
ということですが、これはまさに今ここで表現してる通り、「何よりも自分自身が自分の偏りを認めてあげる、全部ありのまま受け入れてあげる」ってことが一番大切だと思うんです。
偏りって表現自体、何か悪いことのようにイメージしてしまう人も多いと思うんですが、人間は本来、得意分野と不得意分野、できる所とできない所があって当然ですよね。
でも、ほとんどの人がそれを自分自身で承認する、認めるっていうことに苦手意識を感じるんですよ。
何故かというと、今までの教育は「皆が同じことをできるように、同じ能力を持つように、同じ知識を持つように」という風に教えてしまってたから。
これは今までの歴史上、どうしてもそうせざるを得ない理由があって、そういう教育システムっていうのが成り立ってきたんですよね。
だけど、これからはテクノロジーが進化して、AIやロボットが人の代わりに色んな指示に従って作業できるようになる。
しかも、一台でたくさんの作業、人間の何十人分、何百人分をこなせるようになる。
さらにそれらロボットやAI、コンピューターを何台も会社に置く、工場に置くことができるようになってくる。
そうすると、「同じことができる」って能力は、もう人類にいらなくなるんですよ。
というか、もうすでにどんどんそうなってきてるんですよね。
ここに、今なお続いている教育システムと現状のギャップっていうのが生まれてしまっていて、それがどんどん格差に繋がっている
という事実を、分かってる人はもう何年も前から本やメディアでお話ししていると思うんですね。
そもそも、「人間らしさ」っていうのは偏りがあるからこそのものなんです。
人によっては、才能の特化した部分もあれば、苦手なところもある。
これは誰でもそうですし、もっと言えば健常者と障害を持ってる人でも「できること」と「できないこと」があるのは同じ。
これだって大きな目で見たら、他の人と何の違いもなく、健常者だから優れてるなんてことは決してない訳ですよね。
今世界中で言われているのは「障害を持っている人も、別にそれが劣ってる訳じゃなくて、普通の人と同じように「できること」と「できないこと」がある、ただそれだけの話。
なので、障害者って呼び方も変えようって方向性になってきてますよね。
そういう世界観の中では、偏りはあればあるほど人間らしいとも捉えられる。
何故かといえば、テクノロジーの進化だけでなく、社会的にも色んな文化や考え方、みんなの意識が進化したことによって、「できないことを補う」ってことが昔以上に可能になってきた。
昔にはできなかった「できない部分をカバーする」っていうことが、色んな分野で可能になってきたからこそ、みんなに優しい社会の実現が可能になってきた。
ユニバーサルデザインといわれるように、みんなが平和に、みんなが幸せに生きていける社会、世界を作っていきましょうって風潮がどんどん広がってる訳じゃないですか。
これはやっぱり、全ての人類が望むべき姿だと僕も思っているので、だからこそ様々な人の個性を受け入れるためにも、承認するためにも、自分の個性や偏りを自分自身が丸ごと承認しましょう、と。
まずは一番最初に、自分自身を承認してあげることが最も大切だなぁと思って、普段からこういうお話をしてるんです。
僕自身、自分の偏りや欠点、長所も短所も含めた自分の特徴、個性っていうのを丸ごと受け入れられるようになってから、他の人の偏りや個性、特徴を受け入れられるようになったんですね。
僕は以前海外に留学してたことがあるんですけど、日本で生活していたら想像もできないくらい、海外で様々な個性と出会ってきたんです。
様々な国籍や文化の人達と関わっていくと、中にはとんでもない(とこちらが感じる)考え方や常識の人もいる。
文化が違うんだから、当然全く違う発想で、とんでもない対応をされたりすることもいっぱいある訳ですよ。
でも、そこに対して、毎回毎回感情的になってしまってたら、何も問題は解決しないじゃないですか。
その環境に順応し、そこで幸せに生きていくためには、「全ての個性を受け入れる」っていう実践トレーニングが必要な訳ですね。
日本人は特に島国文化ってよく言われますけど、そういう風に自分達と違う人、ちょっと変わった人とうまく交流するっていう習慣が今までなかったから
海外から来る人達の文化を丸ごと受け入れる、という姿勢はあんまり他の国ほど慣れてないようにも感じる。
自分達だけで共通した価値観を認識できてればそれでいいや、っていうところはすごくあると思うんですよ。
良い意味でも悪い意味でも、自分達という仲間意識がすごく強いと思う。
でも、だからこそ「違う人を排除しよう」とか、ちょっと違うことをしたら「出る杭は打たれる」っていう文化も未だに多く出てしまっていて
それは仕方ない部分もあるけど、国際的に見たら「日本ってどうなの?」と言われる部分でもあって。
それが課題になってきてるんだったら、見直す必要があるのが今のこのタイミングなんじゃないかな、って僕自身も思うんですよね。
外の世界に出たら、もう個性派だらけ、みたいな。
日本とは全然違う空気が流れていて、これでも同じ歳か?って思うぐらい全然違う発想をする人達もたくさんいる中で、もう毎日が実践トレーニングのように、自分の心の器や解釈、視野っていうのをどんどん広げていかないと追いつかないぐらい、多種多様な個性がある訳ですよね。
そういうのを受け入れるためにも、僕自身がその実践の日々の中で身に付けたっていう部分もありますけど、とにかくまずは自分自身の良いところも悪いところも、長けているところも短所や欠点の部分も、全部丸ごと受け入れて「私はこんな人間です、こんな個性です」って全部丸ごと承認してあげる。
それによって、他の人の個性もありのままに受け入れることができるようになってくる。
というか、周りが先にそうしてくれてるから、それに倣うことができるんですね。
「僕には欠点があるけど、こんな長所もある。あなたはこんな素晴らしいところもあるけど、こんな短所もある。それはお互い様だよね。
みんなできることがあって、できないこともあって、当然だよね」という物差しで世界を見れるようになってから、自分自身がすごく生きやすくなったって実感があります。
皆どんぐりの背比べのように、同じ機能で、同じ特徴で、まるで工場のベルトコンベアに乗って完成形が作られるかのような教育を受けながら、みんな同じような性能のロボットになっていく、っていうのが古い日本の考えとして今まで学校教育の中で行われてきたんだろうけど
本来は皆それぞれ、絶対に違うはずじゃないですか。
みんなみんな個性があって、それぞれのやりたいことがあって、各々考えてることや望んでることがあって、しかも得意なこと不得意なこともある。
それを丸ごと受け入れて、「私はこんな人間です、背伸びのしようもありません。
無理しても仕方がない、この格好で、この特徴で、こんな長所があって、こんな短所もあって、欠陥もあって。
でも、それら全部ひっくるめて、私です」と認めることができると、「お互い様だよね」って心境、視点っていうのが育まれてくるという感覚を僕自身が学んだんですよ。
この考え方を自分自身にも採用し、誰か他の人と対応する時もその視点で相手と向き合っていくことを自分に習慣付けていくと、本当に生きやすくなって、どんどん人と関わることも楽になっていく。
怖かった対人関係もどんどん癒されていき、みんなが個性を承認し合える社会になっていけば、それこそあなた自身も、私自身も幸せになれるし、周りの人の笑顔も増えると思い、こんな実体験も含めて紹介してみました。
ぬいぐるみパパでした。
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似て非なる感覚を区別することで本心からの願望が明確になる
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
あなたが本当に望むものと、ないと不安になってしまうものは違います
ないと不安なものをいくら集めても幸せにはなれません
お金、友人、情報
本来は「あれば嬉しい」はずのものが「ないと不安」に入れ替わってる時点で何かおかしいと気づきましょう
知らず知らずに感情に飲み込まれないよう注意しよう
というお話ですが、普段からこちらで紹介している感情のメカニズムについて
「自分の心と向き合って感情をしっかり味わってあげることでクリアし、思考をニュートラルな状態にすると世の中が偏りなくありのままに見えます。
そうしたら自分が選ぶべき最適解が見えてきますよ」というお話をしていますが
今回はそれをもう少し具体的に解説していきます。
僕自身がこうやって心の内面やメンタルについて勉強したり様々なトレーニングを受けたり、自ら実践していく中で、すごく大切にしていることがあるんですね。
以前メンターから教わった事なんですけど、「区別する」ってことなんですよ。
私達の頭の中や心の中には形のないモノがたくさんあって、感情だったり思考というのはほっとくとごちゃ混ぜになってしまい、区別ができない、整理できない状態になってしまうんですね。
その整理できてない状態を人は混乱と呼んだり、うやむやで曖昧になってるから自分の手に負えなくなっちゃってる。
だから解決できない、もうお手上げだ!となってしまうんですね。
でも、何事もうまくこなす人っていうのは、頭の中で思考や感情が整理されていて、きちんと区別ができてる状態なんですよ。
自らのコントロール下にきちんと収まってる、というか。
例えば、心の中のメンタルの問題、「自分は今どんな感情になっているか、今どういう状況になっているか」というのを区別できてる人が、自分との向き合い方も他人との付き合い方も上手な人なんですね。
「今こうなっている…ということは、あの時のあれと同じだ!」とかって整理や区別ができていて
まるで頭や心の中に棚があり、自分の中のあれこれがきちんとカテゴリー別に整理整頓されてる状態。
「過去の記憶」と「今の現状」を照らし合わせることができる、きちんと区別できている。
(多くの人が区別できてないからこそ過去の感情に引っ張られてトラウマや苦手意識を感じたりします)
この区別っていうキーワード、ものすごく大事なんですよ。
僕もこの「区別の重要性」をメンタルトレーニング業界で初めて教わったんですが、僕が元々持っていたオリジナルの感覚でいうと、「似て非なり」って表現に近いんですよね。
僕は昔からこの「似て非なり」って感覚にすごくこだわるようにしてたので。
世の中のありとあらゆること、特に心をメインテーマとすると「似て非なり」って部分がすごく多いんですよ。
「この感じ…あの時のあれに似てるけど、ちょっと違うなぁ…」って感覚をしっかりと区別していく。
何故ならきちんと区別できなければ、人に説明することもできないし、相談された時に答えられないから。
そのためには、自分が常に実践してないといけないんですよね。
これって、勉強してるだけ、頭だけで知識を集めてるだけ人には絶対にできないんです。
今の時代、インターネットで自分の名前や個人情報を出さずに何でも発言できる世界ですよね。
SNSでも色んな人が知識武装し、知ったかぶってあれこれ話したりしてますけど、本当に経験を積んできた人、日々実践を積んでる人って、この「似て非なり」を見抜く力があるんですよ。
全部自分で経験してきてるからね。
頭だけで理解してる人、勉強だけで、机上の空論だけで語ってる人は、この実体験に伴うような繊細な区別ができない。
だからこそ、区別ってすごく大事なんですよね。
今回のテーマにお話を戻すと、「あなたが本当に望んでいるもの」なのか「望んでいると思ってるけど実は心配や孤独という感情に引っ張られ、ないと不安になってるだけ」なのか
この「ないと不安」という感情から生まれてる欲求なのか、本心からの願望、つまり自分の夢や理想に繋がる想いなのか、っていう区別をしっかりつけることで、解決策や自分が今後すべき行動っていうのが全然変わってきたりするんです。
あなたが本音、本心から望んでいるものを叶える、もしくは手に入れるんだったら、自分の夢を追いかけるってのと同義なので
それだったらいくらでも、自分のやりたいようにチャレンジしたらいいんです。
それを僕は、夢実現って呼んでるんです。
そっちに進むために「自分だけの好き、楽しいを追求しましょう」ってお話をしてるんですけど、「ないと不安だから、どうしても手に入れたい」ってのはそれとは全然違うんですよ。
こっちは、ネガティブな感情に引っ張られているだけで、「ないと不安」と思い込んでるけど「別に本心から望んでるものじゃない」んですね。
ここを勘違いしてるから、本心が望んでるものじゃないのに「ないと不安」だからお金が欲しい、「ないと不安」だから友達が欲しい、「ないと不安」だから情報をもっと集めなきゃいけない、って思い込んでる。
これらの願望に対して、人は頑張れません。
だって、自分が本心から望んでないんだから。
モチベーションが続かない、頑張れない、やる気が出ない、ってのは全部ここに共通してるんですよ。
単に、本心から望んでないんです。
本当にやりたいこと、本当に自分が叶えたい夢ってのが見つかっちゃった人は、もう誰が何と言おうと止まらないんですね。
「やる気が出る出ない」「モチベーションが上がる下がる」とかそういう問題、そういう次元の話じゃなくて、趣味や生き甲斐と同じだから、やっていないと気が済まない状態。
プラモデルに夢中な人、漫画に夢中な人、ゲームに夢中な人と同じ。
ようは、子供と一緒なんですよ。
童心に返った状態で、遊んでるのが楽しくて仕方ないから、「もうご飯だから帰ってらっしゃい」と親が言ったとしても、学校の先生が「宿題せずに遊んでるんじゃない」なんて叱ろうが何しようが、楽しいから延々とやっちゃう
っていうのが、本来の「本心から望むもの」なんです。
でもそうじゃなくて、「やんなきゃいけない」と思い込んでて、勉強したりお金をかき集めたり友達を作らなきゃと焦ってる状態って、「本当はこんなこと望んでない」と心は知ってるんです。
でも、脳は騙されてて気づいてないんです。
これはもちろん、自分が自分を騙してるんですけどね。
脳が騙されてて、不安や孤独な感情に乗っ取られた思考がそれを求めようとさせてるので、やる気なんて出る訳がないんですよ。
自分の内側で、頭と心で矛盾が生じてるんだから。
なので、まずは区別すること。
本当に望んでるのか、それとも望んでるように思い込まされてるのか
思い込まされてるとしたら自分が自分にやってることで、それはいつも説明しているように感情が思考を乗っ取っちゃってる状態。
だからこそ、その大本となる感情をクリアしてあげなきゃいけない。
なので、自分の心と向き合ってあげる。
そして、思考を一旦止める。
何故かと言うと、バグっちゃってる思考だから。
感情に飲まれちゃって、完全に占拠されちゃってる、占領されちゃってるから。
頭の中が不安や恐怖、心配や孤独、怒りなどに占拠されちゃってる状態では、どうしたってバグっちゃってるから手に負えないんですよ。
だから、一旦全て止める。
そして、深呼吸して、意識を下の方に降ろしていき、浮かび上がってくる感情それ自体を味わってあげる、本心が何を感じてるかしっかりと向き合ってあげる。
そうすると、感情がクリアになります。
感情が抜けた状態で、偏った解釈が一旦ストップします。
そうすると、改めてニュートラルな状態で自分が世界を見ることができる。
特に焦りもない、不安もない、この状態で「この平和な世界で私は何をさらに手に入れたい?」と自問自答してみると
「いや…特にこれ以上、お金とか友達とか気にしないかなぁ…」ってなるんですよ。
そこで初めて、自分の本当にやりたいことが見えてくるんです。
なので、まずは自分の感情と向き合う、これはいつも言ってますね。
そのためのきっかけ、ヒントとして「区別する」っていうキーワードを今回ご紹介してみたので、ピンと来た人は是非自分の普段の生活に取り入れてみてください。
これ、すごく便利なので、「区別する」そして「似て非なり」って感覚を意識し始めてみてください。
色んなことが違う風に見えてきて、きっと違う景色が見えてくれば攻略もしやすくなると思います。
ぬいぐるみパパでした。
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満たされてる自分で楽しい事だけ追求するのが本当の自己実現
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
過去の価値観だと「皆同じ」が幸せの大事な要素でしたが、これだけ自由に繋がれる現代は個人の本音こそが重要です
にも関わらず周囲と同じでないと不安な人は、明らかに自身の本音と感情が混ざり混乱してる状態
本当に皆と同じが好きですか?違う、不安なだけでしょ?
きちんと心と向き合いましょう
という話ですが、これは結構よくあるパターンで、本当に望んでいることなのか、ただただ自分の中に不安や孤独という感情や心の課題があり、みんなと一緒になりたい、誰かに合わせなきゃいけない、と思い込んでるのか
この「自分の課題から出ている願望」なのか「自分の本心が望む願望」なのか、区別がついてない人ってすごく多いんですよ。
伝わりますかね?
僕がいつもお伝えしている夢実現、自分にとっての楽しいを追求しようっていうのは、全てのネガティブな要素を解決した後の展開のことを指していて
自分の心の課題、寂しさ、孤独、不安感などを全部クリアした状態で、心が満たされている、これ以上何も望まない、今の自分に何の問題も感じないところからさらに望むこと
これが本心からの願望なんですよね。
自己実現とは、このことを言ってるんです。
もうちょっと分かりやすく言うと、悩んでいる人っていうのは現状はマイナスの状態だと仮定します。
プラスとマイナスって表現は僕もあまり好きじゃないんですけど、ここでは分かりやすい表現として使わせていただくと、自分は足りない、欠けてる、と感じてる人がマイナスな状態だとすると
そんな自分という個性を全部丸ごと受け入れて、足りなくないよ、こんな自分でいいんだよ、こんな自分こそが自分らしい自分なんだよ、とありのままの自分を承認できた時に、心が満たされゼロの状態になる訳ですよね。
マイナスが、一旦ゼロになる。
このゼロの状態っていうのが、善いも悪いもない状態。
あまり良い風に聞こえないかもしれないけど、ゼロっていうのが完璧な状態なんですよ。
ゼロの状態こそが、何も欠けてない、満たされてる状態なんですね。
ほとんどの人は、心が欠けちゃってる、お腹が空いちゃってる状態で夢を妄想するから「きっと自分の心が満たされるってのは大金持ちになることなんだろうなぁ」とか「すごい人気者になって初めて満たされるんだろうなぁ」って風に、過剰なプラスを思い描くんですけど
それは別に満たされてるんじゃなくて、逆のプラスに偏ってる状態なんです。
逆に言うと、別にそこまで行かなきゃ満たされない訳じゃなくて、人間というのは欠けてる部分が足りると満足するんです。
腹八分目というように、お腹が空いてる状態からちょうどいい状態になると、そこで満たされるんですよ。
それをゼロの状態って言うんですね。
なので、ゼロになりさえすれば、もうそこでクリアなんです、本来は。
それ以上のことを望むっていうのは、本当に楽しいことの追求、自己実現の追求っていう風にプラスへ向かっていく発想で、それは誰しもが行かなきゃいけない訳じゃなくて
そっちを目指さなきゃ幸せになれないとかじゃなくて
ゼロの状態でも十分幸せなんですね。
ゼロの状態というのが自分の欠けてる部分を補えた状態なので、そこからプラスを目指しましょうという話。
夢を追うんだったら、まずゼロの状態で満たされて、「私はもうこれ以上何を求めなくても満足だ。だって今困ってないし、心の傷も癒されてるし、本当に幸せだもの」という状態に一度なってから
「そんな私がこれからまだまだ続く長い人生の中で、何のために生きていったらいいんだろう?
悩むために生まれてきたのかない?いや、違うはず!
もっともっと自分だからこそ感じられる楽しいこと、気持ちいいこと、嬉しいことを追求していっていいはずだ!」
と気づき、新しいチャレンジをしたり、今までずっと叶えたいと思いながら蓋してた夢を改めて追っかけたり、っていうのが理想的ですよね。
なので、一番最初に目指すべきなのは、ゼロの「何も欠けてない」状態。
自分がもし今、悩みや不安や孤独を抱えているんだとしたら、まだゼロの地点に行けてないので、そのマイナス地点からいきなりプラスを目指すっていうのは2段階のハードルを越えなきゃいけなくなるんです。
この表現、伝わるかな?
一旦ゼロに行ってからプラスに向かうべきなのに、一気にプラスを目指すってなるとそれだけ感覚的にも距離が遠くなるから、あまりにも非現実的な事に感じるんですよ。
自分は足りない、欠けちゃってる存在だと思い込んでるマイナスな状態なのに「プラスを目指そう」っていうのはあまりにも無茶なんです。
だからストレスがかかる、だからものすごく頑張らなきゃいけない。
気合と根性だったり、モチベーションアップだったりというのが必要になってくる。
それはエネルギーの無駄遣い、非効率な遠回りだと僕は考えてるんですね。
なので、そうじゃなくって一旦満たされる。
十分満たされて、そこからさらにそれ以上の楽しみを追いたいなら追ったらいい。
でも、ゼロの状態で満足したら十分幸せで、もうそこでクリアなんだから、それで満足してもいいはずなんですね。
この区別を、ほとんどの人ができてないんです。
つまり、欠けている自分が不安で不安で仕方なくて追っかけている目標が「自分の本心が望んでる夢」と勘違いしている人がすごく多いので、まずは区別すること。
自分が今、本当はどうしたいのか?
「みんなと一緒に足並み揃えて進まなければいけない」と思い込んでるとしたら、それはあなた自身が本心から望んでいる夢や理想のライフスタイルではないんですよ、きっと。
それは、ただ不安だから、ただ孤独だから、って感覚ですよね多分。
なので、まずはそのごちゃ混ぜになってることを区別する、整理するためにも、自分の心と向き合ってあげる。
欠けていると思ってるということは、きっと孤独感や不安感があったりと、感情が原因となってそんな思いに囚われてしまってるので
そこはいつも言うように、心と向き合って、浮かび上がってきた「寂しい」って感情をしっかり味わってあげる。
そういう自分がいることを隠さないで、見て見ぬ振りをしないで、きちんと自分の中で承認してあげる。
他人にまでは見せなくてもいいけど、せめて自分自身は汲み取ってあげて、「自分はただ寂しいって感じてただけだったんだなぁ…」と理解してあげるんです、歩み寄って寄り添ってあげるんですよ。
そうすると、自分は背伸びして人と仲良くならなきゃいけない、コミュニケーションを上達させなきゃいけない、と思ってたけど「違う違う、それが本当にやりたい事じゃなくて、ただ寂しいと思ってただけだったんだ!」ということに気づける。
そこに気づけただけでも、すごく満たされる訳ですよ。
自分が「こんな自分ではいけない」って無意識に自分自身で否定してたのを、そうじゃなくて「そう感じてもいいんだよ」って受け入れてあげれるだけで、そのマイナスだった部分が一気に満たされてゼロの状態になるんです。
欠けてると思い込んでるだけで、実際は何も欠けてないんです。
実際は、いつでも満たされた状態になれるんです、人間というのは。
でも、それを「自分はマイナスです、自分は足りてません、自分は欠けています」と思い込んでしまってる。
これは、過去の思考パターンという無意識にやっている悪い習慣なんですよ。
なので、その思考パターンは働かせないようになるべく思考停止して、浮かび上がってくる感情を味わってあげる。
そうすると、マイナスという根拠がなくなるので、「あれ?私って別に欠けてる存在じゃなかったんだ…こういうことを感じても良かったんだ…こういうことを感じてる自分を認めてあげても良かったんだ…」となる。
これが、ゼロ状態です。
そのゼロっていうのが本来の完璧な、ニュートラルの自分っていうことなんですね。
このニュートラルな、可も不可もない、何も善い悪いもない、ゼロの状態でいると、自然と満たされて、「あぁ、これ以上頑張る必要もないのか。変わる必要もないのか。私は私のままでよかったんだ」って思えるようになる。
この状態をキープできるように内観トレーニングしていく、自分の感情と向き合ってゼロの状態の、本来の自分、ありのままの状態でいられるように、満たされた状態でいられるように練習を続けていく。
一旦満たされたらそのままでももちろんいいし、それ以上に何かやってみたいならチャレンジしてみてもいい。
「こんなに満たされてるなら、せっかくだったらさらに楽しいことを試してみてもいいよね」みたいに気軽にチャレンジできるような気分になってきたりもする。
そしたら、初めてそこから夢を追い始める、っていうのもアリなんですよ。
目指しても、目指さなくてもいいんです。
まずは、欠けていると思い込んでいる自分としっかり向き合って、受け入れてあげる、承認してあげるところからスタートすると、どんどん生きやすくなっていくので、是非実践してみてください。
ぬいぐるみパパでした。
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